※ 「英会話音読ドリルの６つのテーブル」は、このブログの左のリンク欄にあるブックマークにあげた「英会話の九九テーブル 入門編」をクリックしてください。またこのブログに戻るには、プラウザの「戻る」でお戻りください。
まず、[テーブル No.1]について述べた以下の文をお読みください。
これは、テーブルを丸暗記する子供たちの情景が述べられています。
●子供たちがジェスチャーで楽しくOUT PUT学習
Kenny:私がある児童英語を教える教室で、このテーブルを覚えさせたことがあるんだ。私がIと言い、子供たちがI amと答える、さらにYouと言い、子供たちがYou areと答える。しかもこれをジェスチャー付きでやったんだ。I amと言ったときは自分の手を胸に、You areと言ったときは目の前の相手に指差し、あるいはHe isやShe isと言った時には、友達の男の子や女の子を指差して。
中嶋:子供たちは喜んだろ?
Kenny: とてもね。そんなことをやらせて、次の段階でAre you happy?(君たちはHappyか?)と呼びかけた。子供たちは、やはりジェスチャーを共にして、I am happy. You are happy. He is happy.などと口々に言ってた。とても楽しい授業になったが、うるさかったよ。
でも私がもっと感動したのは、子供たちの一人が「先生、英語で「お腹がすいた」てなんて言うの?」聞いたんだ。すかさず「Hungryだよ」と教えたら、またジェスチャーで、I am hungry, We are hungry, You are hungry.などと言ってたよ。
中嶋:いいね。こんな授業が学校英語に広まればいいんだけど、とてもムリただね。
●英語脳、英語の回路ということ
中嶋: ネイティブの子供たちは、日常生活の中でFine?(元気なの?)、All right?(大丈夫?)、Afraid?(怖いの?)、Cold(寒いの?)などがどんな意味か身につけていく。それらをAre youやIs heなどのファンクションフレーズで具体的にOUT PUTすれば表現が拡大するすることも身をもって体験していくことになるんだね。
Kenny: それが彼らの頭が英語脳になっていく、つまり英語の回路ができあがるということだね。
中嶋: そうなんだ。私たちは英語環境にいないからすぐに英語脳や英語の回路を持つというのはむずかしいことだ。でも少なくとも私たちもFine?(元気なの?)、All right?(大丈夫?)、Afraid?(怖いの?)、Cold(寒いの?)などの意味をイメージできて、例えばとっさにそれらにAre you, Is sheなど場面や状況に応じたファンクションフレーズを結びつけることができたら、それが英語脳、英語の回路を身につけたということだ。少なくともあなたが教えた子供たちの頭には小さくても英語の回路ができてたと言えるね。
次の言葉の意味をイメージしてください。
Fine(元気だよ)、All right(大丈夫だよ)、
Afraid(怖いよ)、Cold(寒いよ)
●【英会話の九九・テーブル No.1】について
これは、主体(主語)の現在における「存在」を表現するテーブルです。
[Table No.1]には[Group A][Group B][Group C]があります。
まず先にあげた語句を、以下の手順にしたがってテーブルのフレーズに続けて表現してください。
(手順1)[Group A]を使って 肯定形での表現
Leaderが、先にあげた4つの語句から、例えば、fineと言い、それに対して暗記した(1)から(7)までのフレーズを順に表現してもらってください。
例 fineを使って
I am fine.
私、元気だよ
We are fine.
私たち、元気だよ
You are fine.
あなた、元気だだね
You are fine.
あなた方は、元気だね
省略
(手順2)[Group B]を使って 否定形での表現
Leaderが、先にあげた4つの語句から、例えば、fineと言い、それに対して暗記した(1)から(7)までのフレーズを順に表現してもらってください。
例 fineを使って
I am not fine.
私、元気じゃないよ
We are not fine.
私たち、元気じゃないよ
You are not fine.
あなた、元気じゃないね
You are not fine.
あなた方、元気じゃないね
省略
(手順3)[Group C]を使って 疑問形での表現
Leaderが、先にあげた4つの語句から、例えば、fineと言い、それに対して暗記した(3)から(7)までのフレーズを順に表現してもらってください。
例 fineを使って
Are you fine?
あなた、元気なの?」
Are you fine?
あなた方、元気なの?
Is he fine?
彼、元気なの?
省略
(手順4)[Group C][Group A][Group B]を使って 応答の表現
Leaderが、[Group C]の順にしたがって、以下のように聞き、それらに答える人は、Yes,かNo,で答えてください。
Leader: Are you fine?
A student: Yes, I am. または No, I'm not.
Leader: Are you fine?
A student: Yes, we are. または No, we aren't.
Leader: Is he fine?
A student: Yes, he is. または No, we isn't.
省略
これは、(3)から(7)までのフレーズを使いますが、慣れてくれば、主語(主体)を代えて表現してください。
Leader: Is your husband fine?
A student: Yes, he is. または No, he isn't.
Leader: Is your wife fine?
A student: Yes, she is. または No, she isn't.
Leader: Are your parents fine?
A student: Yes, they are. または No, they aren't.
省略
※答える場合は、常にhe,sheなど代名詞で答えます。
「[九九]のように覚える英会話」は、「グループ学習の勧め」という項目を設けていて、ご家族やグルーブなどで使っていただけます。
●●グループで学習すればさらに効果的に
この本で一人で音読しているとむずむずしてきます。それは、英語が簡単に話せ、それを誰かに伝えたいという衝動が起こってくるからです。語学の学習は、やはりことばのキャッチポールです。キャッチボールだからより学習が楽しくなります。そんなとき、ぜひとも周りの人を巻き込んでください。
友人同士、ご夫婦、親子、あるいはグループで行ってください。
「[九九]のように覚える英会話」より
(手順5)[Group C]を使って 疑問詞の疑問形での表現
Leaderが、先にあげたhereなど4つのことばを選んで、例えば、How are you?と言い、それに対しfineなどで答えさせてください。
例 Howを使って
Ques. How are you?
「あなた、ご機嫌いかが?」
Ans. I am fine.
元気だよ
Ques. How is Bill?
「ビルは、ご機嫌いかが?」
Ans. He is fine.
元気だよ
Ques. How is Lucy?
「ルーシーは、ご機嫌いかが?」
Ans. She is fine.
元気だよ
Ques. How is your husband?
「ご主人は、ご機嫌いかが?」
Ans. He is fine.
元気だよ
Ques. How is your wife?
「奥さんは、ご機嫌いかが?」
Ans. She is fine.
元気だよ
Ques. How are your parents?
「ご両親は、ご機嫌いかが?」
Ans. They are fine.
元気だよ
Ques. How is the weather?
「天気はどうなの?」
Ans. It is fine.
天気だよ
省略
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自由な英会話をと私(このブログの配信者)が著わしたのが、以下の著書です
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●読者の方からの感想メール以前 ファンクションメソッドを購入しましたが、最近あらためて『九九で覚えるー』を読んで勉強しています。色使いもとっても見やすく英語練習に重宝しています。これは英語学習者にとって、もっと注目されていいものだ！と思わず本屋で熱くなりました！
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