ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

アメリカ連邦最高裁の判決で同性婚が合法決定!

2015-06-28 00:40:54 | Weblog
とうとうここまで来たのですね!

6月26日、連邦最高裁はアメリカ合衆国のどの州においても同性婚を認めなければならないとの判決を出しました。
アメリカの正義として、何が進むべき道かを、司法が決着をつけました。

アメリカもこの50年ですか、議論が進められ、あらゆる運動を起こしてきた長い年月の取り組みでしたね。

この日のアメリカは、結婚が出来る国民が増えたことを祝った一日になったようです。
ホワイトハウスもレインボーになっています。

他国のこととはいえ、大きな希望を感じます。
いづれ日本でも、これに近いことが起きていかなくちゃなりません。

こっちのカップルは社会保障をつけるけど、こっちのカップルには無くていい!
こっちのカップルは祝福するけど、こっちのカップルは祝福しないでいい
私たち夫婦は当然に権利を得るけど、あなたたちには与えないでいい!

そんなことは、社会正義に反します。

日本でも、このような不平等をいつまでも続けられる訳が無いのです。

愛する者同士を、誰もが祝福できる、しあえる社会でありたいですもんね。

まだまだ長い道のりでしょう。
日本では、ようやく議論が出始めたばかりです。

しかし、世界の流れもあるので、もしかしたらアメリカがかけた年月より早い動きが起きていくかもしれません。

安倍総理はここを語ろうとしませんが、オリンピックを日本でするということは、性的マイノリティへの対応を進める国になります!という宣言でもあるので、そこは世界から注目されます。

そして、外圧的な事だけに頼れません。

今を生きる、この時代を生きる自分たち世代が、どう自分自身の人生を考えるのか?が問われます。

当事者の思いが高まれば、必ず社会は変わっていくでしょう。
望めば、社会は変わります。

それでも、ジレンマを抱えて生きていくしかない当事者はたくさんいるでしょう。

いくら同性婚が認められた国になったとしても、一部の偏見は簡単には無くならず、同性同士の結婚をするような当事者も一部と思います。

でも、そこから、変わっていくのでしょう。

日本でも当事者以外の人々の意識が、少しづつ変わり始めています。

寛容な社会になることは、LGBTでない自分たちにとっても優しく生きやすい社会じゃないのかな? そういう社会の方が良さそうだ! いろいろ押し付けられるのは嫌だ! 自分を生きていきたい! そういった共感を、今の若い人たちの一部は気づきはじめているように思います。

息苦しい日本社会の閉塞感を感じている人々にとって、LGBTにどこか期待したいと思う気持ちさえあるように思うのです。


今回、アメリカから届いた声は、Love Wins!

愛は勝つ!  だそうです。


日本でもいづれ・・・みんなが生きているうちに
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