ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

四国地区人権教育研究大会(徳島大会)

2015-07-04 09:25:05 | Weblog
松山の皆さんと、徳島で開催の第62回 四国地区人権教育研究大会へ行ってきました。
2日間、みっちりと研究発表を聞いて勉強でした。

自分は大学教育での人権学習の進め方を取り上げた分科会に参加しました。
鮎喰地区のフィールドワークの発表は以前に参加させていただいたことがあるので、お世話になった発表者の方への応援を込めて行きましたが、さらに整理が進む機会になりました。

その他、大学の中でどのような取り組みがされているかなどたくさんの報告を聞けて、今月松山大学でやるゼミでの研修でどうしたらいいかなと思いを馳せながらの時間となりました。

どうしてもほとんどの時間が同和問題に関連するものの発表となるため、学びは多いものの、世の中にある様々な人権課題の解決から程遠くなっていくような感覚を強く感じました。

他の発表を大会資料で見ても、他の分科会も同じような様子です。

人々が日々の生活で出くわしているだろう様々な課題も取り上げていく研究大会にならないと社会の共感を得られないことになってしまうだろうと危惧します。

何割かでもその割合を増やしていかないと、同和問題のことすらできなくなってしまうのではないでしょうか。

名ばかりの人権教育研究大会とならないためにも、様々な課題を勉強し合える場となり、それぞれの経験が伝え合え、各地での開催に参加しないとおれないような研究大会になっていって欲しいと思います。

人権をつぶしてしまわないように、頑張っている人々がこんなにいるのですから、そこを生かしていかないともったいない。

それはそれとして、2日間一緒に行った皆さんとじっくり交流が進められたのは有難い限りでした。
大先輩の皆さんと、懇親を深めさせてもらい、より突っ込んだ話や相談もできて感謝感謝です。

次は長野である全国大会です、長距離ですが楽しみです。

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