ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

伊方と八幡浜、大洲の休日

2011-03-29 02:40:53 | Weblog
桜が少し咲き始めたかな、という春先
彼氏くんと愛媛県の南予地方を旅してきました。

地元の原子力発電所、伊方原発の近くにも行ってビジターハウスを見学
日本で一番長い半島、佐田岬半島はとても綺麗なところです。

山があってすぐ海、右を見ても左を見ても海
とても穏やかな風景の中に、伊方原発があります。

少し離れた所から眺める原発からは、勢いあるタービンの音が聞こえてきます。
発電の方法を知るにつれ、すごいエネルギーに改めて驚く。

原発からの距離、最近20kmとか30km光が当てられていますが
今回寄った八幡浜や大洲の町は、有事のときには危険地帯。

海外的には80kmと言われていますが、伊方から松山は60km圏内
松山も十分に危ない地域です。

現地で見る原発の姿は、山に隠れていて
近くの町もそのことを忘れてしまいそうにな感じです。

もし何かあったら大変なことになることがようやく今回分かってきた。
過去、反対運動をしてきた人々が懸念してきたことは、妄想ではなかったことが
今回ようやく分かってきました。

伊方の町は原発と共に生きることで町の繁栄を求めてきました。
そのことで得たこともたくさんありますが、それがとても裕福な生活になっているか?
現地の町を見ると、過疎はどんどん進んでいるようで、それもよく分かりません。

松山や他県の街が豊かであるために、この町や近隣の町に随分なことを押し付けています。
東京の放射能汚染された水道騒ぎではないですが、必ずいつかしっぺ返しがくるのでしょう。

伊方には原発の他に、風力発電のプロペラもたくさん見えます。
何かのバランスをとろうとしているようにも見えます。

近くの八幡浜市も随分と寂れてきているようでした。
家は密集して立っているのにヒト気がないのです。

地元B級グルメで人気になっている八幡浜ちゃんぽん、優しくて美味しかった。
じゃこてんも、じゃこカツも、パンメゾンの塩パンも良かった。
伊方、佐田岬半島で食べたしらす丼も美味しかった!

大洲のイチゴ園で時間無制限のいちご狩り、イチゴで腹満杯になった。

穏やかでおいしい地の物を食べられる幸せを感じると同時に、南予地方の静けさ、衰えを
改めて感じながら、原発のようなことも押し付けている実態を考えさせられる旅となりました。

数十年かけて脱原発を目指していけるでしょうか?
そのとき、この地域はどうなるのでしょうか?

(その他写真はこちらで)
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/62383842.html
コメント
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