第31回全日本ベンチプレス選手権大会
神奈川県小田原市で開催された第31回全日本ベンチプレス選手権大会に参加しました。
試合会場は小田原アリーナ。
検量時間は14時45分〜
試技開始は16時45分〜
小田原は、我が家から車で1時間20分ほどの距離なので、午前中はジムでストレッチをしてのんびり荷仕度を済ませてからでも十分間に合います。
大会に向けた練習は台風15・19号の被害の関係もあり、あまりギア練習は行えず3回ほどで仕上げました。
試合3日前には、職場で突然のギックリ腰になり試合を断念しようか悩みましたが、カイロプラティックを1日2件ハシゴして(笑)2日間全身のメンテナンスをしていただいて、当日はロキソニンで痛みを完全に消して挑むことになりました。
【ウォーミングアップ】
アップではしっかりとバーベルを受けても腰に痛みが出ませんでした。カイロのおかげです。
予想以上に調子は良く、今日はイケる!という感じ😊
第31回 全日本ベンチプレス大会 第1~3試技
【試合】
第一試技180kg 白1赤2 (失敗)
押すときに少しぐらつく。
主審×、右副審×、左副審◯
第二試技180kg 白1赤2 (失敗)
主審◯、両サイド副審×
マジか? 両サイド赤?・・・
正直これは自分で成功と思いました。これまで成功してきた試技と何ら変わらないが両サイド「赤」。
これはおそらくフォームを組んだ時の足の位置かな?と自己判断。修正して第3試技にかけます。
第3試技195kg (失敗)
主審◯、両サイド副審×
足を引くのが印象悪いと判断して足をいつもよりも前に出すフォームで挑んだ。主審のプレスコールが長く感じましたが195狙いのベンチシャツに着替えたので上がりはバッチリ!!文句なし!!
でもこの試技、バーベルを押す瞬間、尻浮いたのが自分でわかりました。あちゃ〜やってもーた^^;
3試技全て失敗、まさかの失格。
ここ数年間失格はありませんでしたので、かなりショックです。
このセッションで成功試技が少ないことが伺えます。
後からサイドの審判員の方からの話では、大臀筋のビク付き。第1試技、第2試技は浮きではありませんでした。
私のフォームは足を閉じないで開いて引くタイプ。審判によっては、足を引くフォーム自体が、もう既に尻が付いていないような認識の方もいます。今年成田で開催された世界ベンチプレス大会の試技(YouTube参照)では、世界各国多くの選手が足を引くフォームで結果を出していますが、国内では人によって認識の違いがあるように思います。
しかしながら、今回のミスを次に繋げるため、この事実を真摯に受け止め、改善に努めて今一度自分のフォームの検証をして行きます。
敗因は一番基本的な「誰が見ても成功という試技」を心掛けて練習をして来なかったこと。自分の気持ちの甘さからこのような結果を出してしまったこと。
フォーム改善なくして成功試技なし。
来年は結果を残せるよう、しっかりと練習を積んで挑みます。勝てば官軍負ければ賊軍です。
勝てば官軍負ければ賊軍
たとえ道理にそむいていても戦いに勝った者が正義となり、負けた者は不正となる。物事は勝敗によって正邪善悪が決まるということ。
*「官軍」とは、時の朝廷や政府に味方する軍勢のことで、明治維新で敗れた幕府は賊軍の汚名に泣いたという。