++Fuyuki's Diary++

ふゆきのなんやかんや日記

菩提樹

2010-04-29 | 日記
…という映画の終盤を偶然観ることができました。
(昼間、なんとなくチャンネルを変えていたらBSでやっていて、「もしかしてこれは?」と思ったのでそのまま観ることにしたのです)

『ドレミの歌』などで有名な『サウンド・オブ・ミュージック』より先に作られたらしい、トラップ一家の物語です。
ちなみに『菩提樹』と『続・菩提樹』があって、前者は亡命まで、後者は亡命以降の物語らしいです。で、今日観たのは亡命までの話(の本当に終盤部分)。

短い時間だったけど、すごく心に訴えかけるものがありました。
ドイツに併合されたオーストリアでナチスに従うことを拒否し、トラップ大佐はアメリカへと亡命するのですが、ほんの数分間のやり取りだけで、ぞっとさせられるのです。
或いは、アメリカへ着いたものの入国できず入国管理局?みたいななところにずっと留め置かれ、自分たちを招いてくれたはずのプロモーターにも裏切られたかと思った時に、その収容されてるところで一家が歌う『菩提樹』が…その場にいる人たちの心情を思うとすごく泣けてきたり。

感じ方は人それぞれでしょうけど、これ見よがしでなく、丁寧に作られたものには素直に感動させられるような気がします。





純烈ねぇ…タイアップ取れたら強いんだけどねぇ…(-"-;)