goo blog サービス終了のお知らせ 

マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

パソコン教室はクラフト系も

2016-10-15 23:44:09 | 日記
今朝起きると、喉が痛い…。
風邪をひいたという感覚はないし、昨夜寝る時も特に異常は感じなかったのですけど。
その後も良くなる気配はなく、午後のパソコン教室でしゃべったらさらにひどくなってきて、明日のコンサートに向けて体調が悪くなったら困るなぁ…と。
夕方、薬局に行ってとりあえず薬を買いました。
多少はマシなような気がしますが、果たして…。
のどスプレーも買って時々スプレーするとその時はスッキリするのですけどね。
強いて原因を考えるなら、ピアノの練習でしょうかねぇ…。
今回弾いている曲は特に「歌う」ということが必要で、ピアノを弾きながらやはり喉は酷使しているのかもしれません。
実際声を出して歌うわけではありませんが。

昨晩遅くまでかかって今日のパソコン教室の教材を考えました。
今年はエクセルを中心にやっているので、年賀状の季節に合わせてエクセルで住所録を作るというのをやりました。
関数を使ったり、初めに設定をしたりすると、けっこう本格的で使いやすいものができるので、今回と次の2回で完成させる予定。
私自身も、住所録で関数が使えることは知らなかったので、なかなか面白いです。
少しややこしいことばかりでは…と、クラフト系もしました。
私自身は興味ないのですが、世の中はハロウィンシーズンらしいので、ハロウィングッズを作りました。
「キャノンクリエイティブパーク」で素材をダウンロードして、ハロウィン用のバッグを。

キッチリ作るなら、用紙をしっかりしたものにしないといけないのですが、これはとりあえず普通紙です。
黒い袋を作ってから、イラストを張り付けます。
四角形の切り方だけなので、適当にでも作れそうなので、ちょっと応用してみるといいかもです。
ハロウィンだったら、この袋に飴とかお菓子とか入れてあげるといいですね。

ベートーヴェンに苦戦

2016-10-15 01:59:33 | コンサート
ベートーヴェンに苦戦しています。
16日のザ・シンフォニーホールで弾く27番のソナタの2楽章。
美しい曲なのにそれがなかなかうまく表現できないのですよねぇ。
たぶん、今までで一番苦労してるかも。
こんなはずじゃない…というのが正直なところですね。
派手な曲の方が弾きやすいのかもしれません。
フォルテ(強い)を鳴らすよりピアノ(弱い)の方が難しいですから。

さて、この27番のソナタが作曲されたころ、ベートーヴェンは大きな転換期を迎えていました。
ピアノ・ソナタはワルトシュタイン、熱情、告別などの大作を、交響曲も7、8番を発表した後、周囲の評価は高くなっていましたが、ベートーヴェン自身は、かつての湧き出るほどの創造力を失い、深刻なスランプ状態にありました。
さらに、聴力の喪失に加え、体力の衰え、年金の減額による経済的打撃なども加わり、発表する作品の数も少なくなっていました。
最後の大作に向かう入り口となった27番のソナタは、中期の様式とは違って、深い感慨のこめられた響き、はるかな憧憬を歌う旋律が特徴となっています。
2楽章はロンド形式になっていて、ロンド主題は極めて抒情的で美しい旋律です。
この美しい旋律を美しく弾くのにホントに苦労しています。
この27番のあと、28番から32番の後期の大作が作曲されています。

お勧めCD
スビャトスラフ・リヒテルのベートーヴェン:ピアノ&ソナタ第9番&第11番&第12番&第27番
菊地裕介氏のベートーヴェン:ピアノソナタ集 Vol.4 Ultima