ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

LGBTについて自民党ら各党が積極回答(2019参院選)

2019-07-15 19:21:59 | Weblog
参議院議員選挙が1週間を切りました。
今回の選挙にあたっても性的マイノリティに関するアンケート調査をしてくれています。

数年前(2014年ころ)まではレインボープライド愛媛が各党へのアンケートを行っていました。
なのでので良く分かりますが、ずいぶん変わってきたなあと思います。

何より変わったのは自民党からの丁寧な回答ではないでしょうか?
同性愛や性別違和など性的マイノリティについての反応は、非常に鈍いものがありましたが、今ではしっかりした回答を出してもらえるようになりました。

自民党LGBT特命委員会で進めてきた学びや党内での調整がどんどん進んできたと感じます。
この2019参議院選挙での調査を見たとき、もしかすると、どの党よりも細かな回答をしてきているかもししれません。

選挙区立候補者からの回答をみても、党の考えに合わせて答えてきているなと感心します。

エディもLGBT理解増進会の理事として政権与党の皆さんへの働きかけに関わってきましたが、成果となって表れていることが大変嬉しいです。

自分たちLGBTにとっても政権与党が理解を示してくれることは本当に意義深く、どれほど心を強く持てることでしょう。日本社会が、今までとは違って、少しづつでも変わっていくのだろうことが表れています。

公明党も長年LGBTのことを向き合っていただけていますし、その他野党の皆さんもそれぞれの思いでLGBT関連の公約を出してくれています。

立憲民主党の「同性婚の実現」といった、今はまだ極端かな、政権への対立軸に使われているな、と思うものを公約に打ち出してくれているところもあります。

野党の公約は、政権をとるようなことがあったら実現しますよ!という夢提案なものであるため、今回の選挙で本気で期待してはいけません。
(野党の場合は実現できなくても公約違反にならない。政権党の公約は実現性が強く問われる。)

選挙中はより互いに厳しい対立をあおるので注意が必要ですが、どちらにしても大いに議論が進んでいけばいいなと思います。

投票にあたっても、今回の選挙を考えるにあたっても、以下の回答をちょっと眺めておいてもらえると良いと思います。ぜひご覧ください。


◆LGBT・性的指向・性自認をめぐる課題に関する調査(2019参院選)LGBT法連合会調査

【各党の政策と考え方】
http://lgbtetc.jp/news/1502/?fbclid=IwAR0O2qaGAjqPM0XnijhRT13dbQFDjoIvh9JQOnOIU69pTVS18gsu-ELLi74

【各選挙区の立候補者の回答】
http://lgbtetc.jp/news/1411/?fbclid=IwAR3BRkEliOXQbUGB225vG8RqazkEetipSQNNz_XbDyMwjQBOlrAgEmggYZI

愛媛県選挙区で立候補の主要なお二人からも回答届いています。
全国の皆さんも自分の選挙区の候補者から回答届いていないかチェックしてみてください

これだけ全国の調査をされるのは恐ろしく大変なことですよ。

お任せして良かったなあと思います。
質問の内容から政治的なものを考えても、自分たちの活動からは切り離せておいてよかった。


(参考 レインボープライド愛媛による以前の調査)
2013年参議院議員選挙 政党別
https://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05/64194691.html
2014衆議院議員選挙 政党別
https://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05/65086604.html


~2019参議院議員選挙、投開票日は7月21日(日) 期日前投票もできます~


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