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Gの魂

GEN的男学の咆哮

個人的なボクシング今昔

2024-02-26 | ボクシング

先日大橋ボクシングジム主催であるLemino配信、日本フェザー級タイトルマッチを観戦しました☆

 

松本親子、チャンピオンの松本圭祐くんと父親の松本好二チーフトレーナーです。

親子2代での日本チャンピオン。

 

松本好二くんは高校→大学を通じてボクシング部の後輩でして。

圭祐くんは彼の長男なので子供の頃からずっと応援していました。

 

 

現在世間一般的に大橋ジムと言えばスーパースターである井上尚弥選手が圧倒的な存在感を示してますが。

個人的には大橋会長をはじめスタッフの平戸くん北野くん岡田くんなど横浜高校ボクシング部OBが揃って楽しそう?で羨ましいです。

 

 

圭佑くん筋肉隆々でゴツいな、もう24歳か

 

この試合もダウンを奪って完勝でした。

 

次戦も楽しみです。

 

■今日のおまけ画像

 

2010年4月、今は無きハマのボクシングの聖地・横浜文化体育館で

松本くん親子と

3人とも誰だって感じですね。笑

 

押忍

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GEN的減量廃止論

2024-02-18 | ボクシング

結局・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

最悪の結果になってしまいました

試合中に受けた頭部へのダメージが致命傷になったのだとは思いますが、この事故の「遠因」も今一度検証すべきでは、とも。

 

🏥

 

12月の記事でも少し触れましたが穴口選手がダウンした場面が不自然に感じるんです。

ボクサーがボクサーであり続ける理由 - Gの魂 (goo.ne.jp)

今のパンチで倒れる?と思えるほど突発的に足から崩れる場面がありました。

既にあの時点で何かしら身体に異変が起きていたように思えてなりません。

 

🚥

 

今回のような事故が起きても討論されるのはレフリーが止めるタイミングとか直接的な打撃の部分ばかりであり。

それ以前に事故の大きな要因の可能性がある試合前のコンディションへの言及が少ない気がします。

穴口選手が当日どのような状態でリングに上がっていたのかも不明なので以下の文は一般論として書かせていただきます。

 

 

プロボクシングは前日計量です。

双方が同じ条件で勝敗を競うため体重制限を設ているのが階級制競技の主旨のはず。

しかし計量後から競技開始までの体重増加は考慮されないという盲点をついて行われているのが直前の水抜き行為です。

計量さえクリアすれば翌日の試合までにリカバリと称し身体を大きく戻す事によってフィジカルで優位に立てますから。

 

選手は責められません、相手だけがやれば自分が不利になるだけなので。

結局対峙する双方のボクサーの身体には試合前から多大な負担がかかるわけでして。

脱水状態からの戦闘は極めて危険です。

 

 

計量直前の水抜き行為はぼくの選手時代以上に行われていると聞きます。

急激な水抜きが身体に大きなダメージを与える事は誰でも知っているかと思いますが。

スポーツ医学の発達した現代でも計量直前の水抜き行為が行われているどころか流行しているのが令和のボクシング界です。

これは運営側の問題だと思うんですよね。

規制なり何かしらの対策が必要かと。

 

 

昭和末期までボクシングは当日計量でしたが

減量から解放されたボクサーの回復時間を考慮して前日計量に変更されました。

でも結果的にこのタイムラグが悪用されているのが現状。

これでは計量する意味がありません。

だからもう当日計量に戻した方が良いのでは?とぼくは考えてます。

 

 

今回起きたリング禍と減量との因果関係は不明ですが再発防止として考える事はたくさんあると思います。

亡くなった穴口選手は攻防ともに非常に優れ将来性豊かな選手だったのに。

 

重ね重ね残念な事故でした。m(_ _)m

 

■今日のおまけ画像

 

減量どころか増量中のチビ太くん

良く寝て良く食べます。

 

押忍

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あってはならぬこと

2024-02-03 | ボクシング

またもリング禍が起きてしまいました。

 

📖

 

 

📱 

 

昨年末テレビに釘付けになりこの試合を観ていた話をここに書きましたが。

ボクサーがボクサーであり続ける理由 - Gの魂 

試合後の穴口選手は画面を通しても身体に異常が発生していたのがわかりました。

 

赤のトランクスが穴口選手。

 

試合後の控え室で意識を失い病院で開頭手術を受けた穴口選手は昏睡状態のまま危険な状態が続いていたとは聞いてましたが。

とうとう昨日、最悪の結果に。

 

 

10ラウンドまでに4度ダウンした穴口選手。

普通これだけ倒れたら試合を止められますがそれでも続行されるくらい終始穴口選手が主導権を握っていたように見えました。

それが仇になったのかもしれません。

 

 

グロッキー状態ならすぐレフリーは試合を止めたと思うしセコンドもタオルを投げたはず。

でも皮肉な事に試合全体を支配していたのは穴口選手の方でダウンした後のダメージも見た限りさほど大きく感じませんでした。

そして試合は続行され少しづつ蓄積されたダメージが命取りになった可能性も。

 

 

だけどですね・・・

個人的にな感想ですが倒れ方が1度目から不自然に見えました。

もしかしたら早いラウンドで穴口選手の身体に異変が生じていたのでは?

そもそもリングに上がる前のコンディションはどうだったのか?

など様々な推測をしてしまいます。

 

 

防げなかった事故なのか

防ぐべき事故ではなかったのか

 

また起きてしまったでは済まさずに、

業界をあげての精密な検証が求められると

個人的にはそう考えております。

 

合掌

 

押忍

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ボクサーがボクサーであり続ける理由

2023-12-29 | ボクシング

先日行われた井上尚弥選手の興行にてマニアを唸らせたのがでセミファイナルで行われた日本バンタム級タイトルマッチ☆

堤聖也vs穴口一輝の試合でした。

堤選手は九州学院、穴口選手は芦屋学園時代に全国大会で優勝するなどの実力者同士の好カードであります。

 

Leminoの生配信で観戦。

 

激闘でしたがおそらく世間一般では試合が行われたこと自体認知されていないでしょう。

井上尚弥が規格外なだけで社会におけるボクシングのポジションなんてそんなものかと。

それは良いとして結果は

 

試合終了10秒前に穴口選手がダウン、この失点が僅差判定のポイントに大きく響きました。

 

しかしながら勝った堤選手も被弾の数が尋常ではなく激しい出血に見舞われており。

顔だけみたらどちらが勝者かわからぬほど。

敗れた穴口選手は試合後、足が痙攣をして自力でリングを降りれませんでした。

非常に危険な状態だったと思います。

 

観衆もおおいに湧いた激闘でしたけれど

これではどちらの選手もいずれ『壊れ』ます。

『壊れる』は業界でいう隠語ですが隠語になってませんね、要はパンチドランカーです。

 

壊れたボクサーは極端に打たれ脆くなり、さほど強くないパンチを貰ってもダメージを感じるようになります。

被弾数の積み上げが原因ゆえいわゆる激闘型の選手がキャリア後半に陥りますが。

若い選手でも繰り返し痛烈なパンチを浴びていると短期間で壊れる事があります。

 

見ていてわかりますよ、

あっこの選手もう壊れてるな・・・って。

認めたくありませんがぼく自身も最後は壊れていた自覚がありましたから。

 

 

もし穴口選手が最後にダウンをしていなければ勝敗は逆だったかもしれません。

それほど僅差だったから穴口側のセコンドもタオルを投げるタイミングは難しかったと思う。

 

でもトレーナー最大の任務は自ら担当したボクサーを無事家族の元に帰してあげる事。

 

それならば・・・

 

ボクシングという競技自体、もう廃止にしてしまった方が良いかもしれませんよね。

と、いう身もふたもない結論に達しました。

 

やれやれ、です。 (^-^;)

 

押忍

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GEN的井上尚弥論

2023-12-27 | ボクシング

うむ、まぁ順当な結果かと。

 

自分が井上尚弥に対し感じている事はすべてメディア及び世間が代弁してくれてますし、今さらこのレベルの選手に対し何をどう評しても陳腐な言葉しか出てこないのでもう黙って見届けるだけであります。

 


彼が時代のヒーローであるのは間違いないし、いちボクシングファンとして井上尚弥の存在は誇りに思いますが同時に

とりあえず絶賛しておけば良いだろう

・・・みたいな世間の空気も感じますね。


ただひとつ思うのは

あまりに対戦相手との実力差があり過ぎて勝敗の行方に対する興味が湧かないんです。

もちろん選手に責任はないけれど競技である以上、これってすごく大切な事かと。

 

例えば報道でしか井上尚弥を知らないライト層は彼の倒しっぷりを見るだけで堪能できるかもしれません。

だけどボクシングマニアにとってはそんなの試合前からわかっている事であり若干冷めてます、その証拠はオッズにも現れているし。

 

井上尚弥があまりに強過ぎて彼に見合う相手が少ないという現状ですが。

ノニト・ドネア戦がもう5年早く実現していたら絶頂期のドネア相手にどんな結果になっただろう?と妄想したりもします。


 

ぼく個人的には・・・

うがった見方かもしれませんがこれほどの選手が最後にどういう結末を迎えるのか、

どういう幕の引き方をするのか?

そちらの方が興味深いですね。

 

 

おっと!長くなりました。

この辺で終わりにしておきます。(^_-)

 

押忍

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