ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

懐妊騒動に国民主権の自覚は?

2006-02-13 22:14:04 | Weblog
皇室典範改正の問題でちらちら気になる声を聞く。

「下々のものがアタフタいっても仕方ないから皇室の中で決めてもらったらいいのではないか?」
「皇室の意向を聞かないのは不敬ではないか?」とか。

現在の憲法下では皇室には権限はほとんど無い。
国民に主権がある。すべてはその下々の国民が決めることになっている。

なのに主権を放棄して適当に雲の上で決めてください~などと言ってしまっている。
また皇室の意見に耳を傾けないのは不敬だとか言っている人も時代錯誤も甚だしい。
不敬といいつつ、男権主義をなんとか継続しようとしている人たちだ。
朝日新聞の社説で、宮様に「お黙り下さい」と言ったのが問題だと言う人もいた。

なぜ、60年前に天皇制に縛りをつけたのかなんて忘れ、自らが主権者であることの自覚無く、
それどころか自らを下々の無能者と変に踏まえてしまってはいないか?。
「それもそうかな?」なんて聞いてしまっている人、多いんじゃないかな?

皇室のお家騒動に「ドラマ大奥」張りに配役まで決めて興奮しながら語り合っているネット掲示板を見てると、
これも国民の発言だなと思うと同時に、皇室に対するタブーもなくなってきたのか?と妙に健全な気もした。

ただ、こうやってゲセワな話題を大好きで盛り上がるのも国民なんだけど、歯止めの為には
やっぱり有識者会議の判断は正解だな。
もし、この法案を小泉が通すことが出来ていたなら、俺は小泉政権の一番の成果として評価できる内容だったと今にして思えてきた。
衆議院を大勝させてしまった失敗も良かったかもと思えたかも。

やっぱり日本で一番有名な一家の影響力は大きい、そこが男性優位のイメージ発信を止めたなら・・・
俺たちゲイにとっても、少し素敵な世界になりそうだったのに・・・。

意地でも男子が生まれるんでしょうね。
何とか女子が生まれてもらって、もう一度国民が主権者である意識を持って議論するチャンスが欲しいところだ。

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