錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

軌道の下で名を残すもの

2016年07月24日 | 清水
先日ツイッターでフォロワーさんに教えてもらったプレートを見てきました。



東海道新幹線の巴川橋りょうです。東岸です。



近づいて見ると色々なプレートが貼られていますが、この写真右端の方に一際茶色いプレートがあります。



「東海道幹線清水地区工事関係者」とあります。
まだ新幹線と言う言葉が浸透する以前に作られたものでしょうか。
今で言うと新東名を第二東名と呼ぶようなものでしょうね。

1963.8とありますから、今から53年ほど前です。
ここにお名前がある方で、当時20代から30代であればまだご存命の方もいらっしゃるのかも。
名前を見ると、この当時で既に結構なお歳の方がいそうだなぁと推測します。

ちなみに、左半分が「日本国有鉄道静岡幹線工事局」右半分が「日産建設株式会社」と書かれています。



さて、次は本体は無くなったけど、今もなお架道橋に名前が残っている場所です。
八坂南町に来ました。秋葉山の前の通りから秋葉山公園の駐車場や特別支援学校へ続く道です。



「清水工業高校架道橋」です。
学校自体は2008年3月に静岡工業高校と合併し、科学技術高校となりました。
近くのバス停は「清水工業高校入口」だったけど学校が無くなって「秋吉町」へと変わっていますが、
鉄道会社にとっては施設名を示すものであって名前を変える必要が無いので、このまま残っているのでしょう。
こういうの大好物です。何かの都合で残ってしまった看板・建物・広告とかね。
田舎のほうの壁とかに貼ってあるホーロー看板なんか見ていて面白いんですよね。



最後は清水区追分の大沢川です。
東海道本線と静鉄の鉄橋です。



このアンダーパスに山側から近づき・・・



東海道本線をくぐる手前の壁に何かのプレートが・・・



う~む、さすがにこれは読めない。
何かの注意書きかなぁ?
ここは諦めました。


昼間はなかなかいい感じの雰囲気の通路ですが、夜は通るのちょっと怖いんです。
ところで、こういう形状の通路なんか良い呼び方無いかな?


今回のように橋脚であったり、または踏切の名前など鉄道施設は町の古い名前を残している所があるので、
そんな所に注目すると、何気なく通過している道が、より面白く感じるかもしれません。
ではまた。


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