Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

朝青龍を精神的ボコボコにする日本社会-マスコミ

2007年08月24日 22時17分00秒 | 日記
チャリティーサッカーをしていたビデオ画像から仮病疑惑を持たれたこの問題、

1.腰椎疲労骨折は無痛である場合が多い→仮病であるという根拠はそもそも存在しない

にもかかわらず、テレビの影響でいつのまにか日本中、仮病でサッカーになっている。いくらなんでも洗脳されやすすぎないか??

2.精神科医の診断結果も仮病となっている(モンゴルに帰国するため)

根拠がない。根拠がなく憶測だけで中傷するのは間違っている。

どの疾病でも仮病がありうる確率と同じ確率で彼の仮病はありうる。

もちろん、心の病を逃げ場所にするのはよくないが、反対に本当に心の病である人をいわれなきバッシングをするのはいけないことだ。心の病の人でも、責められるべきことは責められるべきだ。しかし、マスコミがはやとちりした仮病疑惑は根拠が最初から存在しないし、それにつられてでてきた人格攻撃はただのいじめだ。

横綱が発言しないまま、テレビは裁き、批判した。みんな鵜呑みに賛同した。彼が発言しないまま、なにをしてもずるいといわれていく。魔女狩りのように。

彼はただたんに、仮病と騒がれるような誤解される行動をとったという過ちをしただけそれだけで、抹殺の刑。


日本人は、彼が自殺でもしない限り、自らが憶測による攻撃をしていることを認めないだろう。相手に対しては憶測で罪を断罪するけれども、憶測でいじめる自らの品位は一度も問うことはない。

彼がモンゴルにビジネスのために帰りたがっていて、そのために芝居をうっているというのが本当に合理的な理由でありえるのか、考えたことがあるのかな?

日本はすみにくい。ずっとこんな調子だ。気に食わない人間にはとことん厳しく、気に入った人間は重罪でも不問だ。

さくらパパ?どうでもいい。彼は元からああいう遊び人なのはみんな気がついていたことだ。どちらもばかばかしい。もっと大切なことがあるのに、なにを煙幕くらっているんだ

誰か教えてほしい。客観的に、彼はいったいなんの罪でこんなに叩かれ、裁かれているんだ?

5 コメント

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Unknown (みー)
2007-08-25 10:43:52
Unknown
私も彼がこれほどまでに叩かれる理由が今だにわかりません。チャリティ参加はいけない事なんですかね。しかも、あの時点では巡業参加もできたんですけどね。彼がこの先再起できるかはわかりません。マスコミは連日、追い立てるように「今日にもモンゴルへ帰国か」と騒ぎ立てています。
一人横綱で重責を担ってきた人に対する日本人の報いが国外追放らしいです。温かさも寛容さもなく、形式にばかり囚われる日本人の品位とは何なんでしょうか。
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Unknown (ぷりりん)
2007-08-25 11:48:34
サッカーは巡業前だった
そう。サッカーは巡業前で、こらって怒られて朝青龍は「じゃあ帰ります」って言って帰国しても巡業部から参加しなくていいっていって言われて参加しなかった。
巡業部と朝青龍が仲が悪いのは勝手だけれど、メディアも本当に、なさけない。
メディアは巡業部側、横綱審議会側、また係争中の武田氏側の見方しかつたえない。不公平だよ。
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Unknown (みー)
2007-08-25 21:00:32
Unknown
私が結構訪問するブログの人も厳しい論調でしたね。もう、そろそろ飽きてきたようで。いつもこの調子なんですよ。不公平しても苛めてもおもちゃを投げ出すように最後には放り出す。その人の終わりの言葉は「もう、帰っていいです。」でした。
改めて日本人って冷たいなと思いましたよ。今は生活のために外国人も角界にいるけれど、こんな事続けていたら、その内見放すでしょうね。島国根性で閉鎖的で。少子化で老人ばっかりの国になったら、どこも相手にしなくなると思います。
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Unknown (ぷりりん)
2007-08-25 22:59:56
Unknown
スポーツ選手はおもちゃあつかい。芸能人もね。
大衆はいつも残酷。

もう実質モンゴル人力士は誕生しにくくなったといえます。
日本人でも角界は難しいのに外国人にはもっと難しい。でも相撲協会側はこけむした古い方ばかり。
もう衰退産業かもしれないね。
私も今回のことでものすごく嫌いになってしまった。
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Unknown (Unknown)
2007-08-31 18:15:56
初めてコメントします。
相撲のそもそもの起源は神事だった。
神事であり国技である相撲の伝統と文化を守る、ということを建前に公益法人である相撲協会が運営を取り仕切っている。(公益法人としての所管は文部科学省)
外国には建前の文化はない。なので建前で存在している公益法人もないだろう。
古いしきたりにならって部屋に入り親方の下で稽古修行を受け断髪して曲げを結い裸にまわしで他のプロスポーツ選手と同じように体を張って戦いファイトマネーを協会から受け取る、外国からしてみればそういう認識だろう。相撲をとることが公務であることなど知らないかもしれない。はっきりいって私もそれは知らなかった。
相撲が日本の国技であるのは分かりきったことだが「国技のスポーツ」なのか「公務」なのかを内外にはっきりと示してこなかった協会、国の罪は重いと思う。
これは朝青龍がどうこういうより相撲のあり方、相撲協会のあり方、公益法人のあり方とかが問われるべき問題だと私は思う。
報道には何か政治的な意図も感じる。朝青龍叩きはその矛先を変えるためのものかもしれない。
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