ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

結婚のことでいろいろおしゃべりしたサロン

2009-07-12 22:57:02 | Weblog
12日のティーサロンも無事に終わりました~
今回は参加者13名。うち、5人が初めてということでフレッシュさもあり
人数も大目で、楽しく盛り上がることのできたサロンになったと思います。

久しぶりに、なんと大阪からの参加の方がサプライズでいらっしゃってびっくりやら嬉しいやら。
本当に有難いことだなあと思いました。

初めての人にとっては、一度に複数の同じセクシャリティの仲間たちを目の前に
するのも初めてだっただろうし、ゲイとレズビアンとが同じ席で話すのも初めて
だったでしょう。同じ同性愛でも性が違うと立場も違いますよね。

性的マイノリティの仲間たちが幅広く集まれるというのは、いいもんだなって思います。

初めての参加の方も多かったので、それぞれが自分のことに気がついた頃の話とか
家族との話などをしていきながら、みんなで10代の頃を振り返ってみました。

そして、今回のテーマの「結婚プレッシャーについて」の中では
今30過ぎたばかりで、プレッシャー真っ只中です!という方の話は、
俺も昔を思い起こすようで、身につまされるものがありました。

「もう、とりあえず結婚した方が気が楽になるような気持ちになってくるんです・・」

そうですね。みんな大きくうなづきます。

いろいろ言う廻りやおせっかいな方の中には、結婚さえさせてしまえば責任感も出て、
なんとかやっていくもんだ!なんて無責任なことを言う人がいますよね。

プレッシャーをかけてやらなくちゃ本人の為にならない・・みたいな。

親というより、職場の上司、親類の人からのそういった圧力は、その無邪気さや
無責任さにおいて、耐え難いものがあったりします(笑)

異性愛者同士の結婚でも、そんな気持ちで結婚を決めるのもどうかと思いますけど
自分たちの場合は、相手に対しどう責任を・・・自分の人生に対してどう・・

「男の兄弟は自分一人?」という質問をゲイの皆さんに聞いてみたら
なんと、随分の割合でそうだったのです!自分もそう。

それぞれ、大切な跡取り息子!!として、それは大切に、そして大きな期待を
向けられてきたことでしょう。

そして、女性の場合では年齢の問題もあって
「結婚をしなくてもいいから孫は産んでくれ!」
そんなことまで親御さんが言い始めるという話を聞かせてくれました。

ゲイの場合は、世間の晩婚化のなかで後へ後へと猶予されてるだけかもしれないね。

親の期待・・・本当に応えたい所なのですけど。


どうやったら自分たちなりの親孝行というものが出来るだろうか?
そんなことも考えながら・・・
楽しいながらも考えることの多かったサロンでした。

参加の皆さんお疲れ様でした!今日もいいサロンになりました。
初めての方も、こんな感じですが、今後ともよろしくお願いしますね!!

次回は9月6日(日)13:30~を予定です。
8月はサロンはお休みとしますが、イベント参加などはあるかもしれません。
またご協力くださいね!

今日来られなかった皆さんも、また都合があうときにぜひ来てくださいね。
待ってますよ~!!


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org

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