個人旅行専門 KENJI Travel

国内、海外の個人旅行・2人旅について、便利で安価な旅を提供するKENJI Travel

あなたの旅をコーディネート

城崎温泉の旅

2013-11-04 03:40:11 | JR御殿場線の旅
今回は、兵庫県北部 城崎温泉の旅を紹介します。
まず、城崎温泉へ向かいます。

京都からJR山陰本線で福知山を経由して城崎温泉駅で下車します。
京都駅か約2時間半到着です。
大阪から三田、福知山を経由するルートもあります。

城崎温泉は、兵庫県豊岡市城崎町にある温泉。 平安時代から知られている温泉で1300年の歴史があります。7つの外湯巡りができます。
「城崎温泉」1日入浴券 1200円を購入し、趣向を凝らした7つの城崎温泉を巡ります。

駅舎温泉さとの湯
まず現代的で駅前にある さとの湯です。
さとの湯は、大都市近郊のスーパー銭湯に近い形態の温泉です。
風呂は、大きく人も少ないのが良い点です。

地蔵湯
江戸時代、村民多数の入浴が見られ里人の外湯として親しまれていました。
この湯の泉源から地蔵尊が出たとの伝えでこの名となっています。
入口横の大きな灯籠があり、建物の六角形の広い窓は玄武洞をイメージ。
特徴は「ジェット風呂」で、気持ちいいです。
「打たせ湯」もあります。

柳湯
城崎温泉の外湯の一つ「柳湯」は子授けの湯、安産のお湯。中国の名勝西湖から移植した柳の木の下から湧き出したお湯と言われています。
小さい温泉ですが、ちょっと深めの湯船が体を温めてくれます。
この温泉も人が多く湯船にはいるのに苦労します。

一の湯
江戸中期温泉医学者がその著「薬選」の中でこの湯を、天下一と推賞したことから名づけられています。
桃山方式の歌舞伎座を思わせる建物で町の中央にあります。
館内の洞窟風呂は岩をくりぬいたような岩風呂で、サウナ的な効果もあります。
ここも深めの湯船です。

御所の湯
美人の湯 として知られています。
1267年 後堀河天皇の姉安嘉門院が入湯されたことに由来して御所の湯という名前になりました。
2005年7月にオープンした城崎で一番新しい外湯です。外観は京都御所をイメージ。
檜丸太を組み上げガラス屋根を施した内湯「天空風呂」、
一の滝、二の滝、三の滝を設けた野趣溢れる「滝の露天風呂」があります。
一番人気の温泉で、着替える場所もない状況です。

鴻の湯
外湯の中で最も古くから開けた湯で、1400年前コウノトリが足の傷をいやしたことから発見されたといわれ、この名になっています。
町の奥深く街路から離れた閑静な湯です。
露天風呂の周りに庭があり、気持ちいい風を受けてくつろげます。
人もすくないのでお勧めです。

まんだら湯
商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯
717年 温泉寺開祖道智上人の曼陀羅一千日祈願によって湧き出たことでこの名になっています。
屋根は仏縁にちなんで御堂を模し、入口は唐破風、山すその緑に包まれて清楚な趣をもっています。
露天風呂には風流な檜の樽湯を設置しています。
それほど混んではいなく、樽湯に入れれば落ち着いた雰囲気を味わえます。

城崎温泉の7つの湯をまわるには、最低3時間半は必要です。
また、風呂に7回も入るため結構体力を消耗します。
到着した1日目に旅館の風呂だけ入って、次の日に朝から7つの外湯巡りをするのが
お勧めです。
次の日が移動であれば、4つくらい巡るだけにとどめるのが良いです。
若い方は、体力で7つをすべて急いで制覇するのも記念に残ります。

温泉以外にも、街自体が川と柳の木、コイが泳いでおり、川沿いをゲタでゆっくり散策するのがお勧めです。
結構夜遅くまで浴衣を着た観光客が歩いていて、カランコロンとゲタの音が絶えません。

城崎には、温泉以外に、コウノトリを観察できる『ハチゴロウの戸島湿地』、玄武洞もあります。
ハチゴロウの戸島湿地は、城崎温泉駅から2kmほどで徒歩で行けます。
コウノトリを放鳥したものが湿地に暮らしている様を観察棟から2,3羽見ることができます。
自然の姿を遠くから観察でき、価値があります。

玄武洞は、城崎駅の1つ南の玄武洞駅が近いですが、徒歩で行くのは難しいです。
駅の川向こうに玄武洞が見えていますが、橋が1.5kmほども上流にしかないとためです。城崎温泉駅からタクシーで行くか、レンタサイクルで行かないと行けません。
玄武洞は火山活動でマグマが流れ出し固まる時に、きれいな割れ目をつくりだした、波に洗われて姿を現したもので、玄武岩が積み上げられています。六角形の柱を束ねたような不思議な形で、国の天然記念物です。
これからのシーズンが、城崎温泉のシーズンです。
冬は、カニのシーズンで温泉に入った後、カニを食べるという贅沢な旅行ができます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿