ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

クリスマスカードとインドのコインスプーン

2010-11-27 12:50:30 | 古いモノ
イタリアから届いたヴィンテージのクリスマスカード。

イギリス、フランスも見てみましたが、イタリアが一番
好みに合っていたので。1955年のもあり、古びてはいますが、
未使用です。自分用に確保後、「銀の実」で販売予定。
売れなくてもコラージュに使うつもり。

そしてこちらが前から欲しかった、コインのスプーン。





インドの小さいコインがボウルに使われていて、てっぺんにいるのは…
だれ…?。どうも、棒を持ったクマさんらしいのですが、
耳がとがっていて、あまりクマらしくなく、
なんのために棒をもっているのかも不明。
あと象さんのもよく見かけます。そっちはかわいいけど、
ありがちなデザイン。

不思議なスプーンにも心ひかれます。

「銀の実」ではただいまキューピッドのチャームを販売中です。

こちらです。



おしりがね、かわいいんです。見てやってくださいませ。

今日は午前中、近くの(いつもの)美術館で北斎漫画というのを観てきました。
デッサン力がすごい。浮世絵は構図の方に目が行ってしまいますが、
やはり確かなデッサンの裏付けがあるのですねぇ。

帰りに収蔵品のターナーの風景画の絵葉書(60円!)を買った。
出すあてもないけど。
天気がいいわりに寒く、そろそろ初雪かな、と思った。


はさみとチャームと「サンタクロースっているんでしょうか?」

2010-11-22 11:59:31 | 古いモノ
待望のはさみをゲットしました。

英国アンティークのはさみはいろいろありまして、有名なのは食卓で
ぶどうの房をカットするためにのみ使われるという、なんとも
ぜいたくで優雅なはさみ(高価です)、タバコをカットするはさみ、
ろうそくの芯をカットするはさみ…。
そしてこれは多分裁縫のはさみ。長さ10センチほどの小さなはさみです。

こういう小さくてデコラティブなのが前から欲しかった。
刃はスティールのようですが、柄はホールマーク付きのシルバーです。
ヴィクトリアン。



刃物って魅力ありますねぇ。レターオープナーも欲しくて
ずっとチェックしてますが、なかなかないんだなぁ。

そして最近コツコツ買いだめてきたチャームがこちらです。



クリスマスっぽいのはそろそろ「銀の実」で紹介、販売します。

さて、バックのサンタさんですが、「サンタクロースっているんでしょうか?」
という、この時季になると必ず書評などで紹介される本の表紙です。
ご存知の方も多いのでは?うちでも子供が小さい時、読んであげました。

8歳の女の子の質問に答えたニューヨーク・サン紙の社説をそのまま
本にしたもので、目に見えることしか信じない大人たちを批判し、
一番大切なもの(愛やまごころ)は目に見えなくてもちゃんと
存在する、だからサンタクロースも必ずいるのだと、子供にも理解できる
文章で書かれています。しかも説得力があり、感動的。

昔から、難しいことを誰にでも分かるように説明できる人が本当に
頭のいい人だと思っている私としては、この記者さんはできるな、
と思いますね。あ、しかもこれは1897年に書かれたものでした。
昔の人はスゴいですね。

「和菓子のアン」

2010-11-19 10:28:39 | 読みモノ
「和菓子のアン」(坂木司)を読んだ。

初めて読んだ作家ですが、この人は覆面作家らしいです。
性別も不明とか。でも多分女性だと思いました。

「デパ地下の和菓子屋で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)。
プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、
歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれた、忙しい日々が始まります。
謎めいたお客さんたちの行動の真相をさぐるミステリー的面白さと、
青春小説の瑞々しさが同居した、著者待望の最新作! 」以上まるっと
アマゾンの内容紹介でした。

初めの数ページで、「あ、この文体では最後まで読めないかも」でしたが、
(つまりは今どきの若い子の書き方で)あたたく見守りつつ最後まで
読めました。すごい事件が起きるわけではないのですが、ちょっとした
謎を解き明かしていく、ほのぼのとしたお話。

表紙(特に裏)のおまんじゅうが、たまらん!なんておいしそうなの?
随所に出てくる和生菓子の描写とか、うんちくとか、
今すぐ食べたくなります。

若いころは、母がようかんだのもなかだのをおいしそうに
食べているのを見て、「げっ、甘いだけのお菓子のどこがおいしいのか」
と、一生食べなくてもいいと思っていたけど、
この歳になると、この上なくおいしいと感じるぽてちです。

私の住んでいるまちはなぜか和菓子屋さんが多くて、
季節ごとに「桜餅」などと書かれた白い紙がガラス戸に貼られていて、
なかなか風情があります。ただ、買いたいと思っても、古い店なので
駐車場がないんですよね。スーパーに卸しているわけでもないし。

横着せずに歩いて買いに行ってみよう。

この本読んだら、きっと和菓子がたべたくなりますよ。

早くも落ち葉となったモミジ

2010-11-17 10:10:15 | 日記
前回紅葉した画像を載せてから一週間もたたないうちに、
こんなありさまです。
今年はあっという間に紅葉し、あっという間に散ってしまいました。
もう少し楽しみたかった。

落ち葉となるとこれはもう、ゴミなので、集めて
捨てなくてはいけない。
去年から導入した小型の熊手が大活躍。
でも、うちのような狭い入り組んだ庭用に、
こんなん売ってました。



ミニミニ熊手。298円だったか。
おぉ、これで能率は格段にアップします。

しかし、今日は…寒い。
昨日より暖かくなるはずなのに。
落ち葉掃除は午後からにしよう。
またあっという間にゴミ袋いっぱいになるんだろうなぁ。

フランスのロザリオ

2010-11-11 12:11:16 | 古いモノ
最近はフランスのebayにも手を出している大胆な私です。
ファブリック系が素晴らしいですね。アクセサリーも
イギリスの保守的なデザインとは違って、粋というか、シックと
いうのか、一味違います。
クリスマスといえばロザリオなんかいいんじゃないかと
探してみました。
このロザリオはイギリスに出品しているフランス人から
買ったので、英語でOKなのですが、フランスのebayはもちろん
フランス語です。英語すらままならない私がフランス語ができる
はずもなく、もっぱらエキサイトの翻訳を使っています。
ポイントは仏→英に訳すことで、仏→日はNGです。
「ガラスの非常に美しいロザリオの祈り前の1900お金の真珠」ってなんだ?
わざとわかりにくくしているのではと勘ぐってしまうほどです。

そんなこんなで苦労しつつ、手に入れたロザリオ。



ビーズはマザーオブパール。クロスはゴールドプレートと大理石。
この大理石を使ってあるところが珍しく、気に入りました。
年代はわかりませんが、100年近く前のものでしょう。
全体によごれていたので、きれいに洗いました。
あとは磨きです。きれいにしてから販売予定です。

サンゴとかアメジストとかも欲しいぽてちです。

「銀の実」は昨日、バングルをアップした途端に
オーダーが入り、びっくり。値段が高い安いは
関係ないようです。要はいいものかどうか、なんですね。


カエデもやっと紅葉してきました。



赤くなりだすと一気に全体に広がるのがおもしろい。
ほとんど一日で。

なにかと忙しくなってきたこの頃ですが、ボケ防止にも
いいかな、と日がなネットで苦戦しております。