錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

伝説の地

2016年02月09日 | 日記
今回は、伝説が語り継がれている或る場所に来ました。

伝説と言っても、古来より語り継がれている。とか、文献が残っている様なものじゃないです。

いわゆる“都市伝説”ってやつです。



日本平パークウェイの途中。遊木の森入口のバス停の所です。
と、言えばお分かりになる方もいると思いますが、“あの歩道橋”の所です。


自分が聞いた歩道橋にまつわる噂を簡単に挙げると、

・・・昔、道路を渡ろうとした子供が車に撥ねられ亡くなる事故が起きた。
それ以来、ここでは子供の霊が目撃されるようになり、また事故も多発するようになった。
その後、慰霊のために歩道橋を設置したところ、霊が現れることも無くなった・・・。

と、まぁこんな感じです。

ネットで検索かけると、だいたい同じ様な話が出回っているようで、

共通しているのは、

・子供が撥ねられ、その後に霊が目撃されるようになった。

・歩道橋を作ったら霊は消えた。

と言う内容です。



自分も20年ぐらい前に先輩から聞いた話で、真夜中のドライブ中にまさにこの場所で、この歩道橋見ながら
聞いたので、ミステリアスな雰囲気だけは満点でしたね。

でも、聞いたそばから違和感はあったのです。

「霊を見た。って話で、こんな立派な歩道橋を建てちゃうの?」

当然、その先輩にも聞き返してみたけれど、「そういう話だよ」って返されて謎は謎のままでした。

子供の両親が行政に頼み込んで作ったらしい・・・なんて話も聞いたけど、仮に子供の事故が事実であったとしても、
お化けが出るので歩道橋を作ります!って行政ってあるのか?って現実的な疑問が出ませんか?

そんなオカルト事案にも真摯に予算を割いて対応しちゃう行政なんて社会保障の手厚いデンマークもびっくりである。




・・・まぁ、実際は歩道橋の建っている場所にはパークウェイが出来る以前から小さな道が在り、
パークウェイ敷設によってその道が分断されてしまう事を知った地主さんが、
今後も道が使えるように何らかの対応を依頼したところ、あんな立派な歩道橋が出来てしまったとか。

地主さんから近しい所から聞いたとは言え、所詮又聞きですが、霊云々より何倍も説得力はあります。
それで近年は両側の道を行き来する人も殆ど無く、道は自然に返ろうとしていると・・・。


こういうネタをハルチカでやってくれないかな?



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