ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

信楽の葉皿

2012-10-25 16:44:45 | 小モノ

この時間になると光線の具合があまり良くなくて、画像は一枚です。

日の暮れるのが早くなりました。

しかし、我ながら良く撮れた一枚です。畳(色あせている)と信楽の色が

マッチしていて…。と自己満足にひたるぽてちです。

新潟のうつわ屋さんで買いました。以前からチェックはしていたのですが、

結構なお品物でなおかつお値段も結構だったんで、なかなか手が出なかったのですが、

今回は普段使い特集だったので、買いました。

うつわ以外にも、根来の盆などもたまにでていて、素晴らしいです。

 

さて、葉っぱの形の大きな(長さ30センチ以上あります)皿です。

真ん中の丸3個は何かを置いて焼いたんでしょうね。いいアクセントになっています。

お皿もまん丸ばかりだと単調で、たまに長丸や四角のものもあると新鮮です。

焼き魚でも刺身でも、豚のバラ肉でも合いそうです。

脚もついているので安定してます。

最初に何を載せようか、考えて料理するのも楽しそうです。

 


古帛紗 5.戸隠裂

2012-10-22 13:35:26 | 古帛紗

この古帛紗の色は私のカメラではなかなか忠実に再現できなくて

困っています。ほんとはもっと鮮やかなグリーンなのですが…。

戸隠の名の由来は画像の通りでございます。戸隠と聞くと

蕎麦しか思い浮かびませんが…。

石畳の上に波兎。古帛紗にもいろいろなウサギさんが登場しますが、

こちらのがかわいくて購入しました。躍動感がある気がして。

まだまだ欲しい裂があり、図鑑を見ながら迷いに迷っています。

また到着したら載せます。

 

ebayの方は少し前まで大不調で、欲しいものがまったく落札できず、

手持ちのアイテムが激減し、もう販売はやめようかと考えもしたのですが、

一転、どんどん落札成功しだしまして、そうなると現金なもので、

やっぱり続けることにしました。思えば長らく順風満帆でやってきて

初めての危機でしたな。

これで一安心。

 

 


秋の夜長に読むミステリー

2012-10-19 13:07:41 | 読みモノ

めっきり秋めいてきて、暖かい布団の中でミステリーを読んで過ごすのには最適なシーズン。

聞いたことはあっても読んだことがなかったミステリーを読んでみた。

まずは「十角館の殺人」(綾辻行人)。有名である。クリスティの「そして誰もいなくなった」への

オマージュなのかは知らないが、それっぽい。無人島にある十角形の建物の中で一人また一人と

殺されていく話。いいねぇ。久しぶりに読んだなぁ、こういうの。

当時(1980年代)の大学生の生活ぶりがなつかしい。「紅茶に角砂糖入れますか?」みたいな

小物の扱いとか、女子学生が炊事を当たり前のように引き受けるとか。そういう楽しみ方も

あってよかったんだけど、あれ、十角形の意味あったかなぁ。

 

次は「七回死んだ男」(西澤保彦)。BSの番組で薦めていたので読んでみた。

コメディっぽい語り口がウマい。同じ日を9回繰り返す特異体質の高校生が、

その9回が終わる前になんとか祖父が殺されるのを防ごうと奮闘する

話。なんとなくそんな気がしていたとおり、日付を間違っていたわけですが

(ぽてちはネタバレとか全く考慮してませんよー)、それが自分が死んでいたから

というのは気づかなかった。1日寝ていたのかと思った。

こちらは1990年代のお話だったが、それほど古い感じはしなかった。

 

どちらも日本製のミステリーで親近感ありました。ちょっと昔が舞台だったから

かもしれない。今の小説に必ず出てくる携帯電話も、インターネットも出てこない。

古き良き時代のミステリー。


古帛紗 4.鱗波文様緞子 とカメの甲羅干し

2012-10-16 12:45:10 | 古帛紗

その名のとおりの古帛紗ですが、渋い色合いで男性向けとのことでした。

でもハンカチなんかでも、久しく女性用を買っていないぽてちにはこういう

ほうが好みなんです。

金茶というのか、三角が光っていて、まさにうろこのようです。

帯の中には青海波の模様もあり、海を連想させる古帛紗です。

 

今日のお散歩で、川沿いを歩いていたら、カメが甲羅干ししてました。

(私のケイタイからの画像はこんな風にしか撮れない)

以前にも一度岩の上に乗っていて、その時の方が甲羅が白っぽく

なっていたので、終了間近だったんでしょう。

調べてみたら、ヘビやトカゲやカメなどの爬虫類は(カメは両生類かと思ってた!)

体温を上げるために日光浴をするらしい。どうりで夏にはやってなかったものねぇ。

夏には川底を歩いているのを見ました。

今朝も冷え込みました(7度台)。これからちょくちょくこの光景に出会えるかもしれません。

 


古帛紗 3.更紗楽園錦

2012-10-15 13:43:08 | 古帛紗

どんどんいろんな古帛紗が送られてきて、楽しいことこの上なし。

今回のは更紗楽園錦。バティックの柄ですね。

龍村美術の裂です。説明によると19世紀中ごろの文様で、牛、インコ、ウサギ、クジャク、ヤギなどが

描かれたもので、ジャワ更紗風なんだそうな。楽園の名の通り、楽しげな様子が伝わってきます。

 

多種多様な裂が売られているので、図鑑を見たいと思っていたら、いいものがありました。

これです。これで知識を仕入れよう。

 

これをカタログ代わりにして製品を買えたりもします。

この本は4,200円もするので、好きな柄だけカメラで撮って残そうか。

今現在は本を見ながらネットでいろいろ探索中。