大井川の風

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富士山静岡空港の今! その527 祝!チャイナエアライン就航決定

2012-01-08 22:00:00 | 富士山静岡空港
チャイナエアライン(華航)の静岡就航が正式に発表されました。
静岡空港の国際線への定期就航は、アシアナ航空・大韓航空・中国東方航空に次いで4社目ですが、これは日台間のオープンスカイ協定の発効に伴ない、輸送の自由化が行われた結果です。チャイナエアラインは静岡のほか、富山と鹿児島に就航しますが、マンダリン(華信)や復興航空も新規路線や増便を検討しているようですので、これから日本各地の地方空港で台湾の航空会社の飛行機を見ることができそうです。


そこで、静岡空港とチャイナエアラインですが、開港以来150便を超えるチャーター便を運航し、いつ定期便化してもおかしくないと言われてきました。ただ羽田の国際化や昨年の東日本大震災などの影響もあり、一時は定期化見送りと思われていただけに、就航決定は嬉しいニュースとなりました。粘り強く就航に尽力された皆さまには、頭が下がる思いです。


就航日は毎週日曜、火曜、木曜で、静岡発20:00(台北着 現地時刻22:30)、静岡着19:00(台北発 現地時刻15:20)です。<機材はB737-800を予定>


実際に就航したら、こんなイメージでしょうか。(過去の夜着チャーター便の写真)


18:00以降に出入国の審査が行われるので、ここはもう1便、国際線をお願いしたいですね。



さて、チャイナエアラインは開港初日(2009/6/4)からチャーター便を運航しています。


今は開放されていない西側臨時駐車場からの撮影(2009/6/4)。滑走路東端に展望施設がありますが、この場所にもあったらいいですね。


夜間の離着陸ですので、富士山とのコラボレーションはちょっと厳しいかもしれませんが、静岡・高雄、静岡・花蓮などのチャーター便も過去に就航していますので、復活を期待したいですね。


定期就航している航空会社を除くと、国際チャーター便の数としてチャイナエアラインに次いで多いのが、中国南方航空。以前は静岡-大連-北京などの定期就航を目指しているとのお話もありました。今月から始まる長沙とのプログラムチャーター78便が成功し、来年の今頃はまた嬉しいニュースが伝えられるといいですね。