柏市内の賃貸マンションに分電盤の交換工事とエアコン専用コンセントの取り付け工事で伺いました。
このマンションを管理されている会社からのご依頼です。
このマンションに長くお住まいの方がエアコンの入れ替えとエアコンの新規取り付けを検討し家電量販店に行って話を聞いたところ
2012年から法律が変わってエアコン専用コンセントが必要になったという説明を受けたそうです。
また分電盤にブレーカーを増やす空きが無いなら分電盤交換費用7万円程度掛かるかも・・・という話になったそうです。
法律が変わった云々は嘘ですがエアコン専用コンセントが無ければ家電量販店では工事をやってもらえないのが実情です。
このマンションではエアコン専用コンセントは1回路しか無く残り2部屋は床上にあるコンセントから分けているお宅が
殆どです。
また分電盤にも空きが無い、分電盤自体も古いので交換した方が良いでしょう。
このマンションは壁中や屋根裏を配線することは出来ません。
露出配線になってしまいます。
壁紙交換や塗装時は面倒でしょうが仕方ないですね。。。
エアコンコンセントを設ける部屋2部屋とも分電盤に近いのが救いです。
このマンションは間仕切壁も途中から躯体になっていることが有るのでよく考えて穴を開けないといけません。
分電盤まで電線が2本引けました。
既設の分電盤を外します。
金属管工事なのでIV線で配線されています。
全部同じ色の組み合わせなので分からなくなると厄介なのでテープでまとめておきました。
(札が付いていますが劣化しているので紐がすぐに切れる)
分電盤交換後絶縁抵抗値を確認します。
この回路の絶縁抵抗値が芳しく無いです
水廻りの回路かと思ったのですがそうでは無かった。
今のところ実害は無さそうなので特に原因の追究はしません。
これで完成ですね。
取り敢えずこの部屋は入居者が変わってもエアコン設置で困ることは無いはずです。
ご依頼頂き誠に有難うございます。