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Mathmos 『ラバライト』

どろぉ~ん、ぐにょぉ~ん、・・・・

普段、割と忙しい日々を送っていて、せっかく家に居ても、ビデオを観てしまったり、
本を読んでしまったり、とにかく、ボケーっとしてる時間をあまり持てていない。
自分で、あ、これはボーッとしなくちゃいけないな!と感じるとき、このラバライ
トをつけるのだ。

常に形を変え、ゆっくりと動くこのライトは、ずーーーーっと眺めていても飽きる
ことがない。同じ形が一度だってないから。そうだ、海の「波」を見ているのと
ちょっと似てるかも。

とにかく、部屋を暗くして、ラバライトをつけ、ずーっと眺める。(側から見たら
異様な光景?)
ワックスが液体の中でぐにょぐにょ動く様は、光と影になって、とっても美しい。

かれこれ、もう20年ほどまえ、友人の家に行ったときに、はじめて目にしたランプ。
ラバライト。
液体の中を、電球の熱で溶けたラバというワックスが、ぐにょぐにょぐにょぐにょ
動き回るランプだ。60年代からアメリカで売られていたらしく、アメリカ雑貨や
古着やモノの好きな友人は、いいでしょ?これ。などと言いながら、私たちにそれを
披露した。
何これー。と、もう一目ぼれ。それからしばらく、ラバライトを購入すべく、いろん
なところを探したが、めぐりあうことはなかった。
調べると、それは、Lava Lite Lampといって、本家は、Lavaというところのランプ。
http://www.lavaworld.com/
友人の家にあったものは、きっとその「本家」のものだったに違いない!

しかし、今と違ってネットで探せるわけでもなく、とにかく見つからなかった。

何年かすると、類似品が街に出るようになった。でも、あの時、友人の部屋で見た
アレとはちょっと違う。類似品はデザインがオシャレすぎるのだ。色もオシャレすぎる。
私が探していたのは、透明な液体で、白のワックスのシンプルなラバライト。
そして、ついに!5年ほど前、中野の雑貨屋さんで、探していたラバライトを発見
したのだ!
Lavaのものではなかったが、やはり老舗の「Mathmos」というところのLava Lamp。
http://www.mathmos.com/

ドキドキしながら、即購入した。

それ以来、ずっとつけているわけではなく、普段は、部屋のインテリアとして、部
屋のすみに置いてある。心が少しゆったりしている時、ゆっくりしたい時、パチッっ
とスイッチを入れるのだ。

しかし。これ考えた人ってすごいなあ。

ちなみに、私にそれを見せてくれた友人は、いまや書籍商/文筆家 としても活躍中、
中目黒「COW BOOKS」の代表で、旅に出て、海外の古本屋からレアな本を発掘して
きてはお店に並べているらしい。大活躍中の、松浦弥太郎くんです。いつの間にか
有名な人になってしまっていてびっくりしたけど、やっぱり昔から、おもしろいモノ
が大好きだったんだなあ。
天職だ、と、ひそかに応援しています。

松浦弥太郎HP
http://www.bookblessyou.com/
COW BOOKS
http://www.cowbooks.jp/
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