先日あるお客様が自分でコンセントや換気扇の交換をやるのに資格が必要という事をご存知無かったので
電線の抜き差しでも資格が要りますよ、と説明したら大層驚かれていたのでこちらもびっくりした事が有りました。
電気工事士免許は電気工事の作業を行う者が必ず一人一人が持っていないといけない資格なんですよ。。
これは他の建設業と較べると特殊な事で・・
例えば大工は資格が有りませんね、私も今日から大工になれてしまうしクロス屋さんも資格はいりません。
水道工事は曖昧な部分が多いですが作業者全員が資格を持つ必要はないです。
内装業者なんかは自分たちの作業に資格が必要としないので電気工事も同様に自分たちで行っても良いと勘違いしているフシが有ります。
スイッチコンセント交換に資格が必要なことは何となく解るでしょうが、じゃあエアコン工事はどうか?
昔ちょっと話題になったのですがエアコン工事に特化して記載されているページが有るので挙げてみました。
エアコン設置工事に係る電気工事士法の解釈適用このページを読み解くのは難しいですが
より噛み砕いた解り易いページが有りましたので紹介します。
で・・・
エアコン工事は電気工事士資格が必要か否かの問題ですが、Q1に回答が有りますが必要はないのですね。。。
でも業とする場合は電気工事業の資格が必要と有ります。それにコンセント交換、電圧切り替えは資格が必要なので
持っていないとやはりダメですね。ほとんどがAかBに該当します。
Cの無資格、業なしでも可能な作業は配管カバーの取り付け、プラグをコンセントに挿す、アース線のねじ留め、室内機の設置だけですからね~。
これは実質資格が無いと無理って言っているのと変わらないですね。。。
最近はインターネットのマッチングサイトで電気工事を募っているのをよく見かけますが電気工事士免許が
有っても工事業の登録が無い場合は違法となります。
工事業登録を取っていない工事業者が来た場合お金を払う必要が有るのか?この記事を書いていて気になりましたが・・・
良く見極めて怪しい業者は利用しないようにしましょう。