猫とさんぽ

猫たちのこと、日々の暮らし、小さな庭のこと

くまごろうに教わること

2014年04月26日 20時08分49秒 | くまごろう

夕方、太陽が山の向こうに沈んだ頃の薄暗くなった庭では、

青い花たちが、一層深みを増した青になる

 

薄暗くて、カメラをしっかり構えないと、ブレブレになる。

 

うちのくまごろう(2009年10月生まれ 女の子)は、

チョロチョロでる水道から水を飲むのが好き

 

そして、如雨露から水をすくって飲むのも好き

 

今まで、自分の子たちや、うちにやってきた子にゃんこたちに、生きることを教えてきた・・・と思う。

何よりも、狩りをすること。食べて生きていくこと。

狩りをした獲物を、生きたままつかまえてきて子にゃんこたちの前に置く。

それを、子にゃんこたちは捕まえる。くまごろうはそばでじっと見つめる。

そんな光景を何度見せてもらったことだろう・・・

 

昨年やってきたあずきにもそうやって教えた。

あずきの得意の狩りは、小虫専門だけど・・・(蛾とハエくらいかな・・・)

 

この玉ちゃんにも、狩りを教えたのはくまごろうだ。

玉ちゃんは、うちにやってきた時、やせ細った子猫であちこちにケガをしていた。

その玉ちゃんの前に、くまごろうはでっかいもぐらをゴロンと置いた・・・

それを見た時も、感動した。

 

そして、数日前

くまごろうは、裏の物置に玉ママたちが来てからあまり寄り付かなかったが、

玉ママが出産の為、あまり来なくなったのを感じたのか

にゃにゃと、獲物を捕ってきた時の独特の鳴き声を出しながら、裏へやってきた。

戸を開けると、くまごろうはとかげを咥えていて、

みーちゃん、タケぽんの前にぽとんと落としたのだった。

(ごめんね、くまごろう、私がそれをつかまえて逃がしちゃったけどね・・・)

 

そんなくまごろうを見ていると、くまごろうと出会えたことに心からありがとうと言いたくなる。

他の猫たちもそうだけど、それぞれに個性があって人間で言うところの人生があって、素晴らしいと思うのだ。

 

 

甘えるさちこ兄ちゃんを舐めてやってる くまごろう

 

 

いつもありがとうございます。