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[今日の学習]
三年もすればそこそこ英語が話せるようになります。これが世界の常識です。
しかし日本だけは6年、10年学んでも話せない。
その原因は明確です。それは英語教育が五文型理論という読解のための文法理論だからです。
戦後アメリカの占領された時、彼らは日本の英語教育において自分の国のOnionの文法理論が使われていたことに腹を抱えて笑ったことでしょう。
このOnionの文法理論で学習していたら、日本が「英語で戦ってくることはない」と考え、明治時代から続く日本の英語教育の伝統は意図的に維持させた。歴史の皮肉ですが、アメリカにはすでに英語を話せるハワイなどを始めとする日系アメリカ人が多数いたのです。彼らに英語で命令を伝えれば済むわけです。
さて、私はこの五文型理論からの脱却を訴えてきました。私が著した著書のすぺては五文型理論ではなく、英語発想をそのまま伝えるものでした。おもしろいことにその内の2冊が台湾語と韓国語に翻訳されました。
私は台湾の事情はわかりませんが、韓国ではTOEICの成績で日本とアジアの最下位を争っていましたが、すでに彼らは日本を追い越しました。すでに韓国では日本を真似た英語教育から「話せるための英語教育」に転換したということです。
今回は、私は以下の3つの3冊を動画による教材として販売することにしました。
いずれも動画により音声を同期させることによって自然に英語発想を身につけることができるようにしました。
(1) 基礎編 基礎英語脳構築 英語の九九 英会話発想トレーニング
(2) 応用編 ムリなく話せるイメトレ英会話学習法
(3) 発展編 英語脳構築「オウム返し英会話学習法
このブログでは、(1) 基礎編 基礎英語脳構築 英語の九九 英会話発想トレーニングについての学習です。
(1) 基礎編 基礎英語脳構築 英語の九九 英会話発想トレーニングの動画には以下の記事があります。
このブログの記事では正確に再現できないので動画をご覧ください。
※動画の続き(8分10秒後)にネイティブによる音声が流れます。
英会話の九九・テーブルNo.1を使って
CHART 1
(意味)「~は 幸せよ」など
am, are, is was, were be being been
(1) I am well
(2) We are hungry
(3) You are tired
(4) You are hungry
(5) He is × sick
(6) She is lonely
(7) They are angry
nervous
busy
free
このようにドリルは続きますが、重要なことに気づいてください。
これら(1)から(7)まではファンクションフレーズです。一方右のwellやhungryなどは補語フレーズです。
この×は、この二つのフレーズの順列・組み合わせを示しています。
つまり、英文はこの二つのフレーズの組み合わせによって生産されるのです。
例えば、I amというフレーズは、well, hungry, tired などにもなり、Are youはangry, nervousなどにも結びつくということです。
これが私の指摘する「英語脳による英文の生産、つまり英語で話している状態」なのです。
左のファンクションフレーズによって、「~存在するのよ」と宣言し、右の補語フレーズによって状態などを説明することになります。ちなみに動画の[解説]にあるように、ある主体(主語)が「存在」するからには、それがドンナ状態かを説明する言葉が続きます。これらの言葉を形容詞と言います。
そしてここで重要なことに気づいてください。
あなたは、今までどれだけの形容詞をならってきましたか?
それらがこはとばとして運用できることになります。
ちなみに(2) 応用編 ムリなく話せるイメトレ英会話学習法では、以下のような形容詞が登場します。
(性格を表す形容詞)
brave 勇敢だ careless むとんじゃくだ
honest 正直だ unfriendly よそよそしい
cowardly 臆病だ cruel 残酷だ
generous 気前がいい good おとなしい
nice(=kind) 素敵だ、親切だ mean ケチだ
略
アマゾンの書評でぷりんさんが次のようにのべておられます。
「九九のように」反射的に九九のように出るまで、唱える。英語を話すときに、日本語からの変換が無くなって、「九九のように」出てくる。単語のみ部分的に入れ替えるだけ(応用)
実は、これが私の言う「英語脳による英文の生産、つまり英語で話している状態」なのです。
そしてさらにこのbe動詞系列の運用では、以下の五つのフレーズが運用されることになります。
(1) well (元気だ) (補語が形容詞)
(2) an office worker[office workers](会社員だ) (補語が名詞)
※複数の主語にはoffice workersを使ってください。
(3) at work (仕事中だ) (イディオム)
(4) doing the dishes (皿を洗っている) (現在進行形)
(5) liked by everyone (みんなに好かれている) (現在受身形)
実は、「英会話の九九・テーブルNo.1を使って」と言っているのは、上の(1)から(5)の現在形の運用なのです。
またドリルNo.1はbe動詞の運用のうちam, are, isという現在形での表現であり、さらに過去、未来、現在完了形といった基礎時制の運用を明示しています。
これについては次回にきちんと説明します。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
以下は、アマゾンの「最も参考になったカスタマーレビュー」からの引用です。
但し、この本は絶版となっています。
(『[九九]のように覚える英会話』CDBOOK 定価(本体1,800円+税)ベレ出版刊 中嶋太一郎著)
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頭で考えてはダメ。「九九のように」がポント!!!!!!
投稿者 ぷりん 投稿日 2014/8/29 形式: 単行本
私は、これで、英会話力が凄くあがりました。
前は、えっと~とか、伝えたいことを話すのに、すごい時間がかかりましたが、これを覚えてから、ポンポン出るようになりました!!!!
大人になると、あぁだこぅだと、理屈をこねて実際にやらない事が多くなる。
これは、まさしく。「九九のように」がポイント!!!
いろいろ考えない。。「九九のように」反射的に九九のように出るまで、唱える。英語を話すときに、日本語からの変換が無くなって、「九九のように」出てくる。単語のみ部分的に入れ替えるだけ(応用)なので、その部部だけなら考えても、数秒のロスにしかならず、英語を話すストレスが激減した。
●リズム的に体でそのまま覚えやすくできてるので、例文がまとまり(あいさつ関係、レストラン関係などの)が無いのは、しょうがない。 まとまりのある例文だと、リズム暗記に適さないでしょうね。
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以下は関連するブログです。
英語脳構築 英語の九九 英会話発想トレーニング
ムリなく話せるイメトレ英会話学習法
英語脳構築「オウム返し英会話学習法」
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