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ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛差別は人権問題!

2005-12-06 00:44:12 | Weblog
今週は法務省と全国の人権擁護委員連合会による「人権週間」

新聞や公共団体の広報などで告知されていますが皆さんご存知?

数年前から、その人権問題強調事項として「性的指向を理由とする差別をなくそう」と入っていることは知ってますか?

法務省のホームページなどでは、「性的指向」というヘテロには聞きなれないだろう意味も、はっきりと「特に同性愛者に対する差別をなくそう!」と明記されています。
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html

今年の人権週間 強調事項 (性的指向のみ説明を残しました)
詳細はこちらhttp://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03-01.html

○「育てよう 一人一人の 人権意識」
-思いやりの心・かけがえのない命を大切に-
○「女性の地位を高めよう」
○「子どもの人権を守ろう」
○「高齢者を大切にする心を育てよう」
○「障害のある人の完全参加と平等を実現しよう」
○「差別をなくそう」
○「アイヌの人々に対する理解を深めよう」
○「外国人の人権を尊重しよう」
○「HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう」
○「刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう」
○「犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう」
○「インターネットを悪用した人権侵害は止めよう」
○「性的指向を理由とする差別をなくそう」
 同性愛者など,少数派の性的指向の人に対する偏見は根強く,社会生活の様々な場面で人権問題が発生しています。性的指向による差別は不当であるという認識を持ち,偏見・差別を解消することが求められます。
 性的指向・・・性的意識の対象が異性,同性又は両性のいずれに向かうかを示す概念のことで,異性愛,同性愛,両性愛を指します。

○「ホームレスに対する偏見をなくそう」
○ 「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」


この強調項目はまさに我々の事を指してくれています。
日本でも同性愛差別は人権問題となっている訳です。

人権問題において無知は許されません。
また、自分の人権が侵されるようなことがあれば、問題にすることが可能な状態に一応あるのです。

国会で継続審議が続いている人権擁護法案が現実化すると、
より差別にたいしては厳しく罰せられるようになります。

この強調事項に沿って、法務省や人権擁護委員でどのようなことが話し合われ、
考えられているのかは分かりません。

一度聞きに言ってみてもいいのかなと思います。
実際の当事者から権利を確立するために意思が表明されなければ、
彼らもどのような助け方をすればいいのか分からないのかもしれないね。

そして、未来には当然ゲイの人権擁護委員も存在しなくてはならないでしょう。

過去、同性愛は趣味趣向の範疇とされ、そんな変態趣味に人権も糞もあるものか!
勝手に見えないところでやってくれ!といった状態でした。

今もそう思っている人は多いと思う。

しかしながら、実際のところ国として改善すべき差別問題であると認識し
行動を起していきたいというところにまでなっているのです。

このことは俺たちももっと自信を持って利用していかなくてはならないのじゃないかな~?


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