重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
築地・浅草・京都・エゾリス 
興味を持ったものを写真とともに

バンホーテンのCM

2007-12-30 23:58:26 | ノンジャンル


バンホーテンなのです。

『ココアといったら、森永』が大多数かもしれませんが、

バンホーテンがいいの(ほとんどワガママです)


いろんな理由でスキなんだけど、

特にCMがよかったんです。


バンホーテン

片岡物産のホームページを見ていたら、バンホーテンのCMを発見しました。

12月頭くらいまでは、

バンホーテンのCMをテレビで見れたんだけど、

最近はあまり見かけなくて残念。


このCMでいいなと思うのは、

『外で寒そうに女性がココアを飲む』ということなんです。

そのシーンを何度見ても、

繰り返しうっとりしちゃいます。


過去の自分の身に、

同じようなことが実際あったわけではないのですが、

なにか懐かしさを感じるのです。


懐かしさが何なのかはよくわからないのですが、

若干の羨望もあるにはあります。


たとえば。

冬前の寒い日、自分は公園のベンチで読書をしていると仮定して。

間違っても米朝の落語の文庫本ではなく。

純文学でいきましょう。

小島信夫の『抱擁家族』とか、庄野潤三の『静物』とかね。

集中して、その本を読んでいる。

そうしていると、

連絡も何もしていないのに、

好きな人がココアを持ってやってくる。

何も言わずに、ベンチの隣に座り。

彼女はココアを黙って飲む。

自分はココアを飲む彼女の姿を一瞥し、

再び本を読む。


『お互いに言葉なんていらないよね』



なーんて勝手な想像をしちゃいます。

あくまで想像であり妄想です。


自分は妄想がはじまっちゃうと、止まらないのです。

困ったものだ。


年末だから許してね。

もうすぐですね

2007-12-29 23:45:16 | ノンジャンル


昨日の深夜に、ブログを書いてアップしたんだけど、

10分くらいで消しちゃいました。

見れた人はラッキーということで。



さて。

弟が入院してしまったのです。

弟が住んでいる場所は、同じ北海道でもちょいと遠くて。

東京で言うと、

新潟や福島県くらい離れているんです。

関西だと、梅田から金沢の手前くらいかな。


昨日、現地の病院に入院したんだけど、

外科の施設がないということで、

実家の近くの総合病院に転院することになったんです。

盲腸か大腸の憩室炎らしくて。

手術が無事に終わることを祈ります。


父と母が、現地の病院から付きっ切りだったので、

自分は家で留守番となっております。


その間、年賀状を一枚仕上げました。

大きな紙に下書きをして。

それを元に、年賀状を描いて。

色鉛筆とマジックでコリコリ描いておりました。



もうすぐ新年ですね。


自分の部屋の大掃除をしなきゃと、いろいろ片付けをしていて。

そうしたら懐かしいものを見つけてしまい。

なかなか片付かないのです。


部屋をリフォームした際に結構いらないものを捨てたんだけど、

それでも残っちゃってるんだよ。

90年代のスキーのカタログとか週刊誌、

古いファッション雑誌もあったよ。

それらを眺めていると、

あっという間に時間が経ってしまいます。


なるべく中身を見ないように、見ないようにと、

そおっと、捨てるのです。

中身を見ちゃったら、捨てれないものが増えちゃう。


年末かぁ。


やり残したことがいっぱいあるし、

それらを1つずつ消化していかなきゃいけないんだけど、

微妙に熱があって、ただ今ちょっとつらいっす。

弟の病状に比べたら全くたいしたことがないので、

栄養ドリンクとビタミンCで気合を注入して、

年末を乗り越えるよ。


年賀状の図案を悩み中

2007-12-27 23:44:11 | ノンジャンル


25日まで年賀状を出さないと、

元旦に着かないよーん、

という郵便局のお達しをスルッと忘れてしまっていて。

今になって(もう27日ですよ)、

年賀状の図案を考えているのです。


パソコンで印刷すりゃあ1日で書き終わるんだろうけれど、

パソコンで絵を描くのに、

恐ろしく時間がかかっちゃうんです。

というか、ウインドウズのお絵かきソフトと相性がとことん悪いのであります。



そういうことで、

毎年、真っ白な年賀状にいい加減な絵を直接描いておるのです。


これがまた、あまり評判がよろしくないのです。


一昨年までは自分の似顔絵を描いていました。





今さっき、気合だけで描いてみたんだけど、

これって丸っきりナルシスト決定じゃん。

年賀状に描くときは、

もちょっと時間をかけて、

色鉛筆やカラーマジックで色を塗るのですが、

毎年の変更点といえば、

ジャケットの色柄が違ったり、

髪型が違ったりだけなんです。



そういうことを踏まえたかどうかは、

自分でもよくわかんないのですが、

去年はこのような図案に変更したのです。





自分を猫と化し、コーヒーとタバコを持っている絵です。

実際に去年描いたのは、

これに背景を加えていました。

一枚ごとに、

全部服が異なり、

背景も全部変えたので、

えらいこと時間がかかっちゃったんです。


毎年、年賀状を描く枚数って徐々に減ってるんだけど、

その分、一枚あたりを気合いれて。


でも、

あまり反応というか評判がよろしくないんです。

そりゃあ、

干支なんて一切描かないし、

描いてあるのはオイラの自画像その他だもん。


今年はどうしよう。

干支はネズミでしたっけ?


うーん。


トムとジェリーのジェリーを描くか、

赤塚先生のニャロメにしようかなぁ。


あ!!

ニャロメは猫だった。


やっぱり猫にしちゃおうっと。

古本屋にドキドキ

2007-12-26 23:42:14 | 読書


久しぶりに某大手古本屋に行ってきました。

とりあえず、入り口でトイレを済ませて。

レッツラゴー!!


まずは105円の棚を端から探していきます。




志賀直哉の『城の崎にて』を発見!!

なかなか本屋さんで見つからないんだよねー。

『暗夜行路』がよかっただけに期待が高まります。


松浦理英子の『親指Pの修行時代』があったんだけど、

上巻だけで下巻がなくて残念…


105円の棚を一通り探したあと、

350円の棚に移ります。


350円にもなると、比較的新しい文庫本があります。

でも、なかなか欲しいのが見つからない。


おおっと。




松本清張の『砂の器』の上下巻は読んだことがないぞと、

カゴに入れます。


小林信彦のオヨヨシリーズがまたもやなくて、

山崎豊子の『不毛地帯』もなくて残念。


雑誌のコーナーに立ち寄って、

『STORY』のバックナンバーを探したけど、

去年のしかなかったよ。


結局、文庫を3冊しか購入しなかったんです。

悔しくて帰りにツタヤに立ち寄りました。

『ハイファッション』の最新号が発売されていると思ったら、

まだっだった…

そうそう、

新潮文庫で小島信夫の『アメリカンスクール』と、

吉行淳之介の『美少女』が復刊されたので、

売ってないかな~と探したんだけど、これまた売ってない!!

でも『アメリカンスクール』っていつ絶版になってたんだろ?

そういやここ5年くらい大手書店で見かけなかった。

『アメリカンスクール』や、

庄野潤三の『プールサイド小景・静物』って10年位前に、

再版してなくて切れてたんだよなぁ。

本屋で見つけては、買い漁ってましたよ。


吉行の『美少女』はずいぶん前に古本屋で買ったんだけど、

表紙が古いから、再版されたのを買いなおさねば。

大学時代に吉行淳之介の全集が発刊されたんだけど、

当時、お金があまりなくて買えなかったのが今でもクヤシイ。

これから講談社文芸文庫で発売されたとしても、

ちょいと高くて気楽に買えないよ。



ちなみに。

官能小説コーナーにもちゃんと立ち寄ったんだけど、

団鬼六先生の本が一冊もなくて残念!!

別にSMが好きなわけじゃないけど、

他の官能小説よりは買いやすいんだよ。


SMといえば。

その昔、本職のSMの女王様とお友達だったんだったんです。

ムチの叩き方と、ロウソクのたらし方を教わったんだよ。

あと、SMクラブのお客さん達の裏話とか教えてもらったよ。

でもね。

でもね、あたしゃーSMのお店なんて行ったことないよ!!

そんなの趣味じゃないっす。

何にでも興味のあるお年頃の時代だったんです。

なので、勘違いしないでねー。



自分らしいクリスマスイブ

2007-12-24 23:20:23 | 趣味嗜好
 

さあてクリスマスイブでございます。


自分らしいクリスマスとは何ぞや?

と自分に問いかけてみました。


そうだ、モスでモスチキンを食べようと思ったんだよ。

クリスマスだしチキンを食べなきゃね。




モスチキンとアイスコーヒーだけって、

ちょっと寂しい感じだけど、それもまた自分らしいということで。

夜ご飯にはもちろん少ないんだけど、

ちょいとツマム程度にね。



モスの窓ガラスにはクリスマスらしい装飾が。



サンタさんがプレゼントを背負っております。

いいねぇ、いいよー。


おや、こんなところに。



ツリーもありました。

こじんまりとしていて、主張しすぎていないのがグッド。



独り、気分が盛り上がってきたところで…




読書にふけるのであります。

クリスマスだからって、自分のペースは崩さないのです。

ちなみに村上龍の『コインロッカーベイビーズ』の下巻です。

それを満足するまで読むのでございます。


しばし読書。


まぶたと腕が疲れたところで帰宅。

本を持ち上げていると腕がダルくなっちゃって。

単行本は間違っても買わないようにしております。

だって重いんだもの。



ちなみに今日はこんな格好でございました。





10年以上前に神戸の居留地にあるラルフローレンで購入した、

グレーのウールフラノパンツです。

物持ちがよいというか、

大学時代に着ていた服を今でもよく着ています。


赤のカーディガン、白のブラウス。

黒のジャケットを羽織っておりました。

赤のカーディガンが、ちょいとクリスマスっぽいかなー。


クリスマスっぽいといえば、

モスの店員さんたちが、

サンタのコスチュームを着用されていて。

おぬしたちやるのう~と関心しちゃいました。


そうそう、モスの店長さんらしき人からストラップを頂いちゃったよ。

ありがたいっす。


まあ、イブだからって特別なにもしていなく。

チキンを一本食べただけなんだけど、

でも自分の中では、

しっかりとしたクリスマスを味わったのでありました。


これから眠る前に、

自分の部屋でネスプレッソでエスプレッソを入れて、

グイっと飲んでスヤスヤと眠って。

朝起きたら、

スカッと晴天だったらいいな。


そういや競馬だ

2007-12-24 00:06:43 | ノンジャンル


そういや今日は有馬記念でしたね。


今日、有馬記念という競馬のレースが中山競馬場であったのです。

有馬記念というのは、年度末の大一番的なレースで。

日本の重要な競馬のレースのうちのひとつであります。


中山競馬場というのは千葉の船橋にあって。

以前、旅行がてら覗いたことがあったんですが、

なかなかキレイな競馬場でした。


競馬場に行ったことはありますか?


神戸に住んでいた頃。

友人が競馬好きで、誘われて行ったのが阪神競馬場でした。

ちなみに阪神競馬場というのは阪急仁川駅の近くにあります。

大きなレースの開催日だったのですが、

ものすごい人だかりで。

人ごみもスゴイんだけど、

競馬場の建物にビックリしたんです。

なんじゃこりゃ、って。


大人専用のディズニーランドじゃねーかよ!!


と思ったんです。

吉野家の牛丼は食べられるし、レストランもあるし。

それになにより建物自体が新しくてリッパだったんだよ。


ほどなく京阪淀駅近くの京都競馬場にも行くようになり。

ここで『指定席』というのに座ったのです。


大きなレースの開催日に指定席に座るというのは、

なかなか困難なことなんです。

指定席の整理券を貰うために、徹夜で並んだりしなきゃいけなかったんだよ。


指定席にもいろいろグレードがあるんだけど、

京都競馬場に特別指定席というのがあって。

3500円だったと思うんだけど、

そこの席がすっごく快適なんです。

テーブルの上にモニターがついていて、

オッズ(配当)の画面やらいろいろ見れるのです。

それに、イスが大きくて足元も広くて快適。

お茶だって無料で飲めるのです。


競馬場の指定席というのは、建物の上層部にあって。

4階とか5階とかにあるんです。

野球やサッカーに格闘技なら、

競技をしている一番近い場所が高い席なんですが、

競馬って、とにかく高い場所にある席が値段が高いのです。

全体を見渡せるからかな。


徹夜で並んで、朝6時くらいに整理券を貰い。

場内に入ってボーっとしてるんです。

8時くらいにならないと指定席フロアに入れなかったんです。

まあなんとか時間をつぶして、

指定席のフロアに行ってソファーで仮眠しちゃうのです。

最初のレースが10時くらいにあるんでしょうけど、

メインレースって3時半くらいだから、

5時間近く、することがないのであります。


まあ、メインレースまでちょこちょこ馬券を買って、

100円単位で一喜一憂してました。


お昼になると、吉野家で牛丼。

モスバーガーやケンタッキー、銀座ライオンだって競馬場にあるんだけど、

競馬といったら牛丼を食べてる方が多いです。

ちなみに大盛りしか販売されていません。

きっとお釣りのやりとりが面倒なのでしょう。

すっごい混んでるし。


指定席フロアは、席の分だけの人数が限られてるから、

混んではいないんだけど。

一般席のフロアって、こりゃもうエライコッチャってなくらい混んでる。

階段に座る人はもちろんいます。

トイレ前だって、どこだって座ってるし新聞を敷いて寝てる方もおられます。

ゴミだって沢山落ちてるんだけど、

清掃員の方がちゃんといるから、そこまで酷くないかも。


交通費と指定席代、昼食代と馬券代で1万円くらいかかってたなぁ。

馬券にかける代金は5000円も賭けていないんだけど、

朝から夕方まで、

走る馬を見ながら、お茶を飲み。

牛丼を食べつつ、馬を見て。

ゆったりのんびりできていたから、

お金を賭ける賭けない関係なく、

結構楽しめていました。


地元に戻ってからは競馬は全くしなくなり、

競馬場にも行かなくなったんですが、

たまーにテレビで競馬の中継を見ると、

あのスゴイ人だかりの中の一員になりたいなーって思うことがあるよ。





たまには卑猥なお話

2007-12-23 00:12:11 | ノンジャンル


ついさっき、

某ファーストフードで札幌市内のタウン情報誌を読んでいたんです。

クリスマスが近いから、

鼻歌を奏でながら、

フンフフン♪と、ページをめくるのであります。

ちなみに、周りに知らない方が何人もおられたのですが、

わたくし、最近かっこつけるのを止めたので気にしないであります。


大丈夫。ここまでは下品じゃないぞ。


タウン情報誌の最初の方には、クリスマスの特集があり。

それを全部、スルッとスルーしちゃいます。

だって関係ないもんねー。


その次は女性のファッション関係。

これはチョロッと見ます。


続いて、レストランの情報。

美味しそうなものがいっぱい。

悔しいので飛ばす。


映画の情報のページはどこじゃい、とパラパラめくると。

唐突に現れる、ラブホテル情報に出くわす。

ここは観なくてはなりません。

自分の知らない世界が、そこにはあるのです。

いつかは行ってみたいな~とか。

ほー、オシャレなのね~とか思いつつ。

将来的に、エッチなホテールさんに行くことがあると仮定して。

初めてで緊張して、目に入る情報(ホテルの内装、装飾その他)に、

気後れしないために、ここのページを観るのです。


まだ大丈夫なはずだ。

そこまで卑猥じゃないぞ。



さて。

映画の情報ページにたどり着いたのです。

今日、自分が欲していた情報というのは、


『札幌の映画館でエッチなエロエロ映画をやってるところってないの??』


だったのです。

たいして卑猥でもなんでもないっすね。

まあいいや。

探しても探しても、

エロエロ映画館というのが、タウン情報誌に載っていないんだよ。

札幌にはないのかな~



自分がエロエロ映画館に求める願望としては、

 
 1 映画館自体が寂れていること

 
 2 お客さんなんて数えるほどしかいないこと

 
 3 内容が古すぎてガッカリすること

 
 4 何時間居ても大丈夫なこと


なのです。

1の『寂れていること』だけど、

シネコンみたいなキレイでハイテクな映画館で、

エロエロ上映ロードショーというのも観てみたい気もするけど、

大抵のエロ映画館って汚いものなのです(浅草六区のとかね)

廃れていないとダメ。

内装が古くて、イスのスプリングがボンネットじゃないと味がでないのです。


2ですが、

お客さんが多いと、イヤなんだよ。

隣に座られたら絶対ダメ。

だってエロエロ映画館で同性愛者さんが頻出する場合が多いですから。

上映中に手を繋がれたら…

怖くて逃げ出してトラウマになりそうだもの。


3の、古い内容はというと。

新しくて素晴らしいものだと、

観る目的が違うものになってしまう可能性があるので却下。

古くてツッコミどころが満載な方が、時間つぶしにちょうどいいのです。


4です。そもそも『時間つぶし』が目的なので、

何時間居て、途中で眠ってても文句を言われないのがいいなぁ。


なんで時間つぶしが目的なの?

という疑問ですが、

札幌に午前中から行くと、

夕方前にはまぶたが下がり、手足だって疲れてクタクタになるのです。

でも、夜の街も歩きたい。

んで、休憩するためにエロエロ映画館なのです。

ちゃんとした映画だと、キッチリ観たいもの。パンフも買うし。

だから観ても観なくてもどっちでもいい古いエロエロ映画なのです。


映画館って暗くなるから、まぶたが疲れないんだよ。

だから目を閉じて、ゆっくり身体を休めたいのです。


前々から、札幌に行くときに昼寝スポットを考えていたんだけど、

結論がエロエロ映画館でした。


ネットカフェや漫画喫茶だってあるのですが、

あそこって食事を出しているからアウトなんだよ。

隣でナポリタンやカレーを食ってる人がいたら、

ムショーにイラついちゃう。

食事する場以外での食事の匂いがダメなんです。

本気で吐き気を催しちゃんだよ。


あー。たいして内容が卑猥でもなんでもなかった。

これはこれでよかったのかな。


ところで札幌にエロエロ映画館はあるんですか?

男だけどケーキは二個食い!

2007-12-21 00:07:45 | 趣味嗜好

甘いものがすきなのです。


昔はお酒を飲んで暴れちゃうぞー、な人間だったのですが。

そうは問屋が卸さなくなり(なんかコトバがおかしいぞ)、

飲んでメチャメチャになることはなくなりました。

よく1人で飲みにも行っていたんだけど、

病気をしてからは、1人で朝まで飲んじゃうことはなくなったよ。


家で1人でお酒を飲むことは滅多になくて。

飲むとね、泣きたくなるし切なくなるから、

家での1人酒は自分にとって精神的によくないんだよ。


その代わり。

あまーいものを好むようになったのです。

和菓子洋菓子なんでもござれ。

身体が糖分を欲しているのでございます。

必要なものを摂取せねば、心が廃れちゃうもの。


でも、そうそう毎日のように甘いものを食べるわけにもいかず。

食べる機会を頂いたときに、

しっかりと満足するまで、心ゆくまで食べたいのでやんす。



ゆえに、ケーキを食べるときはこうなります。



2個です。

逆光で大変申し訳ないです<m(__)m>

拡大しましょう。



このケーキの盛られてお皿は、2個分用のお皿ではなく。

1個であっても、このお皿みたいなのです。

ということは、

このお皿にケーキ1個だったら寂しくないのか!?

と思っちゃうんです。

北大路魯山人だって、そう思うに違いない!


この日、約一週間甘いものを絶っており。

甘いものが食べたくて食べたくて、

頭がおかしくなる寸前くらいになっておりました。


さあて、食べます。

以前、この店に行こうとしたとき営業時間外で入れなくて。

その分もこめて2個。


まずは左手、これはガトーショコラのようです。

すっごい濃厚のチョコ。

生チョコをそのまま固形のカタチに仕上げて、

ケーキに変身なされたという感じ。

濃厚で甘いのですが、それがイヤミのあるものでは決してなくて。

くどくないというのが、スゴイ。

こんなに素晴らしいチョコケーキを食べたのは初めて!!

口の中が、恍惚ゆえの快感なのです。

自分には未体験のステキなこと、を体験した後のような感覚なのでしょうか。

うっとりしすぎて、まぶたが閉じてしまうの。


さて、右手のケーキはモンブランです。

こんなウマいモンブラン食った事ねーよ!!

イヤッホウ~と頭の中で大木こだまひびき。

栗のペーストの下にクリームが入っていて、

一番下はタルト生地なのですが、これが期待を一切裏切らないタルト!

タルトはちゃんと固くてフォークが刺さんねーくらいじゃないとね。

ガリっとした食感が欲しいのです。


ウヒャウヒャ言いながらケーキを頂いて、アイスコーヒーを飲んで。

あまりに美味しくて、

一気に食べちゃったせいか、胃に空気がたまっちゃってゲップがでなくなり。

ちょいと苦しくなったのが残念。

ちょっと緊張したせいもあったよ。


ステキな一時を感謝。


ちなみに、ここのお店ですが。

『チョコレートバー・ラプソディー』です。

札幌の宮の森という、円山公園の近くなのであります。


あ、そうそう。

この後、違うお店でもケーキを食べたんだよ。

男のくせに軟弱なヤツだなぁと思うなかれ。

本当にオイシイものを目の前にしたら、

食べ物にだって恋をしちゃうんだぞー。


ラプソディーでのケーキが、

自分にとってのクリスマスケーキなのでした。



近場の喫茶店(その5)

2007-12-19 00:04:02 | 喫茶店



看板がないのでございます。

ですので一見すると、何の建物なのか分からないのであります。


外見はコンクリート打ちっぱなしの上から、塗装がしてます。

この目線から建物を見ると、

小ささに不安を覚えます。

え?ここが喫茶店なの!?


そうでございます。

ここは『ogana』という喫茶店なのです。

札幌中央区円山西町8丁目4-26という場所。

円山動物園の裏あたりの藻岩山の山麓でございます。


円山という場所は、札幌では高級住宅街です。

北海道という地域性を考えた上でも、

とんでもなくスゲー高級住宅が円山にはあるのです。

北海道には寒い北風がピューピュー吹いている、はずなのに。


住宅メーカーの家じゃなく、

明らかにオシャレな建築家(たぶん肩書きを建築士としていないと思われます)や、

デザイナーさんが、ええいと設計したような、

山麓に、すんばらしい豪邸が荘厳に並ぶのです。

延べ床面積250~300㎡以上は確実です。

関西で言うところの、芦屋の六麓荘みたいな感じです。

大学時代、六麓荘にお友達がいたのですが、

車の中でひっくり返りそうになったのは言うまでもありません。


そういった地域、一般的な『札幌』からみても特殊だとは思うんですが、

そこに、『ogana』があるのです。


入り口から中へ入っていくと、

いきなり階段が現れます。

ここでひるんではいけません。

円山という地域に自分が負けてしまわないように、

悠然と階段を下りてください。


階段を下りて左手に扉がございますが、

ここを開けます。

扉には何にも書かれていないので、

喫茶店だと分からない人は、ここは住宅じゃないか!?

と引き返すかもしれませんが、

とにかく扉を開けるのです。

自分に自信を持って、円山に飲み込まれないようにね。


地下なのですが、

崖に建っているので、大きなガラス窓があります。

内装はコンクリートの打ちっぱなし。

一見すると、無機質な印象を受けます。

当然ながら非現実な空間という第一印象を感じたのですが、

ガラス窓からの景色が山々であったり、住宅であったり。

日常と非日常との混在、などと勝手に思い込んでしまいました。



パフェを注文します。

パフェです。

男であろうと、なんであろうと。

パフェを食べたいときは確実にあるのです。


地下の入り口に、ケーキのショーケースがあるのですが、

どう考えても、どれも美味しそうなのです。

迷います。でもパフェなの。


パフェの写真や内装の写真がないことを先に断っておきます。

ごめんなさい<m(__)m>

店内撮影禁止だったの。



さてパフェです。

ブラウニーが上に乗せられていて、

その下に、まずチョコアイスが乗っています。

濃厚です、オイシイ。

ソフトクリームの層もございます。

乳くさくなくて、とっても美味。

もっと下を探索します。


どれどれ


チョコクリームをなめてみるでごわす。

スンバラシイ。

一番下にはケーキ生地がしかれています。


この際、上から下までごっそりとスプーンですくってみるのです。

お口を大きく開けて、

気合を入れます。


パク


とっても上質なケーキを食べているような感じです。

こうなったらスプーンが止まらないのです。

一気に食べます。


パクパクパクパクッ


気がついたら、パフェのグラスが空なのでした。

余韻に浸りつつ、

コーヒーを飲み、景色を眺めて。


ちょっと贅沢でステキな昼下がりを堪能したのでありました。


我、バルザックに挫折する

2007-12-17 23:38:16 | 読書


久しぶりの挫折であります。


しばらくの間、

どんな本を読んでも途中で投げ出してしまうことはなかったのです。

それなのに、

バルザックに挫折したんだよ、それも二度目…


前回は『谷間のゆり』を読んだんだか読んでないんだかの状態でアウト。

今回は、『ウジェニー・グランデ』という小説だったのですが、

どうにもこうにもページをめくる気が起きなくなるのだよ。


日本の小説だと、書かれた時代がどんなのであるかが分かれば、

ある程度は読めるんだけど。

海外のだと、

フランスであれ、ロシアであれ。

18世紀くらいの海外のことなんて考えたこともないし、

どういう生活をしていて、どうだったかなんて知らないのです。


せいぜい知っているとしたら、

フランスでハイヒールが流行ったのは、

ばら撒かれたウンチを踏まないためとか。

フレグランスは、ウンチの匂い消しだとか。

マントは、二階から捨てるウンチに当らないためとか。

下々のことしか、興味がわかないであります。


世界史で中世ヨーロッパのことを勉強したような気もするけれど、

高校のときの世界史って、

十字軍の遠征がなんであったとかで挫折してしまったよ。


ホント、海外の古典小説には挫折しちゃうことが多くて困る。

フロベールの『ボヴァリー夫人』だけしか完読できていないの。

ディケンズは読んだ気がするだけで、

本当に読んだかどうか自分でも疑わしいです。


どうも海外の小説だと、

『エロスが入っていないものは頭が受け付けない』

感じです。

ホントどうしようもありません。