最近読んだ本。島田荘司「進々堂世界一周 追憶のカシュガル」。ミステリーかと
思いきや、御手洗潔の海外での体験談でした。シリアスな内容で、ちょっと
重かった。
エリック・マコーマック「ミステリウム」ついさっき読了。ミステリウムって、
造語かと思ったら、ラテン語でした。「秘密」「奥義」「手仕事」などの意味が
あるそうです。その名の通り、こちらもミステリーかと思いきや、の内容で、
犯人捜しをしてもムダ、なのでした。
それでは久々に、Amazonさんのご紹介を。
「小さな炭坑町に水文学者を名乗る男がやってくる。だが、町の薬剤師の手記には
戦死者の記念碑や墓石がおぞましい形で破壊され、殺人事件が起こったと
書かれていた。語り手である「私」は、行政官の名により、これらの事件を
取材することを命ぜられるが、その頃、町は正体不明の奇病におかされ、
全面的な報道管制が敷かれ、人々は謎の死をとげていた。真実を突き止めようと
様々な人物にインタビューをする「私」は、果たしてその真実を見つけることが
できるのか……。謎が謎を呼ぶ、不気味な奇想現代文学ミステリの傑作!」
ということになるのですが、上っ面はそうなんだけど、読めば読むほど
迷宮に入りこんでいくような、でもそれがまた心地よいような世界に連れて行って
くれます。不思議な読後感で、また読んでみたいです。
田口ランディ「蛇と月と蛙」この作家は初めて読みます。短編集。
中に、作家である自分の作品が、国によっていかに違った読まれ方を
されるか、みたいな話があり、興味深い。国内でも人により感じ方は
違うのに、これが外国人だと予想もつかない読み方をするんだなぁ。
作家も大変だ。
今、予約している本(の一部)
丸山健二「眠れ、悪しき子よ」
スティーブン・キング「アンダー・ザ・ドーム」
どちらも長編で、気合を入れて読まねば。この暑さで
大丈夫だろうか。
またお知らせ(宣伝)
ネコちゃんのピンクッション、発売中です。
詳細は、 こちら です。
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重かった。
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あるそうです。その名の通り、こちらもミステリーかと思いきや、の内容で、
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戦死者の記念碑や墓石がおぞましい形で破壊され、殺人事件が起こったと
書かれていた。語り手である「私」は、行政官の名により、これらの事件を
取材することを命ぜられるが、その頃、町は正体不明の奇病におかされ、
全面的な報道管制が敷かれ、人々は謎の死をとげていた。真実を突き止めようと
様々な人物にインタビューをする「私」は、果たしてその真実を見つけることが
できるのか……。謎が謎を呼ぶ、不気味な奇想現代文学ミステリの傑作!」
ということになるのですが、上っ面はそうなんだけど、読めば読むほど
迷宮に入りこんでいくような、でもそれがまた心地よいような世界に連れて行って
くれます。不思議な読後感で、また読んでみたいです。
田口ランディ「蛇と月と蛙」この作家は初めて読みます。短編集。
中に、作家である自分の作品が、国によっていかに違った読まれ方を
されるか、みたいな話があり、興味深い。国内でも人により感じ方は
違うのに、これが外国人だと予想もつかない読み方をするんだなぁ。
作家も大変だ。
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