百段階段を昇降して少し不思議に感じたのが、昭和初期の古建築物、そしてその時代を彩る画家たちの荘厳な装飾絵、これだけで充分お金が取れるだろうに、なぜ手間をかけて企画展を開催するのでしょう。ホテル側の粋な計らいで、見に行く方としては一挙両得だけど。その細やかな演出は部屋に入る前の階段にも施されていて、企画展に臨む気持ちをいっそう高揚してくれます。
まずは当時のトイレ
窓には怪しい影が
置物は当時からのものか
そして横の小窓の隙間から
鬼が覗く
入口の無い部屋にあかりが灯り
不気味な金魚ちょうちんが
風に揺れる
笹の葉の間から狐の面が
こちらを睨む
この小部屋には
新潟県の長岡花火を
モチーフとした「かみはなび」
そして天井には
紙細工の魚が泳ぐ
網目を映した影が
魚のうろこのよう
長押の角を黒猫が歩く
明日から各部屋に入ります
窓には怪しい影が
置物は当時からのものか
そして横の小窓の隙間から
鬼が覗く
入口の無い部屋にあかりが灯り
不気味な金魚ちょうちんが
風に揺れる
笹の葉の間から狐の面が
こちらを睨む
この小部屋には
新潟県の長岡花火を
モチーフとした「かみはなび」
そして天井には
紙細工の魚が泳ぐ
網目を映した影が
魚のうろこのよう
長押の角を黒猫が歩く
明日から各部屋に入ります