錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

俺の妹がこんなに可愛いわけがない12巻を読んだ

2013年06月08日 | 日記

梅雨入りって言葉を忘れそうな気候が続いている。


梅雨がきて、雨が降って、明けたら暑い夏がきて、時々台風がきて、そのうち風が涼しくなって秋がきて・・・


終わらない四季の物語を見続けている。



急激な変化は望まず、常に平穏無事な毎日であれと願いつつ、ちょっと先の未来が明るくあれと期待しつつ


自分と言う怠惰な役を演じている。


巡る四季の物語を、あと何回見届けられるのだろうか、


この役を演じきったときに、何を残せたのか確かめる術はあるのだろうか?




ここに、ある小さな物語が結末を迎えようとしている。



・・・・・・まぁ、なんだ、焦れるような擦れるような、それなりに厳しい現実をちょっとだけでも忘れさせてくれるから

こう言うのが好きなんですよ。

自分の場合。





俺の妹がこんなに可愛いわけがない12巻 を読みました。




いよいよ最終巻でしたが、この作品、1巻を読んだ時から、

最後は作者さんがどうやって納得させてくれるのかな・・・?  って、ずっと気になっていた訳です。


何と言っても、メインヒロインは実の妹ですからね、

現実的には結ばれることの許されない、兄妹の切ない物語の結末は果たして・・・



と言うわけで一気に読み終わりました。 

さて私の拙い感想ですが、

先にも述べた難しいテーマに真っ向から挑み、退路をほぼ断った上で、上手くまとめたなぁ! と。

擬似超展開とでも言うのか、今までの流れからすれば予定調和でもあるのか、

京介と桐乃の落とし所としてはスッキリしました。

「俺たちの戦いはこれからも続く」的な終わり方でも良かった気がしますが、あえて避けたのでしょう。





・・・んで、同時にモヤモヤ感も残っていて、

やっぱ、サブヒロインたちへの補完というか、救済というか、フォローを12巻上でやって欲しかったんっすよ。

これやっていれば結末は同じでも個人的なモヤモヤは、かなり少なかったはずなんだけど。

ここもしかして何かの伏線なの? と思うしか無いねぇ。今の所。


繰り返しちゃうけど、別の媒体でも良いから、原作の流れの中でなんとか補完して欲しいっす。

それとも、サブヒロインルートや桐乃の義妹ルートはゲームで補完して下さいって事ですかね?

あ~BD1巻の特典が気になる(苦笑)


ともかく、今日の所は楽しい物語を描いてくれた作者さんに感謝です。
コメント
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