やったー、押井守の書き下ろしだー
パトレイバーの新作だー
・・・と喜び勇んで「番狂わせ」を買った。 ・・・そして一気に読んだ。
正直な感想は
「なんじゃこりゃ??」
パトレイバーの世界を否定しつつ、ほぼ全編に渡りサッカー薀蓄(うんちく)の羅列。
読み終わった後に押し寄せた虚無感。
2010年のエスパルスでいうと、ホームの名古屋戦とかFC東京戦とか京都戦の試合後みたいな感じだぜ!!
拍手もブーイングもする気になれない。 ・・・誰か分かってくれるかい?
読んでいてちょっとワクワクしたのは、昔の特車2課の面々の事をほんの微かに触れられていた所くらいか?
元々、パトレイバーの世界ってのはレイバー(ロボット)隊を軸にしつつも、「何でもアリ」な世界。
これはこれで良いのだ。と、自分に言い聞かせておこう。
あと、初っ端のほうで出てくるセリフ。
「優勝したことはないんだよな。 知ってるよ・・・・・・根性だけはないってのが、静岡人のポリシーだからな」
静岡人のイメージってこんなんですかね??