千葉県印西市にエアコン専用コンセントの工事で伺いました。
高齢の夫婦だけのお住まいでご主人が病院を退院し戻ってくるので居間にベッドを置き暖房はエアコンを
使うつもりで家電量販店に行ったところエアコン専用コンセントが無い為分電盤の交換が必要と
言われたそうです。
分電盤にブレーカーの空きスペースが無いので分電盤交換と言われみたいですがこちらのお宅の場合
どのような対応が一番良いのか悩んでしまいます。
方法としては3パターンあるでしょうか。お客様にはメリットデメリットを説明しています。
1 単相2線式8回路の分電盤に交換してエアコン用コンセントを増設する。
2 せっかくなので単相3線式に切り替えて分電盤交換は当然で電気容量もアップ。
エアコン用コンセント増設も必要
3 可能ならエアコン用コンセントだけ増やす
この家にこの先どのくらい住むのかで変わってくると思うのですが今回は結局一番簡単に済む
エアコン用コンセントを設けるだけになりました。
今回の場合発端は「エアコンを付けたい」だけですから。至極当然ですね。
単2の分電盤は回路増設が出来ない構造になっていますがこの分電盤は出来そうです。
埋め込みなのが難点です。
もしこれを交換となると中々厄介な作業になってしまいます。
エアコンは本棚の上に設置する予定らしいです。
エアコンの下に棚が有ると運転には不向きであることは説明してあります。
ケーブルを入れて押し入れから引きます
梁が有って上手く掛かるか心配でしたが何とか引けました
途中で電線を繋ぎました
分電盤内には当然ブレーカーは付かないのでブレーカーボックスを設けました
エアコン用コンセントです。
エアコン設置場所を変更しても良いように天井裏で長めにしてありますのでコンセントの位置変更も可能です
ブレーカーを上げて電圧を確認しました。
無事完了です。
これでエアコン付けてもらえますね。。。
ご依頼頂き有難うございます。