ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

すべての電話代は1月から値上げ!

2006-12-06 01:00:45 | Weblog
7.35円だけどね、来年1月から毎月取られるようになるの知ってました?

IP電話でも携帯でも固定電話でも、すべての番号ひとつごとに毎月7.35円
とられるようになります。

ユニバーサルサービス制度と言って、全国すべての地域で公平な電話サービスを
維持するために、東西のNTTが背負っている部分を、他の電話会社を利用している
人も負担しましょう、というものだとか。

公衆電話の維持とか、山間部や離島へも電話を引く、110番などの維持とか。
そういうことにNTTいわく去年に東西合わせて500億円赤字補填してるらしい。

なぜNTTだけがこの費用を持たねばならないの?他の会社は人のフンドシで
ネットやったり格安電話したり・・でNTTとしてはやってられねー!って
ことらしい。それでも東西で1000億も黒字の会社なんですけど。

電話会社の多くは、この制度に疑問を持っているが、政府も決めたこと。
しかたないので、消費税のようにそのまま客請求して世論に判断してもらおう
という訳だ。

この7.35円は半年置きに見直される。どんどん上がる予定らしい。
そんなものを電話会社も基本料金に包含することは出来ないと考えたのだろう。

その集めたお金は、社団法人電気通信事業者協会という天下り団体に落とされます。
そこが半年おきの費用改定も決めます。来年中には10円を超えるとか。

そしてその社団法人を通じてNTTに分配されます。

この仕組み、NTTと官僚が結託して作ったような話でしょ?
わざわざ、公益法人を介してお金を移動させてさあ。


小さな額だけど、消費税より簡単に値上げが決められ、
全国で集めれば相当な費用になると言う話。

こんなことも粛々と決まっていってます。
NTT以外の電話会社も総務省の許可をもらってやっているし、逆らえません。

あとは、実際に請求されるお客さんがこの制度をどう考えるか?
このことにかかっています。

文句の言う先は電話会社ではなく、この制度を決めた総務省であり
そのお金をもらえる東西NTTなんだけど、目先の請求を出してお客に説明する
のは各電話会社・・。

もう何もかも入り組んで・・国民一人が憤ってみても駄目かもしれません
もう、やられまくり?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松山城大修理完成!城と松山... | トップ | ゲイバーめぐり終了、次は保... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事