ポンスケが飲んでいる重症筋無力症の薬は、
『メスチノン』といいます。
重症筋無力症の薬で、ステロイドを使わない方は、
メスチノンのような抗コリンエステラーゼ剤を服用することが多いです。
抗コリン剤は、神経による筋肉のコントロールが正常にはたからない状態を、
副交感神経を興奮させて正常に近づける作用があります。
この薬は対処療法なので、根本的な治療の薬ではありません。
副作用がけっこう強くて、
自分の場合は、下痢と発汗が強く出ました。
そしてもう二つ。
右の袋の薬は、
『リボトリール』と胃薬の『マーズレン』です。
抗けいれん剤なのですが、
メスチノンで副交感神経を刺激して、それが強くなっていたせいか、
まぶたにピクツキがでてきたのでリボトリールが処方されました。
左の薬はリンラキサーという、
肩こりの薬です。
重症筋無力症の症状のせいでまぶたが下がりっぱなしで、
それを無理に開けようとしているから、
眼精疲労のような感じで首から肩、背中がひどくこるのです。
この左右の薬に関しては、副作用は特に感じないかな?
という程度です。
メスチノンはだいたい4時間程度効果があると言われていて、
自分は1日2錠服用しているので、
計8時間くらいはわりとまともに動けることになります。
ほんとはもう1錠増やしてほしいのですが、
抗コリン剤の副作用で『クリーゼ』という恐ろしいのがあって、
呼吸困難になってしまう可能性があるので、
まだ1日3錠にはなっていません。
3錠になれば、もうちょっと動けると思うんだけどなぁ