ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

ロンドン2.

2014-03-31 13:52:53 | 

旅も後半戦に入りました。今日は一日ロンドン観光。まずはバッキンガム宮殿。

最寄りの地下鉄駅からでも結構歩く。朝からすでに足が痛い。

屋上に旗が立っているので女王はご在宅です。

そしてまた歩く…。

 

おぉ、ビッグベン。ロンドンに来たんだなぁ。

 

遠くにウェストミンスター寺院が見えたのですが、外から眺めて良しとする。(とにかく足が…)

 

そして桟橋から船でテムズ川を下りつつロンドンの名所を巡ります。

大体は川沿いに建っているので、この方法は効率がいいです。

見晴しよし、風が心地よし、足にもよし。といいことづくめのリバークルーズ。

 

まずはロンドンアイが見えてきました。巨大な観覧車。

 

続いてセントポール寺院が左手にご覧になれます。

男性がずっとガイドのアナウンスをしてくれているんですが、

最初にOKを「オーカイ」と発音してから、これはダメだと思った。

イギリスの英語の聞きにくいこと。妙にハッキリしゃべるので、よけいな音まで

聞こえてしまうせいか、苦労します。

 

シェークスピアの演劇を屋外で上演する新グローブ座。木造建築で草葺きの屋根。

 

終点近くの正面に見えるタワーブリッジ。

 

そしてこれから訪れる、世界遺産、ロンドン塔です。

主人が行きたいというので行くことにしましたが、世界遺産というのはどうもテーマパークっぽいですな。

去年のウィーンのシェーンブルン宮殿といい、ロンドン塔といい、ぽてちの好みとはちょっと違うような気がします。

ここはその上入場料が法外です。

なんと20ポンド。1ポンド180円を超えていましたからね、二人で7,000円以上。なんらかの法律に違反しててもいいくらいだ。

 

真ん中のホワイトタワー。翌日訪れてわかったのですが、コッツウォルズ産の石が使われているそう。

そういえば同じ色でした。

 

どうも牢獄というか、陰惨なイメージしかわいてこない。

 

甲冑です。

 

そしてこれが、斬首(すごい言葉ですね)に用いられた台と斧。ひやー。

なにしろ1500人くらいが処刑されているそうです。

ま、そんな施設ばかりでなく、宝物殿的な建物もあり、歴代の王がかぶった王冠など、

きらびやかなものもありました。(残念ながら撮影禁止)

 

意外に早く見終わったので、午後はトラファルガー広場近くのナショナルギャラリーへも行きました。

トラファルガー広場です。てっぺんはネルソン提督。

イベントの準備をしていました。

さて、ナショナルギャラリーでは何を見たか、全然思い出せないのですが、

(何しろいろんな美術作品を見たので)、それなりに見て回り、

たしかホテルに帰ってからまた大英博物館へ行き、おみやげを買って、

近くのコンビニ(tescoなんとかとセインズベリなんとか)で食料を調達し、

部屋で夕食です。

パリ北駅で買っておいたモエ・エ・シャンドンやタイカレーやお寿司、サラダ、鶏照り焼き

みたいなもの等、どれもおいしかった。

パリのモノプリよりずっと安くて種類も結構あり、こっちの方がお得かも。

 

明日はぽてちが楽しみにしているコッツウォルズ観光です。

田舎というのは初めてなので、ワクワクします。

 


パリ4.とロンドン1.

2014-03-28 14:10:18 | 

名残惜しいけどパリ最終日。ロンドンへ向かうユーロスターは午後4時発なので、

余裕はある。さて、最後にどこをまわるか。

とりあえず、何度も前を通りかかり、夜はライトアップされて目印にもなってくれたオペラ座へ向かう。

朝日に輝く金ピカの芸術の女神。中段に7人のメンバーの胸像があります。

モーツァルトなどオペラ座にゆかりの作曲家たちです。

ぜひ内部の豪華絢爛な様子を見たかったのですが、公演日につき不可、のようでした。

っていうか、毎日門が閉まっていた気がする。…無念。次回のお楽しみ?

 

気を取り直してサンジェルマン付近へ向かうため、地下鉄オペラの駅へ。

しかし、キップを機械に入れようとしても入っていかない!なぜ?

親切なパリジャンが教えてくれたところによると、本日無料デーだそう。

帰国後調べてわかったんだけど、パリは最近PM10(2.5ではなく10)の

濃度が高く、この週末は3日間、地下鉄、バスを無料にして自家用車を

減らしたい、ということのようです。旅行者にとってはラッキーだったかも。

でもカルネ(10枚つづり)が4枚残ってしまいました。

で、サンジェルマンです。ここに来るまではパン屋さんの名前でしか知らなかった

土地です。

駅から出て歩いているといい感じの教会がありました。

ね、いいでしょう。すっかり教会の魅力にハマッているぽてちですが、

パリで見た教会の中で内部が一番素敵でした。

実はこれも帰国後にわかったのですが、ここはサン・シュルピス教会といって、

「ダヴィンチコード」の舞台になった場所だそうです。

へぇー。その割に閑散としてましたよ。

ここ、お気に入りです。その後に行ったサンジェルマン・デプレ教会より見ごたえありました。

 

そしてカフェで一休みしたのですが、

レシートの下の方に、 Bunkamura Shibuya と書いてあったのが、?でした。

古そうなカフェでしたが、日本の資本が入っているのかな。

 

その後、お昼を食べて(チキンとマッシュポテトと豆のプレートで、メチャうまでした。

鶏肉が日本のと違ってしっかりした硬さと味がある)、チュイルリー公園という、

ルーヴルからコンコルド広場まで続く広大な公園でヒマをつぶし、パリ北駅へ。

ユーロスターでロンドンへ向かいます。

この駅でイギリスの入国審査があります。厳しいと聞いていたので、緊張。

事実、主人の前に並んでいた人はうまく通らなかったようだ。

バックパックとか、身なりの悪い人は不法就労を疑われるらしいです。

ちょっといいカッコをして受けましょう。

 

待ち時間に、ユーロを消化してしまおう、ということで、免税店で「モエ・エ・シャンドン」を

購入。たしか30ユーロくらいか。イギリスに行ってからいただくことにする。

 

車内ではこんな写真しか撮れなかった。2時間半の乗車時間。ドーバー海峡のトンネルはわずか20分ほどで

抜けてしまいます。

ロンドンではまたスケジュールが結構大変なので、ビュッフェで夕食を購入し、

席で食べました。きのこのリゾット。水分の多いものが食べたくて。パンが続いているからかな。

 

ロンドン、セントパンクラス駅に到着。すぐに地下鉄ピカデリー線で、ホテルのあるホルボーンを目指す。

ここで役に立ったのが日本で買っておいたオイスターカード。

まぁ、Suicaのようなものです。すぐに使えて便利でした。

それにしてもラッシュ時ということを差し引いてもロンドンってせわしい街ですな。

人口も多いからでしょうか。今まで行った街はどこも200万人くらいでした。

ロンドンは800万!のんびり観光、という雰囲気ではない。

 

さて、急いでいたのにはわけがあり、二つ目の目的である大英博物館に行こうとしていたからです。

この日は金曜で、夜8時くらいまで開いているのです。入館は無料なので、また二日がかりで見てやろうと

いうわけ。ホテルにチェックイン後、すぐに博物館へ。歩いて5分くらい。(こちらでもそういうロケーションで

ホテルを選びました)6時半すぎには着いていました。

これがロゼッタストーン。びっしりと文字が書いてあります。

エジプトや古代ローマなど、イギリスが略奪しまくった(と言える)ものが

たーくさんあります。

日本人に人気のミイラの展示。やっぱり火葬が主の民族からするとミイラというのは興味津々。

おぉ、すごい。

しかしそれにしても足が痛い。しかもこの日は疲れがピークにきていて、いろいろ見たけど

もうろうとしてあまり覚えていません。

帰りにスーパー「セインズベリー」でお酒やおつまみを買ってその日は広い部屋で(パリのホテルは

狭かった!)休みました。

次回はロンドン2.です。

 


パリ3.

2014-03-27 13:16:32 | 

帰国して日が経つにつれ、道中のあれやこれやがだんだん思い出せなくなってきてます。

早いとこ書き上げねば…。

さて、パリの3日目。まだまだ見て歩きますよー。

せっかく来たんだし、見られるところは行っておきたいもの。

 

ルーヴル2度目の訪問。今日は9時開館でした。

これもぜひ見ておかないと。ミロのヴィーナス。

サモトラケのニケ(ナイキのロゴの由来)は公開されていなかった。残念。

それからまた足が痛くなりながら(この後、ずーっと痛いまま)館内を見て回り、

地下のショップへ。おみやげを買いました。

ニケのレプリカも欲しかったんだけど、本物を見ないで買うのもねぇ。やめました。

今回のおみやげはスーパーでのイースターチョコ系と美術館、博物館のショップ

の2系統。ミュージアムショップはおススメです。

ルーヴルからパレロワイヤル、パサージュ・ヴィヴィエンヌを抜けて

ホテルに帰り、昼食(何をどこで食べたか忘れた)。

どなたか高貴なお方の住居を解放したパレロワイヤル。日光浴してる人たちがいました。

パサージュは屋根つきの商店街で、パリにはいくつもあります。タイルの床で、雰囲気いいです。

 

午後は地下鉄を駆使し、モンマルトルのサクレクール寺院や、

 

凱旋門をまわります。

修復工事中。想像より大きいとは聞いていましたが、その通り。大きい。

 

いろいろ書いてあるのは地名?

 

下から見上げるとこんなです。迫力あります。

 

そしてもう一つのパリの象徴、エッフェル塔。

まぁ、タワーには違いないし、遠くから眺めて良しとしました。

さて、あと1か所くらいは行けそうなので、比較的近い、アンヴァリッド廃兵院へ。

 

名前とは裏腹に大変美しいところです。

 

ドームが素晴らしい。

 

誰を祀ってあるのかというと、

 

ナポレオンなのです。棺です。巨大。

足をひきずりながら、でもいっぱい見られて良かったな、とホテルへの

帰途についたぽてちです。

明日はパリ最終日。


パリ2.

2014-03-26 14:01:48 | 

パリ2日目。早朝6時。まだ暗い。こういう時間に初めての土地を散歩するのが好き。

新鮮な景色を独り占めできます。

舗道の縁石から車道に向かって水が噴き出していました。

こうやって自動で吸殻(タバコ吸う人が多い)やゴミを洗い流しているらしい。

初めて目にするシステム。

 

今回の旅の2大目的(もう一つは大英博物館)の一つ、ルーヴル美術館。

ついに来ました。さすがに誰もいない。とにかく巨大な建物です。

ホテルから歩いてこられるのでラッキー(そういう場所で探しました)。

 

そしていざ、9時の開館を待って並んでいたのですが、なんとconfuseのため(どういう意味?)

10時開館と知らされる。(しかもさんざん並んだあとで)うーん、フランスらしいといえばらしい。

で、オルセー美術館から先に見に行きました。

実は今回、パリ・ミュージアムパスというものを出国前に購入していたのです。

ルーヴル、オルセーなど美術館や観光名所をまわれるパスです。2日間、何度でも使えます。

 

パリでは一番古い時代の美術品がルーヴル、次がオルセー、現代美術がポンピドゥーという風に

住み分けされているそうで、オルセーにはなじみのある作品が多くあり、見応えありました。

(残念ながら撮影禁止)。ルーヴルは宗教画が多くて、日本人にはピンとこないものも多かった。

 

で、次はステンドグラスで有名なサント・シャペル教会です。シテ島(セーヌ川に浮かんでます)に向かいます。

圧巻です。パスを持っていたので、並ばず見られました。

 

さらにどんどん行きます。私が楽しみにしていたノートルダム寺院です。

入口がすごい。中は思ったほど広くはなかったです。さて、塔に向かいます。

30分並びました。ぐるぐる回りながら登っていきます。

並んだ甲斐があった。ガーゴイルに会えました。

こんな人も、

こんな人もいます。こうやって、何百年も(千年も)パリの街を

見下ろしていたんですねー。遠くに見えるのはモンパルナス・タワー(だと思う)。

初めてエッフェル塔も見えました。

 

このあたりで足が痛くなってきました。ホテルに戻ってお昼を食べ、

またルーヴルにチャレンジ。(近いと何度でも行けます)

おぉ、まずはこれを見ないとね。あまり近づけず、遠くから眺めるだけですが、

見たという満足感あり。

 

フランスといえばこれでしょう。

 

ナポレオンの戴冠式。BSで作者ダヴィッドの番組をやっていたので、興味深くみられました。

 

夜は予約してもらったビストロでフルコースのお食事。

1.ふわふわに泡立ったビシソワーズの中心にアーティチョークがのったスープ

(これが初めて出会う食感と味で、印象的だった)

2.フォアグラとチコリのサラダ

3.魚2種(よく覚えてないけど美味でした)

4.子羊のパイ包み焼き(子牛だったか)

5.チーズ(なんかいつも食べてるパルミジャーノのようだった)

6.チョコケーキ(すでに満腹で半分がやっと)

7.エスプレッソ

という内容で、ワインもいただいて二人で140ユーロ。2万くらいか。

日本で食べると倍くらいかも。ビストロの中で一番の賞をとったことがあるお店らしいです。

 

帰りはオペラ座通りを歩いてゆっくり帰りました。何度この道を往復しただろう。

何度通ってもオペラ座の美しさに圧倒されます。

次回はパリ3日目。

 

 

 


パリ1.

2014-03-24 15:33:33 | 

去年に引き続き、今年もヨーロッパへ旅行する機会に恵まれ、先日行ってきました。

 

今年はパリ、ロンドンと日帰りでコッツウォルズです。

家を出て、新幹線に乗り、成田が近づいてくるとわくわく、ドキドキです。

ついに始まる!という期待と不安。

 

空港到着後、荷物を預けて身軽になってさっそく両替です。前回は現地調達だったので、

悩みましたがユーロとポンドを半額ずつにしました。それにしてもポンドが高い!

 

そしてお昼の12時半頃、機上の人となりました。

行きは乗り継ぎなしにしたかったので、エールフランスを選びました。

 

離陸後さっそくメニューが配られます。

ランチが先になっていますが、内容を見るとディナー、ランチの順のようでした。

 

やっぱり機内食の評判のいいエール・フランスにして良かった。

シャンパンとローズマリー風味のおかき(?)です。美味。

 

しばらくするとお食事。小さいワインボトルが付くんです。

肉はおいしかった。チーズとデザートのケーキも。

なんといっても機内では食事しか楽しみがないので、充実しているとうれしい。

 

着陸前にはこちら(暗くされているのでこんな画像になってしまいます)。

白ワインをチョイス。野菜もたっぷりです。

 

12時間ほどのフライト後、シャルルドゴール空港着。

いったいどこまで行くの?というくらい歩かされ、

荷物が出てくるのも遅くて、予定より遅れてロワシーバス(パリ市内へ直行)に乗り込みました。

これがまた時間がかかりましたが、途中、窓の外を見ると

ムーランルージュ前で、訪ねる予定がなかったので、見られてラッキー。

到着地はオペラ座付近。ホテルが地下鉄のオペラから1つ目なので、

駅でチケットを買いました。

10枚つづりのカルネという切符(の残り)。主人と分けて使って、2回買いました。

なぜ4枚も残ったかはのちほど…。パリの地下鉄は入り口の改札で印字されますが

出口で切符の回収はないのです。放っておくと使用、未使用が混じってしまいます。

 

一度迷いつつ、(地下鉄は出たところがわかりにくい)ホテルに到着。

メールで次の日の夜のレストランの予約をお願いしていたが、案の定、伝わっていなかったので、

その場で予約をお願いする。その後、近くのモノプリ(スーパー)を視察。

ようやく長い長い一日が終わって、バタンキュー。でも昨年同様、時差からか

夜中にパッチリ目が覚めてしまう。

翌日は6時前に起きてしまいました。

その日の話はまた今度。