PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

それぞれの偉業

2018-11-17 18:26:08 | 仙台旅行


仙台市天文台再び🔭(ランダムステップ🐾)


ニュートン🍎


アインシュタイン💫


宇宙は今でも膨張しているようだ…🎈

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19歳のイマジネーション Love and Bom

2017-12-29 01:15:34 | 心象風景





19歳頃(オレンジモヒカンの頃。。。🍊🧡)に書いた漫画出てきた。。。

歓迎のための花束💐に爆弾が入っていた💣

彼女と花束💐もろとも爆死したアインシュタインがモデル?の発明家⚗️

夢の中で彼女(バクダンマ)は救世主(メシア)だった

僕が探し続けてたのは僕自身の屍体だったんだ(☜出た安部公房的な展開。。。Coffin 棺桶⚰☕️とか、まんま安部公房。。。 このイメージは後の散文Tomorrow belongs to meにも繋がってくる。。。)

世界のはじまり LOVE✌️(溶液で満たされた保存ケースに入れられた首だけの2人。。。笑顔…  多分お話も出来る状態💬💬)

あの頃のおいら何を考えてたんだかねー。。。^^;

スヤア(( _ _ ))..zzzZZ


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アカンベーと無我の境地

2015-05-10 13:53:59 | 事象への想い

アカンベーといえば、相対性理論アルベルト・アインシュタイン...(昔、そのアカンベーのアインシュタインの絵を描いたことがあります... 雑味。。。

 

照れ屋さんだったから写真を撮る時こういった表情になったという話を聞いたことがある...

 

ちなみに、チベットでは、あかんべーのような舌をだすジェスチャーは、尊敬の念を表す表情なのだそうです...

 

ところ変われば。。。

 

 

〈おまけ〉チベットといえば、チベットスナギツネ・・・(今、CMで話題の...) 無我の境地のような白けた表情。。。 この世の果てを見据えてる。。??

 

(ちなみに〈二回目..〉、テニスの王子様“無我の境地”という技があるらしいデス・・・ そう、技、技だ みんな技だ ◯◯の術、みたいな... そうして生き抜け

 


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They Might Be Giants - Science is Real (official TMBG video)

2014-08-07 19:06:50 | 音楽

They Might Be Giants - Science is Real (official TMBG video)

 

 科学はホントーなんだ
 ビッグバン理論だって DNAだって
 科学はホントーだよ
 進化論だって 銀河系だって

 科学の理論というやつは
 ただの思いつきや当てずっぽうじゃないんだ 
 科学は問題と取り組むんだよ
 たくさんの実験を通してね
 だから導き出された科学理論は
 多くの事実の集積なんだ

(They Might Be Giants - Science is Real)

 

アメリカでは1920年代にテネシー州で学校の理科の授業で進化論を教えた教師が有罪になり、以後、南部の数州では公立学校で進化論を教えることが法律で禁じられてきた。80年代に最高裁が進化論教育の禁止は憲法違反だと判断すると、クリスチャンたちは「創造説(神が世界を創造したとする説)も学校で教えないと不公平だ」と言い出した。福音派であるジョージ・W・ブッシュ大統領も「創造説を学校で教えるべきだ」と発言している。

ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツが『科学がやって来た』をリリースした9月、ダーウィンの進化論研究を描いたイギリス映画『クリエーション』がカナダのトロント映画祭で上映された。しかし、この映画をアメリカで配給しようとする会社は現れなかった。配給するとキリスト教保守派から「神に反する会社」のレッテルを貼られてしまう。ホット・ポテト(焼きたての芋。"火中の栗"と同じ意味)をわざわざ拾うことはない。南京大虐殺を描いた映画がなかなか日本公開されないのと同じだ。

これが科学の最先端を進んでいたはずのアメリカの実態だ。だから、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツはこのアルバムをまず「科学はホントーだ」という歌で始めなければならなかった。

こんな当たり前のことをわざわざ歌う必要があるの? と思うかもしれないが、アメリカではホントーに勇気のいることなのだ。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツはアルバム発売後のインタビューで「『科学はホントーだ』に対して抗議運動が起こらなくて正直ホッとしている」と言っている。「アンチ科学の人々を怒らせる内容だからね」

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
同じく町山智浩さんの文章のコピペ(でも、下手に私が文章を書くより勉強になる...  “積める”... 先人〈町山さん生きてるけど〉に感謝~~~
 
・・・“思いつきや当てずっぽう”も時に大事だと思いますけどね。。。(しかし“ただの”でないことが重要...) インスピレーションは古代と未来からの声~~~ DNAと自然の不思議な呼び声~~~
 
ニュートンのりんご(万有引力の法則)もガリレオガリレイの地動説もそもそもはそうだったはず... アインシュタインの相対性理論も(←昔読んだ中央公論社の「世界の偉人」シリーズ情報

 


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IN my room  99年のジャンコクトー&96年あたりの絵

2013-09-30 14:44:02 | 

99年頃に買った ファウンテンズオブウェインのユートピアパークウェイのCDのおまけで付いてきたステッカーを気に入って、コクトーの絵の上にペタリ

 

96年頃描いた絵の写真もいくつか見つかりました~~~

アインシュタイン、マリリン・モンロー... そして金子國義さんの絵の模写


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可能の王国でのNew Steps (6/21Re-Trick PLUGライブ報告)

2007-06-22 23:51:54 | 事象への想い
昨日の夜はRe-Trick君たちのライブを観に渋谷PLUGに行ってまいりました
心に残ったこと


☆鍵盤使いの魔術師・Binさんが“締め”で魅せてくれた、エキセントリクスで斬新なサンバアレンジに驚愕(そういうの大好きです...どんなプレイでも自由自在なんデスネ...エレガントにもエキセントリックにも成れる!!!)

☆マーシー君がいつも通り野生児のように自由でナチュラルで運動神経反射神経にインプリンティングされている千手観音のようなワザを魅せつつも客席を余裕のある笑顔で見回してくれたのが嬉しかった!!!

☆弾いてる途中のサンタナばりの極上のユーヤさんのセクシー顔(弾いてる途中に恍惚の表情に...笑)とそのプレイにメロメロになる女子は多いはず。そしてあの“背面弾き”がもう一度見てみたい。そのセクシーギタープレイで多くの女子をメロメロにしてやってください・・!!!(爆)ボスなんか落としちゃってください!!!(←危険思想。。問題がありましたら消しますぅ~~...)これからは(も)Re-Trickの時代です!!!

☆期報Re-Trick倶楽部で亮くんのベースのことを“バリバリのベースサウンドはグループの屋台骨”と表現していたけど、おぁ~~~!!!その表現悔しいけど上手い!!!(^_^;)と思いました♪♪とても端正なベースプレイです。そして気負いがなくナチュラル(今日この言葉2度登場...)なMCでいつも場をなごませてくれます☆☆☆(本人自分は高田純次っぽいと申しておりました☆)


そしてルルももっとレトリック(修辞技法)を磨きますぅ~~。。。
なんかアブナい表現とかしてたら直しますんで、教えてくらさい~~m(__)m

思ったのはやっぱり若人のパワーってのはなんとゆうか、理屈ではない、言葉では言い表せない(ひとの心を動かす、うつ、)力強い説得性・・ってのがホントあるのだ・・・。(それって悲しいけど、“若人”しかできない表現力なんですよね。。うぅっまた年寄り発言を。。。)
私はたぶんそういうのに憧れてるんだと思う・・・。
これこそ青春の輝きなんだね・・・(くさいこと言っちゃってまためちゃくちゃ恥ずかしいぃ~~~~。。。。。)
そうゆう話しを電車(亥のヘッド線)の中でDrマーシー君ともしました


そして、リチャード・ギアの恋人さま、再度のお越し、ありがとうございます~~~
このエントリが先になってしまいましたが、ルルもまたお越しいただきすごく嬉しかったデス☆☆☆
息子さん、将来のエディ・ホームか、アインシュタインかニュートンかもしれませんね・・・
人生が素晴らしいのって、いろいろな可能性がある部分だと思ってるルルでした
そして、“可能性の明るい部分”を信じればそれが大きな力になってくれるんだと思います(って、ルル自身にも言い聞かせます~~。。)


P.S.カテゴリ分けで迷いましたが、今回は“事象への想い”で・・・

トップ画像はRe-Trick 1stアルバム「New Steps」と、2ndアルバム「Beautiful Black」デスもちろん今回のタイトルは1stのアルバム名からいただきました~
コメント (2)
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声のない日々は恋のサイケデリックに彩られていた。ー小説家・鈴木いづみー

2006-11-18 03:20:05 | 
先日、新しくリンクを貼らせていただいた、本格的なお料理&こだわり派インテリア&ファッションフォト&デザインセンスetc.etc.がとても素敵なサイト、“strawberry and blue dissolve”のmiuraさまとコメント欄でお話をさせていただきましたが・・・。(miuraさま、意味のない長話を一方的に長々とスミマセンでした。。m(__)m)
・・以前、描いたはずの鈴木いづみの肖像画(らしきもの)を捨ててしまったかもしれないことに気付く・・。
鈴木いづみさんの絵は、たしか二枚書いたのだけど、自作の詩を絵の中に一緒に描いたひどく昭和を感じさせる寺山修司の「田園に死す」(よく言えば)のようなイメージの絵の方はそういえば捨ててしまったような気がする。。
思えばあんな激しい感じの絵は20代でしか描けなかったような気がするのに、捨ててしまうとは。。(T_T)
あとはマリアンヌ・フェイスフルとハンス・ベルメールとアインシュタイン(自分のお気に入りの人物ばかり描いている・・。)もそういえば捨ててしまったみたい。。
でも少し落ち着いた感じのもう一つの鈴木いづみ肖像画はたぶん実家の方でとってあると思うので、miuraさま、どうかお待ちくださーい


以前、動物園のことで喧嘩をして(?)実家に帰った時に、鈴木いづみさんの本をご紹介したいとお話ししていたのだけど、またダンナさんのうちに帰って来たりいろいろバタバタしてて今まで叶わなかったので、今日、私が持っていた鈴木いづみ本をご紹介しマス~


鈴木いづみは、夫・阿部薫が29歳でプロバリン98錠をあおり、亡くなってしまったその7年後、36歳の時に娘と一緒に寝ていた2段ベッドにパンティストッキングをかけて首を吊って自らその生涯を閉じてしまう。

「鈴木いづみ 1949‐1986」
鈴木いづみ 1949‐1986

文遊社

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この本は彼女を偲んだ多くの有名人の言葉で生前の彼女の輪郭が綴られていくオーラルバイオグラフィー。

中には彼女が愛してやまなかったGSグループ、ゴールデンカップスのメンバー、ルイズルイス加部氏(後にCHAR氏と共にピンククラウドを結成。)の追悼文も載っている。
いづみさんは明らかに“70年代のヒト”だったと思うけど、この本にも追悼文を寄せている仲の良かった年下の男友達(というか、彼女が“ホの字”だった男の子たちというのか・・。)、近田春夫氏や田口トモロヲ氏らが次世代である80年代文化のオピニオンリーダーになっていったというのが、鈴木いづみさんの先見の明、男の人を見出すセンスを表していると思う。
作家仲間栗本薫氏(著作によって中島梓と名乗るときもある。)との交流では、「私の夫は薫。私の娘はあずさ。だから私はあなたに対してただならぬ繋がりを感じるのよね。」(私の意訳ですが・・。)と栗本氏に話したといいます。
尊敬する先輩作家の元に、とれかかった付けまつ毛、夫と喧嘩して折れた前歯をそのままに(でもめちゃくちゃ着飾ってる。60年代のあの感じです。彼女のこの着飾りようを、“バロック的”“キャンプ精神”と例えた人が居ました。)「話をしたい」と押し掛けたり。
この先輩作家(五木寛之氏。私は「大河の一滴」しか読んだことがない・・。)が彼女のことをすごく冷静に観察している部分も彼女の内面の熱さとのコントラストで、余計に彼女の行動が痛々しく、リアルに、刹那的に響いてくる。


そして、私が唯一持っていた彼女の作品集。

「声のない日々」
声のない日々―鈴木いづみ短編集

文遊社

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『文学界』の新人賞をとった表題作「声のない日々」の他、彼女が大好きだったGSグループ、ゴールデンカップスのメンバーをモデルにした人物が出てくる、SF作品「恋のサイケデリック」も入っている。女性作家で初めての音楽系メタフィクション(←よく解らないでこの言葉使ってるケド・笑)小説なのではないかしら??

私自身、20代前半から後半にかけて、ひどく荒れていて、アルコールに溺れた日々が続いていたので、実は内容的なことはあまり覚えていなかったりします。。
焦燥感に駆られていて、ゆっくり小説を読む心境にはなれなかった・・。
相変わらず、私と同じ性である、女性の生き方にはすごく興味を持ったり、シンパシーを感じたりしてましたが・・。だから(主に女性有名人の)伝記本はよく読んだのですけどね・・。
20代後半では、小説よりもダイレクトに生き方の参考&知恵になるような、エッセイ的なものを多く読みました。それは鈴木いづみ氏の・・ではないのですが・・。
原田宗典氏の、“どうしても困ったことが起きてしまう日常をどう生きるか”的エッセイに夢中になりました・・。(「吾輩ハ苦手デアル」とか・・。)
その時のことは、私の昔書いた記事、「お気に入りのジャズ」に記してあります・・。
miuraさま、鈴木いづみさんのエッセイも探して読んでみますね~!!


そういえば、広田レオナが鈴木いづみ役、町田康が阿部薫役の映画「エンドレス・ワルツ」もまだ観ていないけど、観たいなぁ・・。(画像なかったけど、これが2人を描いた映画です。↓)

エンドレス・ワルツ

徳間ジャパンコミュニケーションズ

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P.S.上記の文章は昨日書いたのですが、アップは今日になってしまいました・・。
いろいろアイデアが浮びすぎて、収拾がつかなくなっている感じ・・
22歳の時に書いたとてつもなく情念深い詩なんかもアップしようかと打ち込んだりしましたが、う~~ん。。う~~ん。。これはさすがにドン引きだろうなぁ。。とまたも二の足を踏んでます。。


11/19追記:妙なTBが付いたけど、いづみさんもモデルだったから(ヌード・・だけど・・。)そのままにしておこうかな。。??
コメント (4)
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先週観た映画&聴いた音楽 〈後編〉

2006-08-08 20:49:40 | 事象への想い
イーディ・セジウィックの「チャオ!マンハッタン」

チャオ!マンハッタン

キングレコード

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もうすでに何回も借りています。
最初にこのフィルムの存在を知ったのはWAVEの「ポップ・アメリカ」という特集からだったかな・・?
観たくて観たくて、夢にまで見ました。
その夢を夢日記に記したことがあるのですが・・・。


視聴覚室でイーディ・セジウィックの映画が始まりそう。
私は窓から教室に入った。
しかし席についてから、3人の人物と旅に出る約束をしていたことを思い出す。
私は教室から出て、門の前に立つ3人に事情を話す。
3人は憤慨しながら旅立って行った。
私は教室に戻ったが、映画はもう終わってしまった後だった。


私の夢は基本的に悲劇が多いです。(思春期以降。)
映画が終わってしまってたり、好きな人と会えなかったり(ポールのミラクル大作戦のせつなさ。。)
いつもせつない気持ちになって、目を覚ます。
でも現実に起伏がない時は、夢があまりにも奇怪だったり、突飛だったり面白かったりするので、夢を見ることが楽しみ、娯楽になっていた時期もあった。
子供の時から私の夢はかなりヘンテコで面白かったりしてたので、登校班で下級生を連れて学校に行く道々で、夢を膨らませてお話ししてあげたりしてたのですが・・(^_^;)

なんか話がずれてしまいましたが、イーディ・セジウィックの「チャオ!マンハッタン」は、20歳頃のイーディに対しての神格化的な思い入れが薄らいでから、60年代文化、ドラッグカルチャーなどを距離をおく感じで見るようになってからの20代後半に観たので、余計にイーディの痛々しさだけが際立って見えてしまった。
もし20代前半に観ていたら、むしろ彼女みたいになりたいと憧れの目で観ただろうと思う。
悲しい。でも美しい。彼女を抱きしめてあげたい・・・。

しかし、「Ray」に出ていた、レイ・チャールズの妻役の黒人女性もそうだったけど、美しい人って、なんか、人種を超えた共通点がある・・というのか、イーディって、白人女性って感じが全然しない・・というか、そのことを忘れてしまう・・というか、むしろ私と同族の日本人にも見えてしまうような、親しみやすい、普遍的な美しさを感じます。美しさ、そして痛々しさ、不憫さ、だから可愛らしい。抱きしめたい・・。とむせび泣く。。女で同じ女に対してここまで萌える私ってやっぱり変態かしら?(笑)

ヴァーヴ「アーバン・ヒムス」
アーバン・ヒムス
ザ・ヴァーヴ
東芝EMI

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sy_rockさまの記事を読んで借りようと思いました。あと、秘密でしたが、私以前スウェードもsyさまきっかけで借りましたよ~!(ワーイ!とsy_rockさまに手を振る・・・。)あっ!買わなかったのはお金が無いからです~。。。(と言い訳。)CDとか全然買ってないです。最近・・・。最近慢性的な金欠気味ですが、たぶんこりゃ“食”にお金をかけすぎるのが原因と考えられる・泣 でもジャンクなものをやめて素材の良いものを食べるようになったら、逆に痩せたんですよぉ~!あとお酒の量が減ったからというのもあるけど・・・。酒のカロリーはアナドレナイ!(←ちょっと語感がアドレナリンに似てますね・汗)

えーと・・、「アーバン・ヒムス」のお話に戻って・・・、
アーティストによっては、作品を発表することを目的としていない職人肌、研究家肌のアーティストがいて、この人達はアーティストではないけど、科学者のニュートンとかアインシュタインもそのタイプだったみたいですね・・・。研究結果を世に出すことを目的にしていない・・・。
そういう音楽マッチョ、研究マッチョは私は大好きです~(^_^;)
そしてそういう類いのヒトたちは、周りのヒトがおせっかいを妬かないと、いつまでたってもおのれを鍛えることで満足してしまう・・・。どうぶつの森でいう“おいらキャラ”なのかな・・?(笑)
キン肉マン並みの友情パワーと語ったのはsy_rockさまの名言ですが、そのおせっかい役を買って出たのがリチャード・アシュクロフトのマブダチである、オアシスのノエル・ギャラガーで、彼がリチャードの重い腰を上げさせた結果出来上がったのが「アーバン・ヒムス」だそうです。(以上、sy_rock氏情報。私94年以降のロックシーンのこと全然知らないので。。。)
聴いてみて、全体の印象を形作っているのはストリングスの響きの美しさ。
私が好きだったごく初期のヴァーヴも訥々(とつとつ)とした、起伏の少ない、語りかけるような静かな演奏が特徴的で、それは変わってないのだけど、私が初期のヴァーヴに感じていた室内楽的な、お外が似合わなそうな(笑)イメージが少し変わったというのは、やはり屋外で撮影したジャケによる印象からくるのかな?(単純ですね・汗 私・・・。)
コメント (6)
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未来に向けて

2006-04-12 19:27:03 | 
やっぱり、好きな音楽を出しすぎるのは、自分の身を切る行為かも・・・。
私は所詮オタクで自閉症的なので、自分の中で好きなアーティストをファンタジーとして取っておきたいという気持ちがあるのかも~・・・(T_T)
修行が足りませんな・・・。

切り替えて、今日は本のことを書きまーす!

未来に向けてのサクセスを考えたダンナさまは、子供がアインシュタインやエジソンの伝記を読むように、今一冊の本を読んでいます。

「ヴァージンー僕は世界を変えていく」
ヴァージングループの創始者リチャード・ブランソン氏による自伝です。

ダンナさまが、本を読みながら大笑いしたので、「なんて書いてあったの?」と聞いたのですが、

プライベートな部分を手術したばかりのブランソン氏が、夜一人でジェーン・フォンダの「バーバレラ」を観てしまったばかりに大変なことになってしまう・・・。

「バーバレラ」で・・・、というところが、ヴァージン創始者はやはり文化系男子なんだなぁ・・と思いましたよ~(^_^;)

ヴァージン―僕は世界を変えていく

ティビーエスブリタニカ

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バーバレラ

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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小説(無題)

2006-01-30 16:40:16 | 小説
 それは、いつか会ったことがある少年の顔だった。

 彼女と僕が出会ったのは電車の中。
 僕の20歳の最後の日と21歳の誕生日のはざまに彼女と出会った。
 
 いつか会ったことがある少年の顔だった。


 
 僕は、島で生まれた。
 
 根拠も理由もない、傲慢な意味なき自信に満ち溢れた、嫌味な子供だった。

 それは、四方八方からその場所を取り囲む、のん気にも、不気味にも見える、凪
いた海のせいだったのだろうか・・・?

 とにかく、毎日僕は、海を見ていた。

何も動かない、何もやってこないように見えるその海は、外側から僕の自信を支えていた。

 四兄弟の内の、いくぶん年の離れた末息子だった僕は、家の中の、上にいる男たちの権力におびえながらも、その分外ではその権力に守られ、強く出ることができた。
 根拠のない自信とは、そこらへんから生まれたのだろうか?

 僕は、狭い島の中の、極小な少年の社会の中では、自信に満ち溢れた権力者だった。
 友人はいなかった。でも僕は、権力者の立場にいるだけで満足だったから、友人はいらなかった。


 彼は、ハードルの選手だった。
 小鹿のような、しなやかな肢体。向かい風をうけながら、空気を動かしながら、ハードルを乗り越えて、走りぬけていく。
ゴールに着いた時には、満足げな笑顔を浮かべた。
あふれんばかりの笑顔。少しの屈託も感じられない。
一体なんで、あんな顔ができるんだ?

 僕は、生まれて初めて、他人に羨望と嫉妬を覚えた。
 そして、生まれて初めて、家族以外の人に、興味を持った。

 彼は、権力などには、全く興味がない風(ふう)だった。
 ただただ感覚的に生きているように見えた。

 走る、越える。
 走る、越える。

 僕は、教室の窓から、ただ彼を見ていた。
 彼の体は、羽がはえてるかのようだった。
 ハードルを跳び越えるその瞬間、空にとけこむかのようだった。

 美しく、完璧な瞬間だった。



 中学2年生になったくらいから、僕自身を囲んでいた頑丈な外枠は、しだいに周囲ととけ始めていった。
 ハードル少年B(ビー)に興味を持ったことをきっかけに、学校の中に居る、他の人物にも興味を持ち始めたからだ。
 いろいろな人がいる。人は、個人個人いろいろな特性を持っている。ひじょうに興味深い。
 自分とはちがう、他人の中の世界に、興味をもち始めた。
 その内、友人すら出来始めた。これは、悪くなかった。案外。
 時間が止まったかのような、小さな島の中の、小さな子供たちの社会。(少し先の未来に来るであろう、学歴社会、競争社会の中のしのぎをけずる争いなどは、凪の中の海の遠くに見える、ぼやけたユーラシア大陸みたいなもんだ。)その中で、ひまつぶしをするには、一人よりも、多勢の方がすごしやすい。
 とにかく、僕にとって、この時期は、ものすごく楽しかった。

 Bはある時僕に言った。
 渡り廊下を、友達と談笑しながら歩いてる時、ポンと肩に手を置くやつがいた。
振り返ると、Bだった。
 ヤツは、例の屈託のない笑顔を浮かべながら、僕に言った。
 「君、丸くなったよね。その方がずっといいよ。」
 どうやら、彼も、僕を見ていたらしい。


 僕は、18歳の時に、その島を出た。
 何もかもが、飽和しはじめたからだ。
 家族の中も、島も、すべてが狭くるしかった。
 Bは、その島に、残った。




 僕は、20歳の時に、彼女と出会った。
 正確にいうと、20歳から21歳に移りかわるその間・・・。
 僕の視界に、彼女が映った時、ハッとしたのは、彼女がBに似ていたからだ。
 彼女は僕を見た。一瞬、目を見開き、口元をキュッとしめ、緊張したようだが、すぐに表情を崩した。
 「○○くんだよね!話は聞いてるよ!今日は、イン?アウト?私の方はアウト。人とケンカしてきたばかりなんだ!」
 たたみかけるように、一度に話し始めた。

 僕は、彼女の崩れた表情に、興味を持った。

 ところで、元権力者の僕の元にも来るべくして来る競争社会のことだが、僕にはくだらない争いのように思えたので(島育ちだし、本土のことは傍観的にみる。なんつって。)自ら、枠の外に出ることにした。僕はそんなことには、興味がない。
 東京に出てくれば思うことだが、このスバラシイ世の中は、何をしても生きていける。
 何でも受け入れてくれる」、スバラシイ都市、トウキョウ。
 出てきてよかった!あんな、小さくて息苦しい孤島から!
 スバラシイよ!人生ってスバラシイ!
 ただただ、アホウみたいに素晴らしい時期だ。10代から20代にかけて見た、桃源郷みたいに素晴らしい時代。(あぁここは、おぼろげに見えた、ユーラシア大陸?イヤ、僕はそれをさけて来たから逆側だね。ってことは、ここは、オージーか!?ドロシーがたどりついた、オズの国?!)
 モゥ、大陸さえ転がせそう。僕は、はしゃぎまくってた。調子に乗りまくってた。
 大学生だったし、島の実家が裕福なので、何も心配はなかった。

大学の授業が終わると、夜はクラブに行ったり・・・遊びまくってた。
学校に行かないで年上の友達と音楽バナシしたり?さすがトウキョウには、音楽にかなり詳しい奴等が集まってくるね。

 僕が音楽を聴き始めたのは、中学生の頃だ。
 その頃、日本ではYMOの全盛期だった。
 僕は、一番仲の良かった次兄の影響で、クラフトワーク、ディーボ、トーキング・ヘッズなどを聴いていた。同時に長兄がプログレッシヴロックを聴いていた影響で、キング・クリムゾン、イエス、ジェネシス、ピンク・フロイドなどの有名どころを聴いていた。あと、一番影響を受けたのは、フランク・ザッパだな。
 これだけでも、わかるでしょ?僕がサラブレッド並の偏屈人間として培養されたこと。

 僕が行ってたクラブは、80Sのニューウェーヴ、ネオサイケから、90Sのジャンク、オルタナティヴ的な音楽を中心にかけていた。(あとノイズなんかも・・・)
 それらは、僕のもろ好みってわけじゃないけど、なんか新しい世界って感じで、クラブの空間そのものに高揚した。
 
 彼女も、そのクラブに来ていた。
 週一回くらい、そのクラブで顔を合わせることになった。
 彼女は、ソニックユースとか、マッドハニー、昔の音楽だったら、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとか、ストゥージースが好きだと言っていた。
  
 ソニックユースがかかると、彼女は音楽に合わせて踊り出す。
まるでハードルを跳び越える時のBの姿のようだった。森の中で、猟師から逃げまわる小鹿のようでもあり、音楽から追い立てられているようでもあった。

 僕は、島から出て来た、ダサい大学生だったけど、それもキャラクターだという自信はあった。だって僕は頭がいいし、島での元権力者という実績もある。正統な戦いをしなくても、ニュートンやアインシュタインやコリン・ウィルソンみたいに、中島らもや、フランツ・カフカやフィリップ・K・ディックみたいに、いずれは、伝記にもなる人間に成れると信じてた。

 その時のことを考えてみろ!
 今は、まだ、その序章なんだ!



 そのうち、彼女は、そのクラブのDJと恋に落ちた。


 わかってる。競争社会は幻想だと思ってるけど、人はとかく、その幻想にまどわされやすいものだ。
 王道の競争社会は、避けて通ったけれど、他の道でも競争なんてある。いくらでもある。

 彼(DJ)は、僕が一目置く存在だった。年は同じだったけれども・・・。
 見てくれがかっこいいってわけじゃない、きっと。少し、母性本能をくすぐる容姿っていうの?
 背は低いし、痩せてて、中性的な雰囲気で・・・。黒ずくめの“うすい”印象・・・。彼女はそういうところに、魅かれてたんだと思う。

 でも、外見の印象なんて、意味がないよ。
 彼は、故郷の××では、いけてない、さえない類だったかもしれないけど、ここ、トウキョウでは、同じ幸うすい人種が、集まってくるから、(僕を含めて)そこが重宝がられる。土着が意味をなす、故郷の土地がらとは違って、ここトウキョウでは、うつろいやすいのが魅力、消えやすいのが魅力、浮き足立ったのが魅力。
(しかし、彼女には、彼の故郷でのありようが透けてみえなかったのか?やはり、女っていう生きものは、愚かだ。思慮が浅い。ほんと、憤懣やるかたない。)

 彼(DJ)は、僕の友達だった。僕が彼を認めたのは、音楽の知識量が膨大だったからだ。僕は脱帽した。彼を認めた。それが一時的なものでもね。
 まぁ、未来の偉伝の為に必要なのは、目の前に仮想敵国を作ること。それが地道な努力かもしれない。トウキョウでは、常に二番手でいること。それが追い落とされない為の賢人のやり方だ。

 しかし、僕は落ち込んだ。
 東京に出てきて、はじめての挫折感だ。

 彼女なんて、すぐに征服できそう」だったのに。
 だって、彼女は、僕の島の友人にそっくりだったから。
 彼は、僕を見ていた。

 彼と彼女なんて、同じようなもんだ。
 一体どこが違うんだ?同じような容姿で、同じような身のこなし。

 しかし、彼女は僕を無視しているかのようだ。
 初めて会った時は、あんなに、おびえて、あんなに僕をみつめていたのに・・・。



 ある時、彼女から電話があった。どうやら、彼(DJ)に、振られたらしい。
 僕は、冷たくあしらってやった。

 女なんて・・・愚かだ。
 容姿は同なじだが、島にいるBの方がずっと美しい。高尚だ。完璧だ。ずっと、尊い。

 女なんて、大嫌いだ。
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