ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

「ミステリウム」「蛇と月と蛙」

2011-06-30 14:19:19 | 読みモノ
最近読んだ本。島田荘司「進々堂世界一周 追憶のカシュガル」。ミステリーかと
思いきや、御手洗潔の海外での体験談でした。シリアスな内容で、ちょっと
重かった。

エリック・マコーマック「ミステリウム」ついさっき読了。ミステリウムって、
造語かと思ったら、ラテン語でした。「秘密」「奥義」「手仕事」などの意味が
あるそうです。その名の通り、こちらもミステリーかと思いきや、の内容で、
犯人捜しをしてもムダ、なのでした。

それでは久々に、Amazonさんのご紹介を。
「小さな炭坑町に水文学者を名乗る男がやってくる。だが、町の薬剤師の手記には
戦死者の記念碑や墓石がおぞましい形で破壊され、殺人事件が起こったと
書かれていた。語り手である「私」は、行政官の名により、これらの事件を
取材することを命ぜられるが、その頃、町は正体不明の奇病におかされ、
全面的な報道管制が敷かれ、人々は謎の死をとげていた。真実を突き止めようと
様々な人物にインタビューをする「私」は、果たしてその真実を見つけることが
できるのか……。謎が謎を呼ぶ、不気味な奇想現代文学ミステリの傑作!」

ということになるのですが、上っ面はそうなんだけど、読めば読むほど
迷宮に入りこんでいくような、でもそれがまた心地よいような世界に連れて行って
くれます。不思議な読後感で、また読んでみたいです。

田口ランディ「蛇と月と蛙」この作家は初めて読みます。短編集。
中に、作家である自分の作品が、国によっていかに違った読まれ方を
されるか、みたいな話があり、興味深い。国内でも人により感じ方は
違うのに、これが外国人だと予想もつかない読み方をするんだなぁ。
作家も大変だ。


今、予約している本(の一部)
丸山健二「眠れ、悪しき子よ」
スティーブン・キング「アンダー・ザ・ドーム」
どちらも長編で、気合を入れて読まねば。この暑さで
大丈夫だろうか。


またお知らせ(宣伝)
ネコちゃんのピンクッション、発売中です。



詳細は、 こちら です。

また柄物

2011-06-26 11:35:45 | 小モノ
またまた柄物の服到着。ATMOSPHERE というメーカーの
チュニック。送料込で1000円くらいだった。
あちらの服は胸が大きく開いていて、日本人向けではないので、
中に黒のキャミソールを入れてみた。
すごく薄い生地で、涼しそう。封筒があまりにペラペラなので、
本当にこの中に入ってるの?と心配になるほど。

今年もまた暑くなりそうなので、活躍しそうであります。

では久々に宣伝を。



こんなのとか、 



こんなのを販売中です。「銀の実」です。
よろしくお願いします。

キャディスプーン

2011-06-21 11:59:44 | 古いモノ
前から欲しかった、キャディスプーン、ゲット。

いわゆる茶さじですね。小さなものなのですが、これがお高くって、
ずーっと買えなかった。コレクターズ・アイテムなんでしょうね。

金色に見えますが、これはシルバーに金メッキ、というのかな、
英語でgiltと表記されるものです。でもほとんど金ははげていて、
うっすら残っている程度です。



貝の形のボウルと柄にも貝の模様という、かわいらしいデザインと、
1809年製と古かったのがキメ手でした。

しかしそうなると、茶筒(tea caddy)の方も欲しくなるんだなぁ。
シルバーだと数万円にはなってしまうので、これは気長に探すことにする。
一生モノの覚悟で探しますぞ。

あと高価なもので欲しいのは(物欲はとどまるところを知らない)、やっぱり
エジンバラ・クリスタルのシスル型ワイングラスと、マッチケースかな。

これも飽きもせずチェックしていても、これはというのが見つからない。
もう1年以上探している。我ながら執念深いことだ。
見つけて手に入れると、その分野への関心が急になくなるのも、
自分で理解しがたいところ。コレクターではないことは確かです。

チャームは別。これはいくつ持っていても次々欲しくなりますねぇ。
今探しているのは、地球儀と、動くウサギさん、鳥の巣の上に鳥、などなど。
明日からも(今日はもうチェック済み)がんばって探しますぞ。


骨っぽいロザリオとケーキ3種

2011-06-16 12:07:08 | 古いモノ
やっぱり天然の素材にこだわりたい私としては、ロザリオも同様。

今まで、マザーオブパール、サンゴ、ガーネットを手に入れたので、
後は木製と骨製かな。骨!人によっては気持ち悪いかも。
でもボーンチャイナという食器もあることだし、私は気にしませんが。

前に、クロスの部分も骨でできているのが売りに出されていて、しかも
骨そのものを交差させたデザインでした。これはさすがにちょっと…。

で、こちらはビーズは骨製、クロスやメダイは多分メタル製のアンティーク。

よごれがひどかったので、例のごとく、「ぱくぱく重曹ちゃん」でお掃除
しました。ビーズの穴の中のよごれは針と糸できれいにしました。
時間がかかりますが、楽しい作業。
部屋の掃除はあまり熱心ではないが、アンティークものをきれいに
するのは大好きなぽてちです。

その甲斐あって、きれいなアイボリー色になって、満足。
あとは木製か。これがまたいろいろな種類がありまして、
迷うところ。じっくり探そう。


さて、先日は誕生日だったので、いつもはワインとチーズその他を買ってくる
ところ、今年はケーキに的を絞ってみました。というか、誕生日をすっかり
忘れていて、そんな感じでお茶を濁してしまったのですが…。







もちろん、全部同時に食べたわけではありませんよ。
ここのケーキは甘さ控えめで食べやすい。

でもランキング的なものを見ると、やたら甘いケーキの
店の方が上位なのです。不思議。

結局、スイーツずきの人って、甘くないとダメのようです。
ま、スイーツっていうくらいだからねぇ。

私はこれくらいの甘さで、クリームがフレッシュ(前の日に
作ったようなのはすぐわかります)であれば、文句なし。
ということは本当のスイーツずきではないということなのね。

私は本当のポテトチップずきではあります。


ヴィクトリアンな靴と仮設住宅

2011-06-12 13:10:18 | 古いモノ
編み上げ靴というか、ブーツというのか、古い映画なんかを観ると、
昔の女性はこんなのをはいていますね。

ロングスカートにはピッタリなこの靴は、ピン・クッションです。

それほど熱心に集めている気もないのですが、見ると欲しくなって、
つい買ってしまいます。小さくかさばらない(これも4センチくらい)のもいいところ。

でもピューターなので、見かけよりかなり重い。
いずれ販売しますよー。


最近、近くに仮設住宅が建設されていたことがわかりました。

この団地内の一画です。全く知らなかった。



T町の町民用に、160戸あまり。集会所もできるそうです。
学校はどうするのかと思ったら、小~高校生がいない人限定
みたいです。もしいた場合、バスで小一時間かかる、はるか
遠くの学校に行かされるらしいです。なぜそういうことに
なったのかは不明。近くに小・中学校はあるのにねぇ。

もうそろそろ完成の雰囲気だった。

自分がいきなりこんな遠く離れた地に住むようになることを
想像すると、やっぱりイヤだなぁ。

せめて周辺住民の私たちが親切にしてあげないとね。