Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

ニラに思うツボ

2017-06-14 11:48:27 | 東洋医学
名脇役の「薬味」は主人公である「主食」を
もののみごとに助演して
「料理」という物語を引き立てる。

     季節に合わせて
食べる人の体調を考えて
    「薬味」を加減して
     美味しく仕上げる。
     
かやくごはん」の「かやく」は「加薬」で
」をごはんに混ぜて食べる
   筍ごはん
   豆ごはん
   栗ごはん
   赤飯も
ごはんを美味しく食べるために考えられた
立派な「加薬ごはん」なのである。

おおよそ
豆類、緑黄色野菜、海藻類、茸類は
時おり主人公にもなるが
いぶし銀の名脇役がよく似合う。

草かんむりに楽しむと書く「」は
」を美味しく食べようと語っている。

※僕的注釈
 調理例
  主人公に抜擢され
  お化粧するニラのお好み焼き

 薬食同源
   食材ニラ
  【所属】ネギ科ネギ属ニラ種
  【成分】カロテン       
       免疫賦活作用
       新陳代謝促進
       肺機能向上
       動脈石灰化抑制
      硫化アリル
       運動後筋肉疲労早期回復
       滋養強壮
      ビタミンC
       抗酸化作用
       免疫力向上
       肝機能向上
       コラーゲン生成促進
       鉄の吸収促進  
      ビタミンE
       抗酸化作用
       生活習慣病予防
      ビタミンK
       血液凝固(止血作用)       
      カリウム
       運動後筋肉疲労早期回復
      カルシウム・マグネシウム
       骨形成維持     
  【五気】温
  【五味】辛(肝胃腎)
  【効能】温裏散寒
       臓腑を温め、寒邪を取り除く
      温腎壮陽      
       腎を温め、陽気を盛んにする
      活血化瘀
       血の流れの滞り(血瘀)を
       改善して良くする
      温陽解毒
       六腑を温め、解毒する
      下気散血
       気を静め、瘀血を取り除く      
 医食同源
  ニラと同じ効能のツボ
   経穴:足三里(あしさんり)
  【所属】足の陽明胃経
  【取穴】犢鼻の下3寸、
      脛骨外縁より約1横指
  【筋肉】前脛骨筋
  【効能】理脾胃(温中祛寒)
      調気血
       気血の巡りを良くする
      補虚弱
       腎の気を調え、虚弱を補う
      
   経穴:復溜(ふくりゅう)
  【所属】足の少陰腎経
  【取穴】内踝尖端とアキレス腱を
      結ぶ線の中点、陥凹中、上直二寸
  【筋肉】後脛骨筋
  【効能】調腎気
       腎の気を正常にする
      清湿熱
       火照りこもった湿熱を取り除く   
      
   経穴:人迎(じんげい)
  【所属】足の陽明胃経
  【取穴】喉頭隆起の傍ら1.5寸
      胸鎖乳突筋の前縁
  【筋肉】胸鎖乳突筋
  【効能】調気血
       気血の巡りを良くする
      利咽喉
       咽喉の通りを良くする
      
   経穴:陽陵泉(陽陵泉)
  【所属】足の少陽胆経・八会之一(筋会)
  【取穴】腓骨頭前下方陥凹部
  【筋肉】長腓骨筋
  【効能】利肝胆
       肝胆の機能を向上する
      清湿熱
       火照りこもった湿熱を取り除く 
      強筋骨
       筋骨を強化する    
      
   経穴:絶骨(ぜっこつ)
  【所属】足の少陽胆経・八会之一(髄会)
  【取穴】外踝の尖端の上3寸、
      長・短腓骨筋の間、陥凹部
  【筋肉】短腓骨筋、第3腓骨筋
  【効能】骨生髄
       骨は髄を生じる
      造血作用
       血の生成
      蔵血作用
       血の蔵庫    
      
公益社団法人 大阪府鍼灸師会
スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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6/13 淀川左岸河川敷

2017-06-14 08:18:30 | パワーウォーキング
祓え給え
清め給え
神(かむ)ながら守り給い
幸(さきわ)え給え
                千人塚


千人塚から西(下流)へ向かう三つ目の階段を
下河川敷から上河川敷を眺める
一つ目は下り
二つ目は上り
ジグザグに上り下りしながら
折り返し地点の赤川鉄橋に向かう
       勝手に名付けた第三号階段


六つ目を上りきったところ
上河川敷から下河川敷を眺める
一段の高さは20㎝
一基の段数は平均40段
高低差は平均8mということになる
       勝手に名付けた第六号階段


美しい鉄橋を折り返し地点に選んだ
作り手の美的感覚の鋭利さを感じる

畑は違えど技術は伝播する
鍼の打ち方がまた上達することだろう
           上河川敷 赤川鉄橋


赤川鉄橋を折り返し
千人塚から数えて
 八つ目の階段をを下り
 七つ目の階段を上り
 二つ目の坂を下河川敷から眺める

坂は往復する
今から上るところ
上下運動を出来るだけ抑えて
腕をしっかりと振って
ウサイン・ボルトの様に歩く
前脛骨筋・後脛骨筋の鍛錬の場である
         勝手に名付けた第二坂


千人塚から数えて一つ目の坂の手前から
千人塚・第一坂方面を眺める

清々しい風を身体に受けて歩く
ありがたいことです


千人塚から数えて一つ目の坂
最後の上り

小趾球着地
ドローイン
スカイフック

もう一度確認して
ウサイン・ボルトの様に歩く
         勝手に名付けた第一坂


先の戦争も
たび重なる天災も
決して忘れてはならない
合掌
                千人塚

街道をゆく
2017/6/13        淀川左岸河川敷
Hartwig Gauder Power Walking Association Instructor 若杉昌司
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