夏の北海道(7)からのつづき
稚内公園から「稚内港北防波堤ドーム」へ
戦前、稚内から樺太へは連絡船が運航していました。
この場所に稚内桟橋駅があり、波堤ドームは樺太へ渡る人々を
強風や高波から守るために造られ
2001年北海道遺産に指定されました。
稚内駅前、道の駅の駐車場、いつも混んでますね!
1台空いたので駐車できました。
海鮮系に少し飽きてきてラーメンかカレーが食べたいねと
駅前の「たからや」の方を見ると、のれんを片づけてる~~~~(^_^;)
時間は13時30分
慌てて「もう終わりですか!!??」と聞いてみると
「いいよ~~~」と笑顔で応えてくれました。
地元で人気のラーメン店の1つ、初めての訪問です。
店内に入るとお客さんが2組。
有名人のサインも沢山あったけど、読めない(笑)
ベイスターズと阪神は読めました。
塩ラーメンが人気のようですが醤油ラーメンを食べました。
麺を食べても食べても減らない感じで結構大盛りに感じました。
醤油ラーメン、とても美味しかったです。
日本最北端の駅「稚内」
マサエちゃんは初めてなので、こんなに都会だとは思わなかったと。
駅ビルもでき、もう昔の風情は無くなりましたね。
稚内の駅を後にし、宗谷岬の所から宗谷丘陵に上がって行きます。
ここから宗谷丘陵に行くのは初めて、登りが結構キツかったです。
霧がだんだん濃くなってきました。
そのうち、運転してると先がみえなくなり、停車したり・・・
宗谷丘陵の57基の風車が何処にあるのかも、みえません。
いつも景色をみながら適当に走るので、方向が分からなくなりました。
自分がどこを走ってるのか・・・
「白い道」にも行かなくていいよね!と
どっちに進めば国道に下りれるかも分からないし
ナビで海がある方向に進んで行くと
偶然「白い道」に出てきました(笑)
「白い道」ホタテの貝殻を3キロにわたり敷き詰めています。
国道に下りてくると、霧は気にならなくなりました。
初山別ではなく宗谷岬の宿に宿泊するつもりでしたが
前に宿泊したことのある2軒の宿のうち、1軒は廃業、1軒は満室でした。
最北端のトイレ。
初めて利用したのですが、想像してたのとは違い綺麗でした。
宗谷岬からサハリン(樺太)までたった43キロしかないんですよね~
「間宮林蔵」の名前を聞くと宗谷岬を思い出すのは、私だけかな(笑)
今晩の宿に一度寄ってから「道の駅さるふつ」へ
猿払村は日本最北端の村でホタテの水揚げ地、酪農と漁業の村です。
オホーツクに面していて最低気温は氷点下20度を超える日もあるそうです。
昔は「貧乏みたけりゃ猿払へ行きな」と言われる貧しい村でしたが
現在は国内有数の漁獲量のホタテ漁によって高所得の村に生まれ変わりました。
友達がホタテを自宅に送りたいというので来てみました。
私も前に送ったことがありネットで注文したことがあります。
でも
臼谷漁港で値段をみてしまったからか、高い(^_^;)
サロマ湖の方にもホタテの店があるので、買いませんでした。
今日の宿は、猿払村の「笠井旅館」
稚内・宗谷の宿が取れず、初山別に宿泊したので
少し距離はあるけれど常呂町(サロマ湖)の「船長の家」に
電話をすると今年は休業しているって(^_^;)
地図を眺めながら紋別するか・・・何処にしようか悩み
宿泊したことのない、猿払村の観光課に電話しみました。
担当の方から「僕のいち推しです」と紹介された宿が笠井旅館です。
宿に電話をすると
ウチみたいなところで、いいんですか?と親切な雰囲気の女将さん。
女将さんの人柄で予約しました。
猿払のプリンが近年、話題になっていて、
羽田空港の「どさんこプラザ」でも販売しているそうです。
「さるふつプリン」なんと!
笠井旅館の女将さんが作ってます(*^_^*)
夕食には猿払のホタテやご主人の打った蕎麦
ほとんど猿払の地元のものを使った料理が沢山並びました。
もちろん、デザートはプリン(*^_^*)
つぎから次に運ばれてくる料理、ぜんぶ写真に写っていません。
翌日の朝食は簡素でしたがボリューム満点。
宿は古いのですが、お部屋は綺麗に掃除もされ
新しい感じで、布団もフカフカです。
宿に到着してから、すぐに本降りの雨。
気温も低く、ストーブを点けようか迷う程。
冬布団を掛けて寝るようでした。
宿泊客はライダーさんや車で周遊してる方等、
10人以上の方が宿泊されているようでした。
夕食時、神奈川から来てるご夫婦と話が盛り上がっていると
女将さんも神奈川の出身らしく女将さんも交えて
楽しいひと時を過ごしました。
つづく