重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
築地・浅草・京都・エゾリス 
興味を持ったものを写真とともに

ケンとメリーの木~新栄の丘(美瑛町)

2014-08-30 00:25:52 | 富良野・美瑛

 

美瑛町の名所となっている一番背の高いポプラの木は

「ケンとメリーの木」

こちらの看板によると

昭和47年、日産スカイラインのCMに使われたとのこと

 

自動車にあまり詳しくないけど

スカイラインは知っているぞ

「トップギア」でジェレミー・クラークソンが

日本の高速道路乗って

『パワァー!』『カモーン!』と言っていた車が日産GTR

GTRはスカイライン

スカイラインと言えばケンメリだ

「ケンとメリーのスカイライン」

かっこよい車です

車というのは

ちゃんと走って、きちんと停まるだけではなく

格好よさが備わっていなきゃねと

ついさきほど

インターネットの中古車情報でケンメリスカイラインの写真を見て思った

ちなみに中古価格は300万円以上もしますぞ

瞬く間に遠い目になる

格好よい車は高いのだ

クラシックカーはより高い

(マニュアル車は運転できないというオマケつき)

札幌から美瑛町まで

もっと交通の便がよかったらいいのに

 

続いて向かった先は

新栄の丘展望台

夕日が美しいとのことですが

この時、まだ昼1時くらいだ

夕日が綺麗ということは

向こうが西なんだね

 

夕陽に向かって走ったのはロバート・レッドフォード

あ~したぁに~向かぁって走れ~と歌ったのは吉田拓郎

中学校の200M走でゴール前5メートルで

長くもない足がもつれて素っ転んだのは

このあたくしだ

イメージ的には

足がマンガの風車のようにクルクル回って走っていたのですよ

「俺、はえーよ!」と思いつつね

実際にはそんなに速くないのだけど

5月の新緑の季節に

風を切って走れるのは気分がよいのです

そのマンガ的風車が

ロープか何かに引っかかって

カランコロンと止まってしまった感じでしょうか

おっとっと、ずさー(すっ転ぶ)

 

横のレーンの走者がゴールする姿を

這いつくばり涙目で眺めていたのは内緒だぞ

 

続きは「青い池」です

 

 


親子の木~北西の丘展望公園(美瑛町)

2014-08-27 00:19:57 | 富良野・美瑛

 

遠くに見えるのが「親子の木」

撮ったままの写真だと

あまりに小さく写っていて何が何だかワカランチンだったので

トリミング(周りを切った)しました

 

この日、レンズは35mmと60mmを持っていて

60mmの方を付けていれば多少だけど「親子の木」を大きく写せたのですが

パパッと道路横に車を止めて

(車の通行の邪魔にならない場所を探すのが大変だ)

スタコラサッサ

パチりと撮ったらずらかるべと

レンズ交換するのが時間的に憚られた、と言えば大げさだけど

単に200mm以上の望遠レンズないから対して変わらんと

あきらめの境地に入っておりました

 

※ちなみにiPhone5sの画角は30mmくらい

 

美瑛に行くなら超広角と望遠が欲しいと

つくづく感じた

 

じゃあ親子の木に近づいて撮ればいいんじゃね?

撮った一枚がこれ

近づき過ぎて、片方の木しか写っておらんじゃないか

(撮っている最中、この木が何の木だったかうっかり忘れる)

意地でも35mmのレンズで撮る

 

写真が上手ではないのは

あと一歩近づいていないからだ

あるいは離れていないからだ

 

正確にはこの文面じゃなかったかと思うけれど

有名な言葉らしい

 

ズームレンズを使わずに

単焦点(つまり拡大できないレンズ)で

足を使って撮りましょってなことなのですが

美瑛町に限って言えばそれは難しい

近寄ると畑

離れても畑

 

なぜズームレンズ(標準の)を買わなかったかというと

ウニョっと伸びるレンズの先が

ちんちんの先っぽみたいで嫌だからという理由だ

下品ですみません

(たまには下品な事を書いてと、知り合いに言われた)

 

それにしても北海道は広い

 

カーナビの目的地を「青い池」に設定しているので

iPhoneのGoogleマップのGPSが頼り

それでも美瑛の丘だと路に迷います

どんどん減ってくiPhoneの電池に途中で青ざめる

 

なんとか着いた北西の丘展望台

ピラミッド型の展望台が特徴です

トイレがあり、土産物屋が並んでいます

一安心でおしっこも多い目に出てきます

なんのこっちゃ

展望台に登るぞ

階段がキツい息が切れる

よい眺め

もうちょっと晴れていればと思うけど

雨よりはよいかと楽観する

 

 


セブンスターの木(美瑛町)

2014-08-23 00:03:24 | 富良野・美瑛

 

北海道美瑛町

かなりアバウトですが

旭川市と富良野市の中間よりちょい北にあります

美瑛といえば丘に青い池

 

旭川方面から美瑛に入り

パッチワークの路を進むと

最初にある観光スポットが「セブンスターの木」です

昭和51年、セブンスターの観光タバコにこの木がパッケージとなったようです

現在はセブンスターのパッケージは白地に星の点々

時たまキャンペーンでオシャレにデザインされたパッケージが販売されていますが

昭和の頃には

ピースやその他タバコは東京オリンピック開催記念など

素晴らしいデザインのパッケージがありました

次回、2020年の東京オリンピックの際には

JTさんには記念パッケージを作って頂きたいです

(でも、箱下段の健康注意書きでデザインが台無しになるんだろうな)

 

さて

写真2枚目のセブンスターの木の看板に

「畑には絶対に入るな」とあります

海外の観光客が畑に入って写真を撮ることがあるらしい

もっと遠くから撮った1枚が欲しかったけど

歩くの疲れるのでやめといた

美瑛の丘はアップダウンがキツいのだ

パッチワークの路で1枚

若干写真が暗い気がするぞ

 

 

 

 

 

 

 


ウイスキー博物館(ニッカ余市)

2014-08-14 01:08:39 | 小樽・余市

 

ニッカウヰスキーといえば

このヒゲおじさん

札幌すすきの交差点にヒゲおじさんの大きな看板があるので

お酒を飲まない方も知っていると思います

ヒゲおじさんは「キング・オブ・ブレンダー」という名前で

いくつもの香りをききわける事ができるブレンドの名人とのこと

 

モルトとグレーンを混和させて作るブレンディッドウイスキーでは

神のような鼻を持ったブレンダーが

ウイスキーの香りのみでブレンドの配合を決定するらしい

(これもまた美味しんぼ情報だ)

余市蒸溜所にあるウイスキー博物館入り口には

上記のキング・オブ・ブレンダーの絵と

銅製のポットスチルがおでむかえ

 

奥へ進んで行くと

有料の試飲コーナーがありました

ここではニッカの様々なウイスキー(原酒を含む)の他

世界のウイスキーを試飲することができます

ちらっと見た限りでは

オールドグランダッド/ジャックダニエル/グレングラント等の瓶がありました

全部で50種類ほどのウイスキーがあるそうです

ニッカウイスキー創業者である竹鶴政孝と妻リタの思い出の品が置かれています

ソファーや

テーブル

その他様々な展示がありました

 

続いて

さあウイスキーだ!

昭和48年発売

特級ノースランド

 

昭和の終わりまでウイスキーには日本酒と同様

級別制度が存在していました

国産ウイスキーの保護及び価格統制のために

特級・1級・2級と分類し

それらの級別は原酒を含む割合で異なり

例えば1級だと原酒が10%以下となっていました

 

そんなのオカシイじゃねーか!と異を唱えたのはイギリス

昭和61年東京サミットでサッチャー首相から怒られる

その後、平成元年に酒税法改正

これによってウイスキーの級別制度は廃止となりました

その他、海外ウイスキーに課せられた重税も引き下げられ

憧れのスコッチウイスキーが驚くほど安くなっていきました

その結果

国産ウイスキーはスコッチウイスキー等と同じレベル・市場で競争することとなり

品質が上がったと言われています

昭和43年発売のG&Gも特級

昭和39年発売のハイニッカ

こちらは2級酒となっています

おなじみスーパーニッカは昭和37年発売

こちらは特級

大卒初任給が15000円の時代

このスーパーニッカは3000円もしたそうです

(詳しくはニッカウイスキーのサイトをご覧ください)


ニッカ余市蒸溜所(2)

2014-08-11 00:10:17 | 小樽・余市

 

ニッカウヰスキー余市蒸溜所にある醗酵棟

醗酵棟内にウイスキー製造工程が記載されたボードがありました

大麦を乾燥させたものを砕き

糖化させ酵母を入れ

それを醗酵させるとアルコールを含むようになるとのこと

ビールや日本酒だと発酵で終わりですが

アルコール度数の高いお酒は蒸溜工程が加わります

ウイスキーは2回蒸溜をするようです

こちらは醗酵タンク

おいしくなーれと、願ってきました

醗酵を経たウイスキーの原料は

こちらの蒸溜棟でアルコールを取り出します

ずらりと並んでいるのは

ポットスチルという蒸溜機

蒸溜には石炭を使っています

真っ赤に燃えた炉付近はすごく熱い

 

蒸溜した原液は

まだウイスキーとはいえません

この段階ではウイスキーの特徴である琥珀色が付いていません

樽に詰めて熟成させることで

香りや色が付きます

長く熟成させれば色濃くなり

水分が蒸発されるのでアルコール度数も少々高くなるようです

 

ニッカウイスキーは樽を作ることも重要と考えており

「わたしは良いウイスキーを作る 君たちは良いウイスキー樽を作れ」と

創業者竹鶴政孝の言葉があります

釘を使わずに樽を組み上げるのは至難の技

木材となる樫の木を絶妙なカーブで削り

側板を作ります

組み上げた樽の内側を焼いて完成

かなり昔

ここ余市蒸溜所へ来た時に使用済みの樽が販売されていたのですが

今回はありませんでした

たしかすごく高額だったような

かつて販売していた使用済みの樽は

半分に切断されており

園芸用だったかと思われます

もうちょっと続きます


ニッカ余市蒸溜所(1)

2014-08-07 00:11:56 | 小樽・余市

 

ニッカウヰスキー余市蒸溜所は

試飲やウイスキー類の販売の他

製造工程を学べる場や

ウイスキー博物館も併設されています

それらは広大な敷地の中に点在しており

歴史ある登録有形文化財に認定された建造物等も

正門や貯蔵庫に利用されています

登録有形文化財に指定されている第1貯蔵庫

建物内にはウイスキーの樽が置かれています

こちらは原酒の販売所

看板にシングルカスクとあります

瓶の前にあるグラスは香りを嗅ぐ為のもの

シングルカスクウイスキーとは

1つの樽から熟成、瓶詰めされたもので

樽の素材により味わいが異なるとされています

 

シングルカスクの原酒は蒸溜所の売店にも販売されているのですが

原酒だけあってアルコール度数が高く

余市10年の原酒が57%

15年になると度数60%を超えていました

 

ウイスキーにはシングルカスクの他

シングルモルト、ピュアモルト、ブレンデッド等があり

1カ所の蒸溜所でモルト(大麦)のみで造られたものがシングルモルト

(余市、宮城峡等)

複数の蒸溜所のモルトウイスキーを混ぜたものをピュアモルト

(竹鶴)

複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキー(とうもろこし、大麦)を混ぜたものはブレンデッド

以上のように分類されています

 

ウイスキー会社によって種類の呼び名が異なるようで

この辺りの事情は

美味しんぼ70巻に記載があったと思います

 

1934年、創業者竹鶴政孝によって余市蒸溜所は建設されました

竹鶴政孝はスコットランドにてウイスキー造りを勉強した後

寿屋(現サントリー)に入社

ウイスキー製造を指導し、その後独立を経て

北海道余市町にて大日本果汁株式会社(現ニッカウヰスキー)を設立

竹鶴政孝は日本のウイスキーの父と呼ばれています

 


ニッカ余市で試飲する

2014-08-04 00:01:34 | 小樽・余市

 

ゴルフの聖地はセントアンドリュースと言われ

テニスと言えばウインブルドン

競馬はエプソムかニューマーケットか

ウイスキーの聖地はスコットランドだ

どれもこれもイギリス

ちなみにラグビーの聖地、トゥイッケナムスタジアムもイギリス(王国)じゃ

 

だがしかし

北海道余市町はジャパニーズウイスキーの聖地とっても過言じゃない

自分の中でウイスキーといえば「ニッカウヰスキー」なのだ

若い頃

「美味しんぼ」第70巻スコッチウイスキーの真価を読んで以来

サントリー派ではなくニッカ派となったのですが

詳しくは美味しんぼを読んでくださいねとしか言いようがありません

 

ということで

秋にNHK朝の連続ドラマ「マッサン」が放送されることだしと

ニッカウヰスキー余市蒸溜所へやってきました

左建物が売店で右はニッカ会館となっており

会館内に試飲の場所があります

この日は運転手じゃないので試飲できるぞ

試飲できるお酒は

余市10年、鶴17年とアップルワイン

その他リンゴジュースもあります

 

最初、リンゴジューズを飲んだのですが

(かなりうまいぞ)

一杯くらいなら酔わないと勝手に決めつけ

一枚目写真のシングルモルト余市10年の所で立ち止まり

ぐへへ、おじちゃん飲んじゃうぞーと意気込む

試飲のグラス

余市10年をストレートでくいっとね

美味しいけれどさすがにキツかった

半分辺りで水入れる

丁度いい!

命の水とはよく言ったものだ

身体に染み渡るぞ

竹鶴17年や

鶴17年の瓶などが展示されていました

 

つづく