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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ゴドフスキー編曲のショパンの小犬のワルツ

2018-11-29 23:53:42 | ラ・プロムナード・ミュジカル
第48回プロムナード・コンサートの最後に演奏するのは、ゴドフスキー編曲の「ショパンの小犬のワルツ」です。
今回は、夜想曲を弾くことにしたので、3曲の夜想曲はどれもしっとりして抒情的でいい曲なのですが、最後くらいは楽しく…と、ちょっとおもしろそうな曲で締めくくることにしました。
ゴドフスキーと聞いて、一般の人でわかる人はいないかもしれませんね。
私も10年位前までは知らなかったのです。
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)は、ポーランド(現・リトアニア)のユダヤ人のピアニスト、作曲家、教師でした。
主にアメリカで活動したようです。
10歳の頃から演奏活動を始め、「ピアニストの中のピアニスト 」と呼ばれていました。
ベルリン高等音楽院に入ったものの、3か月でやめてしまい、ほとんど独学だったようです。
作品総数は、そう多い方ではないですが、編曲物が多いのも一つの特徴と言えるでしょう。
その編曲が、難しいのですよねぇ。
オリジナルの曲でも、ジャワ組曲とか、けっこうおもしろいかもしれません。
楽譜を見ただけで、なかなか弾こうという気にはならない…楽譜がややこしいのです。

もちろん、小犬のワルツの編曲も、ショパンの原曲より格段に難しくなっています。
何しろ和音の種類が豊富で、ややジャズっぽい和音もたくさん使われています。
なので、非常におしゃれな感じです。
他にもこの曲を編曲した作曲家は多いですが、たぶん、ゴドフスキーの曲が一番…だと思います。
とりあえずほかの曲もちょっと弾いてみましたから…。
どんなふうに変わってるか、そこもお楽しみいただけたら…と思います。


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