聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

「芸術の冬」を堪能

2007-01-28 22:32:54 | Music&Movie
 ☆音楽そして映画~「芸術の冬」をエンジョイ

 ・27日は15時から札幌交響楽団第495回定期演奏会へ
 ・18時20分から映画「不都合な真実」へ

 2本立て、「芸術の冬」でした。
 ●映画「不都合な真実」 公式サイトはこちらへ!!

 ◆札響 井上道義指揮でモーツアルトを3曲。モーツアルトイヤーが終わったというのに、あえて3曲ぶつけてくる井上の芸術性の高さに圧倒された2時間。交響曲は聴きなれているはずだが、ものすごいリズム感で聴衆をひきつける。いかに、モーツアルトが残した41曲の交響曲に普遍性があるかを再認識した2曲。25番と35番「ハフナー」。

 異色なのは、後半のK446 パントマイムのための音楽「パンタロンとコロンビーネ」である。なんとなんと指揮者自身の演出、振り付け、出演。61歳の井上氏が踊るわけだから、本当に異色。とにかく楽しい25分間だった。プロのバレーダンサー3名は本当に素晴らしいパントマイムだったが、井上氏の演技力もなかなかのものがある。こうした滅多に演奏機会のない曲にめぐり合えて幸せな時間だった。

 さて、映画「不都合な真実」。もと副大統領のアル・ゴア氏が地球温暖化問題をドキュメンタリーにしたものなのであるが・・・・・

 その熱意と信条はしっかりと汲み取りつつ、本当に科学的検証はすべての側面からされて映画化されているのかどうか、実はちょっと疑問を持つ。社会科学であれ、自然科学であれ、科学というものはおよそその真実を把握するまであらゆる批判的視座にさらされながら検証されていかねばならないものである。しかし、地球温暖化問題については、異常気象などの連続が温暖化を原因とするものではないという説もあるし、いやむしろ地球はたとえば1万年という長い目でみたときに「寒冷化」の方向に進んでいて、温暖化はその過程のわずか10年~20年に過ぎないという説も存在する。この映画の最後は、地球温暖化防止のために、「~しましょう」といういわば「徳目」みたいなものが、ずらずらと羅列されて終わるのだが、teacherは、いかにもそういうものが嫌いである。そういう意味でも違和感を感じながらの2時間あまりでありました。昨年末の「めぐみ」も、そうであったが、アメリカ制作のドキュメンタリーは、teacherには合わないな~と実感するのである。

 主に信頼するものには、恵みがその人を取り囲む。(詩篇32:10)

 ●みことばホームページ こちらへ!!
 ●オホーツク海網走沖~とうとう流氷で埋め尽くされました 冬本番!!

 2月は、どんな映画にしましょうか…奥田瑛二が監督した「長い散歩」に期待しています。

  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿