錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

愛鷹に行ってきました。(沼津VS八戸)

2016年10月30日 | 日記
えー、普段は日本平で開催されるエスパルスの試合ばっかりで、
カテゴリーに関係無く他チームの試合は殆ど見ない私でありますが、
静岡県で元清水の市川大祐のプレイヤーとしての勇姿が見られる最後の機会とあれば行くしかない・・・



と、言うことでやってきました愛鷹広域公園。
本日のプログラムは、アスルクラロ沼津VSヴァンラーレ八戸です。
清水から東名乗って愛鷹PAで降りてすんなり着きました。
冷たい風が強めに吹いていて寒かった・・・が最初の感想。まぁ、雨でなくて良かったです。


13時キックオフで、10時半頃に現地到着したので、まだ開場もしてなくてしばし付近見学。
野球場で中学生くらいのチームが試合やってたのでちょっと観戦。



チケットも買って周りを見る余裕が出来たのでしばし飲食ブースの辺りを歩き回る。
店がスタジアム内で点在している日本平と違って、スタンド裏一箇所に店が集中しているので、
お祭りの屋台っぽくて、ちょっと賑やかに見えた。


八戸PRの方からパンフレット貰いました。



さて、場内に入ります。
サッカー専用スタジアムでないのでフィールドが遠いですが、上の方からは良く見えるかな。



市川が入ってきてアップを開始したら、オレンジグッズを身に付けていた人たちが次々に移動して、
その姿をカメラに収めていました。



試合開始直前。




今日は右サイドを駆け上がるようなシーンはあんまりなく、クロスも1、2本で見せ場は殆ど無かった。
でも、市川のクロスの球筋が美しかった。
なお試合は沼津が1-0で勝利しました。


試合終了後、待ってましたと言わんばかりに自分も含めた大勢のオレンジ系の人たちが前のほうに押し寄せていきました。
当然、沼津の勝利を祝う人もいましたが、それにしても市川に対する拍手が大きかった。
みんな、市川に「おつかれさま!」って言いたかったんだよね。


最後はメインスタンドから見た沼津市街地。

そこから沼津は見えるか!
・・・見えます! 丸見えであります! 各艦一望の下に収めることができます!

馬鹿だもんで高いところ登るとこういう事言いたくなって困る。


アイスタは山の麓だけど、ここ愛鷹は山の中腹です。結構高い位置にあります。
J3入りを目指す沼津。ライセンス的にはOKであとは今後の順位次第となりそうです。
今日は約3300人の入りとなったようでオレンジ系の人たちも入場者数増に陰ながら貢献した・・・よね?w

沼津の街中に貼られたポスター、沼津駅北口広場に掲げられた旗、ネット上で得られる情報などで
アスルクラロと言うチームを盛り上げるんだ、後押しするんだ、という気概は薄々感じていたけれど、
今回現地を見ることで、それが本気であることを痛感した。

スタンドでは近くにいた小学生位の子(たぶん下部組織所属かな?)がしきりにアスルが、アスルが、
と目の前で行われている試合のワンプレーに対し感想を口にしていて、
スタジアムの外ではボランティアの方が、楽しんでいって下さい。って気持ちを前面に出しているんすよ。

ただ上のカテゴリーを目指しているだけじゃなくて、自分たちの町にはアスルが在る!って感じで
楽しみながら真っ直ぐに、それのみを見つめているように見えたんすよ。
「のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつけて坂をのぼってゆくであろう。」
坂の上の雲の一節にあるように、よちよち歩きの沼津がこれから自らの足で立ち上がろうとしている瞬間なのかもしれない。


あ、こう書くと清水が足りてないみたいに思うかも知れないけど、そんな事はないからね。
プロサッカーチームのある町、サッカーが浸透している町、という点で清水はほぼ完成していると思う。

サッカーがすぐそこにある事に慣れちゃって安心して歩みを止めてしまう恐れはついて回るけど、、
清水のサッカーを見る楽しさ、応援する誇らしさを伝えていくのは自分たち世代の役目なんだろうなと思っている。


藤枝もそうだけど、沼津を5年、10年というスパンで見たときに、
今日蒔かれた種はどこまで大きな木に成っているのであろうか。
楽しみである反面、これは負けるわけにはいかない・・・と、感じた風の冷たい秋の一日でありました。

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