ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

久七商店「刺し盛り」

2011年08月22日 20時26分34秒 | 魚料理

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久七商店の刺し盛りです。今回は自宅から大皿を持ってきており、万全の体制で臨みました。その甲斐あって、量はバッチリです。ネタは汐子(カンパチの子)、黄金鯵、真鰯、カワハギ、ダルマイカ(剣先イカの子)でした。カワハギはもちろん肝付きです。写真では分かり難いですが、アルミの小分け皿に2人分入っているのがそうです。僕はカワハギが大好きで、1尾分の肝があればそれだけで日本酒2合は呑めます。肝をペースト状にし、少量のわさびを入れて、醤油でのばします。その際に醤油は絶対に一気に入れてはいけません。少量入れて様子を見、足りなければまた少量入れる、、、という作業の繰り返しで、十分な時間を掛けて練り上げます。そうしたプロセスも味の一部だと僕は思っています。カワハギの淡白な白身を肝醤油に付けて食べれば、極楽間違いなしです。カワハギも10年位前までは正直雑魚扱いで、割烹料理屋や寿司屋で1尾さばいてもらっても700~800円程度で、非常にリーズナブルでした。しかし、最近では値段も高くなり、1000円じゃ食べられなくなっています。残念ですね。漁獲も減っているのでしょうか?あるいは皆がその価値に気付き、市場価格が上がったのでしょうか?どちらにせよ、昔から食べている者にとっては残念な話です。まだ旬ではなく、肝も痩せていたのですが、それなりに堪能させていただきました。今度は冬場の、肝に脂肪瘤が付いたやつを是非食べたいです。イカはダルマイカでした。このダルマイカは、剣先イカの子どもなのですが、地域によって、アカイカ、ズンドウイカ等色々な呼び名があります。それだけ地域に密着しているイカということなのだと思いますが、それは裏を返せば「美味い」ということなのでしょう。僕の中ではダルマイカはイカランキングでダントツの1位です。身は薄いのですが、繊細で何とも言えない甘みがあって、これを1度食べたら、別のイカでは満足できません。2位のアオリイカを周回遅れにしての堂々1位です。妻はイカ嫌いだったのですが、ダルマを食べてからはすっかりイカファンです。汐子(ショゴ)はカンパチの子ですから、多少若くて脂の乗りが悪くても、間違いない美味しさです。天然物ですしね。黄金鯵はもはや久七の定番ですね。誰もが認めるブランド鯵ですから、間違いようもありません。沢山入っていたので、半分はつまの大葉を再利用し、生姜も入れ、タタキにしてみました。真鰯も、旬にはちょっと早いですが、十分に脂が乗って美味しかったです。これで4500円は反則的な値段です。価格破壊もいいところですね。勝山の海の恵と久七商店の心意気に感謝です。また近いうちに来ようっと。

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↑ カワハギの肝醤油

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↑ 自作「鯵のタタキ」



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