デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

顕微鏡 vs テレマクロ

2021年04月30日 | マクロモード
SANA様、マニアックな内容にご共感頂きありがとうございます。私もCXシリーズは以前使っておりまして、1cmマクロは重宝しておりました。この写真はその前の機種RICOH R7で撮った1cmマクロ写真です。



ただどうしても自ボディの影が問題で、日の当たり方を気にしたり、横からスマホで照らしてみたりしてたのですが、こんなマクロ撮影とは程遠いアウトドアカメラにリングライトが付いていたとは、しかも10年以上前から販売されていたなんて。さらにレンズを出さずにズームでき、最大1cmマクロ×5倍で撮れるとは、気付かなかったのが悔やまれる。

そんなときにもう1台のカメラが頭に浮かんできて、私は滅多に他人にカメラを薦めることはしないのですが、このカメラだけは一押し、600mmの望遠なのに最短距離40cmからピントが合う、超テレマクロカメラ、オリンパスのSH-1、1cmマクロ機と違って寄らなくても寄れるカメラです。となるとどうしても比べてみたくなるのが性、公園の花を撮り比べてみました。



テレマクロ、顕微鏡モード
顕微鏡+ズームの順に載せますね



















最後は葉脈







おまけにパンジーも





画質はともかくやはり接写に関しては顕微鏡モードの方が上ですね。本当はアウトドアカメラなんだけど、ステイホームのご時世、家で硬貨とか紙幣、切手なんかも撮ってみたくなるカメラです。




デジタル顕微鏡

2021年04月29日 | マクロモード
私が水中カメラWG-3が欲しかった理由は、何もいい歳こいてダイビングを始めようというわけではありません。それはこのカメラにデジタル顕微鏡モードが付いているから。以前からPENTAXのコンデジには1cmスーパーマクロという機能が付いていたのですが、このWGシリーズになってそれが改良され顕微鏡モードになりました。

ひとつ目が水中カメラならではの飛び出さないレンズ、普通のデジカメは電源を入れるとレンズがせり出すのですがこのカメラは全く出ません。しかも光学ズームも内蔵なので、ズームしても1mmもレンズは出ません。つまり1cmの距離を保ったまま5倍まで拡大できるのです。



さらにこのシリーズからレンズ周りにLEDが、WG-3は6灯付いています。普通近づき過ぎると被写体がカメラ本体の影で暗くなってしまいます。それを補うのがこのLED、一眼レフにはレンズにつけるマクロ用のライトもあるけど、コンデジでは珍しい。



これらの改良でスーパーマクロモードからデジタル顕微鏡モードに進化しました。シーンモードから選ぶだけで画面には顕微鏡マーク、同時にLEDも点灯します。



まずは普通のマクロの距離で



日中、外ではLED効果はほとんどない



1cmというとこのくらい



花を抑えてないと難しい



さていよいよ顕微鏡域へ



ピント合わせるのが難しい





お気付きだと思いますが、なぜかこのモードにすると16:9のアスペクト比になってしまいます。顕微鏡のプレパラートでもイメージしてるのかな。それとも動画を映すテレビのためか。このワイドな画角を活用して、しべ周辺を撮ってみました。







アウトドア向けのカメラにこのモードを付けたのは、山や水辺で観察に使えということでしょうか。屋外ではけっこう根気がいる撮影となりました。特にズームは難しい。でもなかなか遊べそうなカメラでしょ。最後に普通に撮った風景写真を1枚。






ジャンクの漁り方

2021年04月28日 | OLYMPUS
今日は久しぶりに出かけた某カメラ店ジャンク市で手に入れたカメラの話。最近新製品にあまりそそられない私は、専ら中古かジャンクを物色して歩くのが趣味で、その日も1000円均一ののジャンクコーナーで面白いカメラをみつけました。



これは2013年製のPENTAX WG-3。ちゃんとした中古品なら10000円以上はするカメラですが、バッテリー無しのため動作未確認とのこと、まあその名の通りジャンク品ですね。電池室を見る限り浸水はしてなさそう、液晶カバーも割れてない。さてどうしようかな。動かなかったら1000円とはいえドブに捨てるようなものだし・・・。



水深14mで水中撮影が可能



でもボディはスレと傷だらけ
いかにタフなカメラとはいえ



シャッターと電源も
かなり使い込まれてる



その棚でもう1台見つけたのが同じPENTAXのRZ10、これはさらに旧く2010年製のエントリーモデル、特筆すべく特徴もなくいまやスマホにも劣りそう。普段なら1000円でも買わないであろうカメラですが、でも箱も付属品も揃ってる。



今回はこの2台を購入することにしました

家に帰って開梱、カメラ本体に用はなく



お目当てはこの充電器と



バッテリー



もうお分かりだと思いますが、この2機種、バッテリーが共通なんですよ。RZ10に付いているバッテリー、充電器がWG-3でも使えるというわけ。新品を買うとそれだけで何千円もしちゃいますからね。



さっそく充電してセット
おっ動いた動いた



液晶も問題なし



レンズ周囲のLEDも点灯するし



もちろんRZ10も動きました



またまた掘り出し物に出会えました



清澄白河散策

2021年04月27日 | Canon
芭蕉庵史跡展望庭園でしばし眺めを楽しんで、近くの芭蕉記念館が定番のコースらしいのですが、せっかくのいい天気、屋内の施設じゃもったいない、近くを散策することにしました。

萬年橋を渡り直して



小名木川沿いでも歩こうか



大掛かりな工事中
こんな大きな船も入れるんだ



清澄通りが横切る 高橋



以前は定期船もあった船着場



西深川橋をくぐる歩道は



浮橋になっていて、橋の下の橋



満潮時は頭上注意だそうです



くぐり抜けたところで
日も天中を過ぎ、空腹感もMAX



そろそろ駅の方に戻ろうか
最寄り駅は清澄白河



公園にも明治百年記念



駅のそばにある錣山部屋
おっ 寺尾の車かな



灰皿と並べられた
ぞんざいな扱いの種痘所跡



江戸初期からある深川稲荷



駅の近くまで来たのですが食事処はまったく見かけない、たまにあってもコロナのせいか、シャッターが降りている。しかたなくスマホで検索、4件ヒット、えっいちばん上がデニーズ、ここでデニーズは嫌だな、残りは3件。



天婦羅・うなぎも開いてない



残り2店は中華系、しかも長蛇の列、並ぶ気もしない。帰ってから食べようかと諦めかけたところに現れたのがオリジン弁当、なんか懐かしい、天気もいいから川原でお弁当にしようかな。

川原の風に吹かれて



昔から好物 海苔竜田弁当を頂きました





芭蕉庵史跡展望庭園

2021年04月26日 | Canon
やや落胆した芭蕉稲荷をあとにして、対岸から見えた芭蕉庵史跡展望庭園に向かいました。そこは隅田川と小名木川の合流地点、三つ又で最も川幅を広く感じるところ。芭蕉の愛した景観を共有できることを祈りつつ。

また隣は民家か ちょっと不安



赤穂浪士もここを通ったみたい



当時のものなのか
板木の質素な門



芭蕉庵の説明はここにありました



芭蕉の句碑
「川上とこの川下や月の友」
ここ三つ又は月観望の名所でした



富嶽三十六景「深川万年橋下」
ここから富士山が見えたんですね





ちょっと狭いけどここが庭園、芭蕉扇をもじってか扇の形をしています。それと意味ありげに不自然な椅子の配置、なにかの暗号のようにも見える。五七五でもないし・・・音階?弟子の数?気になる・・・。まあなにはともあれようやく芭蕉翁に会えました。



「古池や蛙飛び込む水の音」



これぞイメージした芭蕉庵



この庭園のもうひとつ面白いところはこの芭蕉像、17時になると清州橋方面に回転するらしい。でも区の観光協会のHPにも「庭園が開園している時間は9時15分~16時30分のため、像が回転しているところは間近でご覧頂くことができません」て書いてある。日中は庭園の訪問客を出迎えて、夜は屋形船の客にサービスか、月が見たくて自ら回転するとしたらちょっと怖い?

昼は回転しないから



こっちが回転してあげましょう



川を背景がいちばん似合う



ここが川幅を感じる三つ又



遠く浅草方面も望めます





 

芭蕉庵

2021年04月25日 | Canon
清州橋の袂からスタート、近くに都心のオアシス清澄庭園があるのですが、以前行ったことがあるので、今回は芭蕉庵を目指すことにしました。芭蕉庵と聞いてまず頭に浮かんだのは、南国風情の芭蕉の下にわびさび感じる畳の小部屋みたいなところかな。まずは清州橋の全景から。

竣工は昭和3年3月



当時の姿そのままです



永代橋と共に国の重要文化財



上流には新大橋が見える



デジタルズームで



対岸に芭蕉庵史跡展望公園
あそこかな?



流れ込んでいるのは小名木川
この川は塩を運ぶための運河です



萬年橋の上から



反対側には水門



江戸に出入りする船を監視
川船番所跡





左に折れると赤い旗が
賑やかな正木稲荷神社



あれっすぐそばに小さな稲荷が
こんな近くにふたつの稲荷?



えっここが芭蕉庵跡?



俳句を彫った石碑はあるけど





う~ん 想像とは違い過ぎる





高知のはりまや橋なんかと同じ匂いが・・・。勝手に期待した私も悪いのですが、こんなところだとは知らなかった。しかも三方を賃貸のアパートに囲まれて・・・。そういえば奥の細道の旅に出るときに、自宅を処分して旅費にしたなんて話も聞いたことあるな。贅沢を嫌った芭蕉らしいと言えば、芭蕉らしいのですが。期待させてすみませんでした。



深川史跡巡り

2021年04月24日 | Canon
永代橋を渡り切った私は佃、月島方面には向かわず、対岸深川を遡上することにしました。なぜならその通りは史跡の宝庫、でもあまり有名な史跡じゃないので、こういう機会でもないと行かないようなところばかり。実際私も初めて歩く道、どんな史跡に出会えるか楽しみです。

まずは永代橋を渡ってすぐのところにある「赤穂浪士休息の地」。碑文によると「・・・討入本懐を遂げた義士達が永代橋へ差し掛るや、あたかも當所乳熊屋味噌店の上棟の日に當り、作兵衛は一同を店に招き入れ甘酒粥を振る舞い勞を犒らつた・・・」とあります。やはり浪士たちの泉岳寺への道のりは凱旋パレードだったようです。



隅田川大橋まで戻りました



河岸を歩きます



また船に乗りたいな



ちょうどスタートした辺り



振り返れば永代橋は遠く



この目立つ建物はDaiwaリバーゲート
たしかに門という漢字に見える



スカイツリーを見ながら歩くと



川も無いのに橋の欄干柱が



江戸時代の深川は水路が張り巡らされていて、これは仙台堀に架けられた橋の痕跡。でも堀は埋められたのにこれだけ残す意図がよくわかりませんけど。今はマンションの一角です。

程無くして現れるのが「平賀源内電気実験の地」。ここも読売新聞深川支社の敷地内、場所を特定しているだけで当時の面影は微塵も残っていません。平賀源内がエレキテルの実験をしたのは深川だったんだなと思いを馳せるだけ。実験に使ったエレキテルは国の重要文化財に指定され、墨田区の郵政博物館に収蔵されているとのことです。



最後の史跡は清州橋の袂



明治維新百年記念碑



石碑には明治天皇のお言葉で「明治天皇御製 いかならむ 時にあふとも人はみな 誠の道を ふめとをしへよ」と書かれています。明治維新百年といっても既に50年以上昔、立派な史跡ですが、なぜこの地に建立されたのかは全くわかりません。深川は維新と関係あったのでしょうか。

明日は芭蕉庵に向かいます







永代橋の上から

2021年04月23日 | 池 河川 水辺の風景
永代橋は江戸時代から架かる橋の中では最も下流、当時はいちばん港に近い橋でした。また船を通すため湾曲を大きくしたので、橋の中央は2階建てくらいの高さがあったということです。そのため橋中央からの景色は360°パノラマビューで、西に富士山、北に筑波山が見えたそうです。私もあやかって橋中央を目指しました。



日本橋川合流地点



日本橋川に架かる豊海橋





茅場町方面を臨む



永代橋の袂に着きました



鉄でできた青い橋



夜は青く光ります



中央付近 筑波山は見えないが
スカイツリーが真正面に



ここでポケットからRX100を取り出して、以前からキヤノンの1インチとソニーの1インチの撮り比べをしたかったのだけど、いつもRX持ってくるのを忘れちゃう。ようやく実現した撮り比べにしばしお付き合いください。ちなみにG7Xは広角24mm、RX100は25mm、キヤノンの方がちょっと画角が広い。

G7X



RX100



G7X



RX100



先ほど渡った豊海橋 RX100



G7Xの望遠で



同じサイズのセンサーなので、甲乙つけ難いところですが、強いて言えば空の青はキヤノン、水の青はソニーの方がきれいに見えるのですがいかがでしょうか。明日は永代橋の向こう側です。





春のうららの

2021年04月22日 | Canon
尻切れトンボでいまひとつパッとしなかった善福寺川散策。やはり思いつきの午後スタートはあまりいい結果は生まないようです。今日からは先日仕事で行った日本橋の写真。朝一で仕事を済ませ、午後まで時間はたっぷり、しかもちょっと肌寒いけど天気も快晴、これは隅田川でも拝みに行こうかな。

まずは箱崎シティエアーターミナルの写真から。私は車で空港まで直接行っちゃったから使ったことはないけれど、その昔国際線に乗る人はみんなここでチェックイン、ここからリムジンバスで成田に行ったものでした。最近あまり箱崎ターミナル集合とか聞かないけど、今ではどうなってるんだろう。





へえ、コロナで海外行く人いないからか、お客さんはほとんどいませんが、今でもその機能は果たしているみたいだな。ジャンクションも健在だ。



そこから歩くこと10分足らず
隅田川の土手に着きました



春のうららの



隅田川



のぼり



くだりの



船人が



花は散ってしまったけど

この橋は首都高も走る隅田川大橋



くぐると永代橋がみえる



まずは永代橋を目指そうか



振り返ると先ほどの橋
首都高と二層なのがよくわかる



今日の終点は日本銀行創業の地、渋沢栄一の設立した第一国立銀行の跡地です。今ではみずほ銀行兜町支店、国立銀行と言っても民営で、第一勧業銀行を経ていまではみずほというわけ。当時の銀行はできた順に第二、第三・・・と命名されて、今でも七十七銀行、八十二銀行などにその名残を残します。



江戸東京博物館に模型があったので
その写真も載せておきますね



明日は永代橋を渡ります



サスペンデッド

2021年04月21日 | Canon
善福寺川が緑地公園を抜けるまであと少し、晴れていればあと1時間ちょっとは明るいはずだけど、空一面を覆う黒い雲でだいぶ暗くなってきた。これはのんびり花を愛でてなんていられない。少し歩を速めると次の橋がありました。

そこはセキレイ橋



葉も出てるけど見事な桜
またまた足止めです



その先は見るべく花も無く



西田橋を渡ったところに



撮ってくれと
言わんばかりの八重桜



ティッシュを被せて
フラッシュ焚いて



進もうと振り返ると
遊歩道は通行止め



なぬっまた護岸工事か
けっこう大がかりだな




時を同じくして黒雲から雨が降り出して、屋根のあるベンチに避難。進行方向を見ると公衆トイレの先に工事用の壁が、善福寺川緑地を取り囲むように。こりゃ今日は降雨コールドゲームかな。



座ったベンチ前に愛ある看板が
なんと寛大な杉並区



しばし雨は降りやまず、あたりは一段と暗くなってきた。降雨コールドだとゲームが終了しちゃうから、近々再開したいので日没サスペンデッドということにさせて下さい。
それにしてもここの護岸工事はいつまでなんだろう、こんど明るいときに見に来なきゃ。帰り道、公園出口の灯り点る住宅の前に、咲き始めのハナミズキが。季節の移り変わりは早いものですね。