Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

朝青龍報道と報道被害

2007年08月30日 03時08分29秒 | 日記
日本のマスコミはけっして報道機関ではない
それは本当だったんだ

やっぱり私は、子供だったんだな、意外と真に受けているところがあったから
もしかしたら全部嘘かもしれない・・・・

しかし彼らは情報を伝える手段をすべて握っている
彼らは神様だ 給料も高い

テレビと新聞で真実を知ることはないならばずっとネットでいいかな、サッカー以外は

マスコミ報道被害がものすごいという評判は聞いていた本当に、連日の報道は、正体さらけだしという感じだ

新聞をかえよう
テレビ番組も天気予報だけでいい
サッカーはCSがやるし、バラエティーも見られる

BSハイビジョンで美しい番組を見て音楽を聴いて
人生楽しいほうがいい いじわる番組はもういい

ただ少しだけ救いだったのは、関西の良識あるワイドショー
彼らの番組はいつも、バランス感覚にすぐれているいい番組だ
T○Sはひどいけれど、M○Sはがんばってます 最後の良心といっていい

でももう信じられない裏切られるから信じたくない
マスコミ恐怖症はもうなおらない

朝青龍問題も識者ほど無責任?

2007年08月27日 01時35分00秒 | Weblog
お亡くなりになった河合隼雄先生の著書を整理していてふと開いたページを見て笑った。

「人がついとらわれる心の錯覚」 講談社+α文庫 安野光雅+河合隼雄
(ここから)
"識者ほど無責任"
河合 神戸で起こった中学生による殺人事件でもそうだけれど、
 ああいう事件が起きると必ず学校の責任とか親の責任が云々
 されるでしょう。簡単にコメントするのはほとんど不可能だと
 思うんだけれど、ああいうことをしたがる人というのがいる
 んですね。
安野 いわゆる識者が出てくる。識者くらい無責任なことを
 言う人間はいないと思う(笑)。
 やれ学校がいけないとか、テレビがいけないとか、漫画が
 いけないとか。よく言うと思うね。
河合 事情なんかわからなくたって、しようと思ったらなんで
 もできますから。言う分には、なんとでも言える。
安野 言っても、そのことを新聞記者がまたまとめて短くして
 載せちゃうでしょう。
 そんな十行くらいで書けるわけがないんでね。だから
 わたしはああいうときは絶対にコメントしないことにしている。
河合 とくにひどい新聞記者は、最初から書くことを決めて
 いますから。それで、自分の書いていることなのに、自分の
 書いたのでは権威がないので、それに有識者の名前をつける
 わけ。「先生、こうですよねぇ」と言うから、「ええ、まあ」
 なんてうっかり相槌を打ったら大変だ。みんなこっちが
 言ったことにされちゃう。
 だから、神戸の事件にしても、臨床心理の人はほとんど
 コメントしていないと思いますよ。
 ぼくらみたいな臨床心理の人間は、体験的に個々のケースで
 それぞれ個別の事情があるってことを知っているから。
 ところが、本だけを読んでいる人なら、なんだって言えます。
 しかも、それを唯一の真理みたいにして言うでしょう。
 そうすると、聞くほうにしたら、ほんとうにそうかと思って
 しまう。
 ぼくらのところに、これはものすごく悪いやつだと言って
 連れてこられるのがおるけど、実際に会ったら全然違うん
 ですよ。
 しかも、ぼくらは半年とか一年とか継続的に会って行くわけ
 だから。すると、一般の人が見ているのとまったく違う姿が
 出てくるんです。
 だから、有識者とか、マスコミとかが言っていることは、
 まったくあてにならない。
 そういうことをぼくらはいやというほど体験しているわけです。
 そんな簡単に言えるはずがない。
(以上で引用おわり)
テレビでぺらぺらしゃべる精神科医の先生やその他の識者を
信用するのは危険なんだとあらためて笑って戸棚にしまいました。
今回は、朝青龍の底抜けに楽しそうな顔のサッカーをどじな
横綱だなぁで笑う、ただ単なる笑いどころだったのかもしれない。
そこでやぼに怒るから、ナンセンスな話になっただけのような
気がする。
テレビ局も笑い飛ばせるような状態で帰国できたらいいね。
楽しい話題のほうがスポーツはいい。

朝青龍報道してる局の電波停止して~

2007年08月26日 20時40分58秒 | 日記
もうやだ!下記がジョークなんだったら、そう教えてください!

放送法

第1章の2 放送番組の編集等に関する通則

(国内放送の放送番組の編集等)
第3条の2
 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところに
よらなければならない。

1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

朝青龍を精神的ボコボコにする日本社会-マスコミ

2007年08月24日 22時17分00秒 | 日記
チャリティーサッカーをしていたビデオ画像から仮病疑惑を持たれたこの問題、

1.腰椎疲労骨折は無痛である場合が多い→仮病であるという根拠はそもそも存在しない

にもかかわらず、テレビの影響でいつのまにか日本中、仮病でサッカーになっている。いくらなんでも洗脳されやすすぎないか??

2.精神科医の診断結果も仮病となっている(モンゴルに帰国するため)

根拠がない。根拠がなく憶測だけで中傷するのは間違っている。

どの疾病でも仮病がありうる確率と同じ確率で彼の仮病はありうる。

もちろん、心の病を逃げ場所にするのはよくないが、反対に本当に心の病である人をいわれなきバッシングをするのはいけないことだ。心の病の人でも、責められるべきことは責められるべきだ。しかし、マスコミがはやとちりした仮病疑惑は根拠が最初から存在しないし、それにつられてでてきた人格攻撃はただのいじめだ。

横綱が発言しないまま、テレビは裁き、批判した。みんな鵜呑みに賛同した。彼が発言しないまま、なにをしてもずるいといわれていく。魔女狩りのように。

彼はただたんに、仮病と騒がれるような誤解される行動をとったという過ちをしただけそれだけで、抹殺の刑。


日本人は、彼が自殺でもしない限り、自らが憶測による攻撃をしていることを認めないだろう。相手に対しては憶測で罪を断罪するけれども、憶測でいじめる自らの品位は一度も問うことはない。

彼がモンゴルにビジネスのために帰りたがっていて、そのために芝居をうっているというのが本当に合理的な理由でありえるのか、考えたことがあるのかな?

日本はすみにくい。ずっとこんな調子だ。気に食わない人間にはとことん厳しく、気に入った人間は重罪でも不問だ。

さくらパパ?どうでもいい。彼は元からああいう遊び人なのはみんな気がついていたことだ。どちらもばかばかしい。もっと大切なことがあるのに、なにを煙幕くらっているんだ

誰か教えてほしい。客観的に、彼はいったいなんの罪でこんなに叩かれ、裁かれているんだ?

朝青龍とマスメディアとワイドショー

2007年08月23日 01時08分20秒 | Weblog
色々と朝青龍のことを書いたけれど、とんでもないものを見てしまった気がする。
メディアが1個人をどのように叩きのめすのか、刻一刻と目撃してしまった。

ものすごい衝撃と、恐怖と、日本のマスコミが今どういう状態にあるのかを知って
その未開さに正直・・・驚いた。なによりも、恐怖。

マスコミが今回得た最大の財産は、視聴者にその権力を見せたこと。
恐怖を持たせたことだと思います。

コメンテーターの発言なので局は関係ありません、ですか。。。

たとえ、今後、訂正報道をしても、元々個人を叩いて暇つぶししている大衆は
いつまでも「朝青龍は仮病を使ってずるをした悪い奴」と思うことでしょう。

今日、関西で最も良識のあるワイドショーであると思って視聴していたお昼の番組で
女性のお笑い界のタレントが、この問題に連日触れて公共の場所でコメントする機会
にも恵まれているのに、「ずる休みをして」というコメントをしていて、
もう、このずる休みという事実は、多くの方の事実になってしまったんだなと
あきらめてしまった。

どんなことも、そうなんだ。放送というものの真の権力は、ここなんだ。
「大衆の心に一度強く残った印象は訂正不可能」

もし私が徹底して彼らに異議を唱えれば、いつか私の隙をみつけて私を破滅させて
やろうと思う輩があの方々の中に生まれる可能性があり、私は抹殺されうるのだと
いう恐怖。。。。

マスコミに勤める方のブログには、私憤がたくさん書き込まれていた。そしてそこに
書き込まれている言葉とおりに、彼はおとしめられたのだ。それを読んでしまった以上、
この国のマスコミを信じることはもうない。

そんな公正さのかけらもないブログを削除しないマスコミは、マスコミとしての節操を
捨てている。
スポーツ新聞は大手新聞やテレビ局と資本関係があり、表裏の関係だ。つまり、
一体なんだ。
もちろんどこの国のマスコミにも裏はあるし、純粋なものなどありはしないだろう。

でも、これはかなり、異常な事態なのではないのかな?

触らぬ神にたたりなし。

恐れをなして、しっぽをまくよ。逃げなくちゃ。ひれふすよ、謝るよ、従うよ。
服従するよ、口答えしないよ、降伏するよ、従属するよ。

みんな黙る。沈黙が世界をおおう。みんなネットにこもる。そして静かになる。

仮病「疑惑」の調査なし。根拠なしか?虚偽報道疑惑・朝青龍問題

2007年08月10日 02時17分15秒 | 日記
現代は真実の罪よりも、人々が罪と思うか思わないかのほうが大切な時代だ。
いわば、PR戦の時代。実際はこちらが犯罪をしてても、マスコミ戦略がうまいもの勝ち。
映像の編集は要注意。彼らはプロらしく、印象を操作する。

PR戦に一番勝てる手法は、うまく民衆の同意を誘い、欠席裁判に持ち込むこと。だから軟禁された側、圧倒的に不利。
その人の言い分は一切いわせない状態にして、マスコミの中で欠席裁判を進め、民衆の心に完全に朝青龍「悪印象」をうえつけて、彼が本当のことを言明してももうひるがえらないところまで待つ。

日本とモンゴルとの中が悪くなって喜ぶ国は、多いし。今モンゴルはじめ中央アジアはすごく経済発展していて、その資源の奪い合いは熾烈。今、すごく喜んでたりして。

マスコミは、仮病疑惑論が実はなんの根拠もなかったことに気がつくと、「すりかえ」の準備をはじめている。
今度は無断帰国や巡業不参加がそもそもの問題だったのだというもの。
相撲協会は誤解をまねくような行動をしたから処罰をくだしたんだけれどね。はっきり「誤解」っていってんのに、誤解してるんですけれどっていわれたほうはまだ報道をやめない。しつこいなぁ。

気の毒な被災地や悲劇の夕張をお見舞いしない善意のないやつというふうに視聴者に印象つけるベタな映像演出をしているように感じられる。そもそも彼は日本の地理、わかるかな。上越夕張。。。勉強できなさそうなきが。

またまたわからない。どうしてそういう理屈になるのか。いんねんじゃないの?誰か教えてください。

1.朝青龍は休場所の許可をもらっていたらしい。
  →それであれば、帰国は自由。どうして勤務時間外に居る場所まで
拘束されるの?実家に帰っちゃいけませんって、そういう契約あるのかな。
慣習あるの?昔横綱が、どこか娯楽地であそんでいたとかよくあったことじゃないの?
   急に格調高くなったのはなぜ?
   会社で怪我の休養が必要で休む許可とって無断で実家帰ったら罰せられましたって・・・・
   どうして許可とらなくちゃいけないんだ・・・。


2.朝青龍がサッカーしていたのは、巡業前である
  →どうして巡業をさぼってモンゴルにいたというふうにとらえられてるのかな。。。

3.巡業にこなくていいといったのはある仲の悪い親方だった
  →参加していただかなくて結構っていわれて参加しなかったのに、なんなんだ。

4.怪我は仮病ではない。それでも巡業に帯同するのが美徳
→じゃあシンプルにそのときにそういえよ。
   

ちょっとまった。あの映像がなければ、別に、怪我の治療のため休業、モンゴルに居ますでなにもなかったんだよね。。。巡業先の人たちからクレームがくることなかった。

じゃあ何が問題っていったら、楽しくサッカーしたこと、だけ?怪我してたけれど、腰の症状、大して痛くもないからサッカーしただけなんだけれど、そんだけですか?つまり、仮病と勘違いした人たちがさわいだからこうなっただけ?

テレビ局が疑惑疑惑と、調査しないでずっと続けて流したばっかりに、疑惑は実質悪い奴というインプレッションになった。みーんな不愉快な誤解をした。誤解をまねくような放送をした放送局は、やっぱり私刑(裁判抜きの処刑)を実行したんだなぁ~、無知ゆえに、疾病に対する偏見をこれでもかと垂れ流して。
腰おってるものには大変迷惑で名誉毀損だよ。私まで仮病呼ばわりかい。

横審のばあちゃん、相撲に対して愛が感じられない?私はあの強さが彼の答えだと感じるよ。っていうか、いいたいほうだいだね、品位って。品位を問えるほど品位高いんだ。うらやましいねぇ。
っていうか、今度は愛着が感じられないにまで問題発展中ですか?じゃあはっきり、

私あんた嫌いだ

っていったらどうですかい?それとも彼に人格の文句をいったら、おばちゃんの理想の相撲取りになってくれるのかな。人格まで操作できないだろう。ロボットかい。いいじゃん、たまに、荒くれ横綱がいたって。今まででもいたし。
そういう人格ではこまるというのなら、そういう人をさんざん利用して横綱にしたくせに。横綱にした人が責任を、品位あふれる武士道精神を発揮して切腹してとってくれい。それで儲けた金かえしてくれ。

今日迂闊にも、正午、ちょっとだけ民放を見た。

朝青龍の母が、「その国のしきたりにそえてこそ本物のチャンピオンです」といっているところを、前後の文脈無視でそこだけ抽出して報道。なにをいいたいか。視聴者はどうとらえたか。
「問題は仮病じゃないんだよ。仮病でなかったとしても、君の母の言うとおり、しきたりにしたがうべきであって、それが問題なんだよ。」

ってメッセージ性をもたせた。今度はしきたりの問題まですりかえかい。

・・・トイレではいたよ、朝日さん。ここ最近、マスコミの汚さが怖くて、朝青龍の報道を聞くと恐怖で顔がひきつる。
私がもしなにか生意気で目立つことしたら、こんな欠席裁判で、完膚なきまでに叩きのめされるのかな。

こんな憲法違反のしきたり集団ごめんだよ。相撲の弟子になどだれがなるかい。もう相撲、おわった。とっくにおわってるかな。

朝青龍の心を破壊した罪は誰の責任なのだろう

2007年08月08日 00時33分20秒 | 日記
朝青龍が今坂康志医師に急性ストレス障害(急性ストレス反応)と診断されたようだ。四週間以上続くようであれば症状はより深くなり、PTSDも懸念される瀬戸際の状態だ。

・・・・当たり前だろう。これだけテレビやインターネットで見知らぬ人外国の人たちから、よく事情も知らないのに叩かれまくるなんて、強い恐怖と、軟禁状態のまま抹殺されるのではという恐怖を感じるだろう。
これで平気でいろとか、こんなに精神力が弱いやつは横綱にふさわしくないとかいうひとたち、・・・気が狂ってしまわれたのか。

いじめ事件があったら、このコメンテーターたちはいじめで自殺した人に同様の発言をした人たちに向かって、ひどいやつらというのだろう。だが、今、彼らはそれ以上にひどいことをしている。
子供たちは、この大人たちのテレビを使った壮大ないじめを見て、今まさにお手本にしている。

"気に食わないと思っていたやつがちょっとへまをやったら、完膚なきまで叩き潰せ。
少しの過ちも許すな。根拠はあやふやでいい。つけこめ!それどころか、水に落ちた羊は叩きつぶして沈めてしまえ。
相手が抑うつ?自分で巻いた種だろう。てめぇなんざやめちまえ。自殺してもしったこっちゃねぇ、お前の態度が生意気だったからだ。反省しろ。二度と学校へくるな。"こういうメッセージが画面から流れて人間の原始的な破壊衝動を心の底でかきたてている。


朝青龍がなにをした?仮病の証拠はなにもない。それどころか、腰の疲労骨折は半分以上の人に痛みはないのは前日の日記で書いた。草サッカーなら普通にできる。患者によってはプロサッカーを無自覚のままやってしまう人もいる。草サッカーやったビデオは仮病の証拠にならない。

ましてや、場所があった中京地方のちゃんとした病院の、日本脊椎脊髄病学会指導医の先生の診断書が嘘だという証拠はどこにあるのだろう。先生に対する侮辱にはあたらないのだろうか。

ますますわからない。じゃあマスコミやテレビコメンテーターは朝青龍のなにに怒って、テレビ裁判で即決で彼の人生と精神粉砕の実刑をくだし実行したんだろう?
いったいなにに怒って、彼の人格攻撃をしていらっしゃるんですか?昔まげを握って相手を倒したから?昔、無礼なおこないをしたから?そういう人物に対しては、確たる証拠もなしに、テレビで集団リンチぼこぼこ状態にしてもいいというのなら、恐ろしくてこの国に住めないし、テレビはスカパーだけにする。

民放の視聴時間が減っている理由をゲームや携帯電話のせいにばかりしているけれど、私は違う。最近プラズマを購入して、ハイビジョンの美しい風景の番組やドキュメンタリーを見るようになった。映像の美しさは心を癒す。

それに正直、失礼をかえりみず苦言を呈せば・・・「程度が低い」

テレビタレントが評論家のようにコメントをする報道はもうかなり古く危険で、ありえないのではないだろうか。他国でもこのような番組を朝から垂れ流しているのだろうか。
たとえば、みのもんたさんは一生懸命かもしれないが、彼にいつも正しいずば!をやれというほうが無理難題だ。彼は神様でもプロのジャーナリストでもなく、超一流のエンターテナーであるだけだ。

そういう番組は深夜だけでいい。お昼間に、事実関係をまったく調査していない人間が、発言する対象に対してまったく予備知識のない人間が、映像やマスコミが今までの歴史でどれだけ罪深い行為をおこなってしまったのかという事実も知らずその責任の重さを自覚しないままに、その罪深い行為を無邪気に再現してしまっているのは、なにも学ばない愚かな行為だ。

正直、あるある大辞典以外のそういう要素のほうが、ずいぶん問題だと思う。あるある大辞典はあまりのありえなさに笑えたけれど、無知や誤解からくる人格攻撃は笑えないのです。

コメンテーターのみなさんは、相撲の決まり手、何パーセントであてられますか。相撲をテレビで見ていたら、子供でも覚えます。試してみてください。あなたたちがいままでどれだけ相撲に興味があったのか、私は知りたい。

朝青龍を仮病と誤報し続けるマスコミ・集団ヒステリーになる日本人

2007年08月07日 02時17分43秒 | 日記
朝青龍がいつのまにか仮病になっている。巡業「前」の時期に草サッカーをうれしそうにしていたからだ。
テレビタレントはワイドショーでコメントする。「腰おっててサッカーできるわけない」「仮病」「嘘の診断書書いた医師は罪にならんのか」
サッカー評論家はいう。「腰骨おってて絶対サッカーなんかできっこない。」

インターネットで検索すれば、2秒でわかる。腰椎疲労骨折、つまり「腰椎分離症」のことをさしていると思われる。
どのような怪我かAll About(http://allabout.co.jp/health/backache/closeup/CU20061221A/index.htm)より引用した。(ここから)
「子供の頃にハードなスポーツをするなどして、大きな負荷が腰部にかかった場合の疲労骨折ではないかと言われています。」
「腰椎分離症では、主に腰を後ろへ反らせると腰の痛みを感じます。長時間立っているような場合でも腰がつらくなります。しかし、腰椎が分離していても、必ず腰が痛くなるわけではなく、無症状のままスポーツを続けている人もいます。この分離は、仙骨と腰部のつなぎ目である第5腰椎に多く見られます。
」(以上で引用終わり)

無痛であるので、部活、スポーツを継続してしまう人が多い。私もおさないころスポーツをして大しりもちをついて同じ箇所を怪我をしたのであるが、怪我した瞬間はとんでもない激痛でもしばらくすれば落ち着き、多少痛くてもがんがんスポーツをしていた。笑。そして今は坐骨神経痛に悩まされている。ちなみに骨折していたことがわかったのは40になってからである。こういう方が多いと医師はいっていた。

長くなったけれど、テレビやコメンテーターがサッカーをしていたことを仮病の理由にしたが、それは疾病に対する無知からくる誤解であり、公共の電波で報道するべきコメントではない。同じ怪我をした人間にとってこの上なく腹立たしく迷惑で、それでなくてもさぼったといわれて苦しい思いをしたのに、偏見を助長する暴力なのである。
テレビ局に科学的であることを求めても仕方がないのかもしれない。あるある大辞典のような疑似科学を報道していても、現場では疑問に感じていなかったレベルであるし、今回もサッカーできてる映像だけでちゃんと調査していなかったのだろう。ましてや、お笑い芸人さんが勘違いされるのは当たり前だ。

しかし、評論家や文化人となのっている方や大学教授であられる方々はその地位の重さから、罪深い無責任さを感じます。科学者であるのならば、客観性を重んじなければならない。

日本相撲協会も、診断書は正しいと受け止めているのであるのだから、それを仮病と言いきったのであれば、その根拠が必要です。

2007.8.25追記 毎日新聞サイトhttp://www.mainichi-msn.co.jp/
2007.8.1記事より引用
「腰を疲労骨折しながら帰国中のモンゴルでサッカーをする姿が伝えられた朝青龍に対し、「仮病では」との声も上がる騒動に発展したが、協会側は朝青龍のけがを認定した上で、誤解を招いた軽率な行動を重く見て処分を課した形となった。」
「一方、休場届とともに三重県内の医師が提出した診断書については「正当なもの」と語り、「仮病説」を否定した。

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/battle/news/20070802k0000m050128000c.html
根拠がないのであるならば、朝青龍と医師に謝罪するべき。また、大衆を扇動し、非人間的で目をおおいたくなるような罵詈雑言をネット上にあふれさせた、人としての品位のなさを恥じるべきだ。
もちろん、政治家がよく困ったときに入院してしまう、怪しげな診断書というのはある。それがあるから世の中すべての診断書を主観だけで偽診断書であると非難するのは、単なるいんねん、いいがかりではないだろうか。

日本相撲協会が診断書を受け入れた事実はなんら報道せず、いつまでも仮病、仮病と、そしてサッカーをしている画面を見ながらタレントや大学教授、評論家がケケケ・・・あれまあヒヒヒ・・・と嘲笑している醜い醜いいじめの番組に寒気がし、怒りよりも悲しみと恐怖で立ちすくんだ。
もうしばらく民放は見ないと思う。見られない。怖い。なにかすれば、いんねんつけられる、そういう集団なのだ。

私刑は禁止されているはずで、ましてやメディアは裁判所ではない。これは集団リンチだと強く強く思う。

もちろん、仮病である確率は完全に0ではない。もしそうであるのならば、厳しい処分が必要であると思う。
しかし仮病だなんだで巡業休んできた力士がたくさんいたのは公然の秘密のようなものなのに、どうして今回はここぞっとばかりこんなにたたくのだろう?
私も学校や会社を熱がーとか腹がーとかいってよく休んだ。人間だから、いろいろあって、人に言えない気持ちで休まなくてはギブアップしそうな時期は、ある。

メディアは仮病であるというのは誤報であったというのを隠すために、意図的に「品位」にこだわっているのではないだろうか。
仮病は、なにもしらせていないコメンテーターに言わせるのだ。放送局の責任はそれで回避だ。

日本相撲協会が朝青龍にとうた罪は、誤解をまねくような軽率な行動に対してだった。
確かに誤解はまねいた。軟禁も集団ヒステリーから守る方便かもしれない。
しかしその軽率さだけのために、人権侵害である軟禁を発表するのはいただけない。というか恐ろしすぎる。生観戦にいってたくらい相撲は好きだけれど、絶望したしもう見ないだろう。古い、怖い、恐怖を感じる。旧陸軍のような、あんな理不尽さを感じてしまって、もうだめだ。
しかし彼らには、そういうことをしているという意識はないと思う。それがまた恐怖の念を感じさせる。日本文化の負の部分、影の部分を今回は非常に強く感じてしまった。

それに軟禁することで、外国人である彼の不当な立場を救える弁護士や友人にあえる機会をうばっている。

あのやぼったい風体の医師は、彼の仮病説を再インプレッションするための陰謀なのか?と一瞬笑ったくらい、ぺらぺら患者のプライベートを話すところから専門の精神科医ではないと感じた。
しかし彼が今あえるのは医師と家族だけ。この拘束は彼にとってあまりにも不利であり、危険すぎる。であるから、唯一あえる他人である医師資格を持つものが誰かとのメッセンジャーとしてあいにきたのかもしれない。
今度は協会が唯一あえるはずの他人である医師まで協会で決めるといいだした。どうしてそんなに協会の壁にとじこめるのか。また、その権限はなにによっているのか。
なにしろ家族は日本社会ではコミュニケートが十分にできないし社会制度もしらないので彼を助けることができない。彼に必要なのは相撲社会の人間ではなく友人や法律家であるかもしれない。でむかなくてはいけないのはコンビニや温泉ではなくモンゴル大使館や法務局であるかもれない。
そんなことをしたら解雇だ!とパワーハラスメントされ、勤務先に軟禁されているこの異常さはいったいなんなのだろう。

彼がモンゴルでしたことは悪いことだったのだうか。このブログを目にされるごく少数の方は、モンゴルのストリートチルドレンの窮状をご存知だろうか。-20度だったろうか、そんな冬、地下の蒸気配管の熱を頼って冬を越す彼ら、凍死する子もいる。
そんな子たちのためにチャリティーをするのは悪いことだろうか。その場が盛り上がり、彼は草サッカーに何分かだけ参加した。
怪我の治療に専念する義務があったが、腰は草サッカーくらいなら大丈夫だしサッカーはひじは使わない。ちょっとやってみようか。
それがこんなに彼をおいつめるほど悪いこととは私には思えない。
彼はモンゴルの人だから、そんな子供の笑顔はうれしかっただろう。もしかしたら彼にとって無償で弱い人たちに笑顔を与えた初めての経験だったのかもしれないというのに。

彼が本当に精神的にだめになったら、日本人は世界から本当に嫌われ、馬鹿にされ、さげすまれるだろう。
そして私たちは集団リンチのオンタイムでの目撃者になってしまうのだ。

朝青龍はおこられちゃうの?

2007年08月01日 01時14分29秒 | 日記
朝青龍が、診断書を出して帰国していたのに、本国で子供相手のチャリティーマッチに出たので厳重に処罰されるらしい。

相撲ファンの方ごめんなさい。私にはよく理解できないです。

診断書を書いたのは資格を持った医師で、診断書が不正確なものであれば、医師の責任です。
優勝できる相撲をとれた状態であるのであれば、子供相手のお遊びサッカーはできて当たり前です。
また、腰骨骨折でも動けるケースはあります。程度や場所によって、ありえます。
でも、治すためには動くべきではない。(リハビリでの運動は必要です。)

朝青龍はモンゴルの超有名人で、父上もモンゴル相撲のチャンピオンであり、モンゴルは日本年で、宮様も友好関係のために御幸なさっておられるし、今年はモンゴルと日本にとって特別な年であり、モンゴル政府からの要請で朝青龍は出場したのであるから、モンゴル国内での彼の地位と、日本とモンゴルとの友好関係の橋渡しとしてがんばった立場であり、日本とモンゴルの友好関係を大切にしなくてはいけないのであれば、ここはやっぱ、あれですね、ちょっと寛容な処分にしないと色々とまずいことになるのではないでしょうか。。。あちらの地方はいま、地理的に重要になっています・・・

相撲は国技なので、やはり、普通のスポーツとは違うし、宮様もおみえになられたその雰囲気を壊さないためにも、気を使っていただきたいものです。

もちろん相撲の伝統とかいうのもあるし、そういうのはもう私にはまったくわからない未知の世界なですが、国対国のおつきあいがはいっている場合は、そちらのほうを尊重しないと日本社会の中の国技という重鎮なので、相手国側の感情やプライドなども考慮にいれていただきたいと思います。