ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性婚を伝えるテレビニュース

2008-06-21 08:00:28 | Weblog
カリフォルニアで同性婚を受付始めたニュースがテレビでも取り上げられて
ご覧になった人も多いと思います。

ネット動画で今も見れるところがありました。
見れなかった人は要チェック!!

■FNN「米・カリフォルニア州で同性婚が解禁に 全米からカップルが殺到」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00135054.html

■TBS-Newsi「米カリフォルニア州で同性婚が合法に」
http://news.tbs.co.jp/20080618/newseye/tbs_newseye3879568.html

皆さんとても幸せそうですね。
長い間の想いがあったでしょうね。涙が出てきます。
80歳カップルはどういう気持ちでしょうね。

同性愛者同士のキスの嵐がテレビニュースで次々登場したことで
いろいろな反応があったかもしれませんね。

「キモチワルー!」とかで済まされるようなニュースではないことが
伝わりはじめてるのではないでしょうか。

誰だって、自分の大切な伴侶との関係を、他人から「キモチワルー!」なんて
言われたくないはずです。
ついて出たその言葉がそっくり自分に返ることに気がつくはずです。

複雑ながらもいろいろ考えてくれているでしょうね!


さて、日本でこのような時代が来るとしてと考えてみると
実際にその制度を利用できる同性愛者は限られてくるのか・・

「戸籍を汚す・・」

家制度の名残が強い日本
結婚が家同士とか、個人だけの問題ではなく家族の問題とされています。

キリスト教のような宗教的な禁忌としての社会影響が強くない日本では
「家」が大きな影響を与えていますよね。

自分も、親が亡くなって・・という随分先の話では利用できるかも
しれないけど~と思ってしまいます。

こういう話って同性愛であることを隠したいと思う人には
まったく別次元の話にもなるでしょう。

まずは自分を受け入れることが出来なきゃそんなことも考えられない。

パートナーとの長い生活が出来たとして、その生活をしていく中で
社会的な不便を感じたりしていけば、必要性を感じてくることなんでしょう。

日本では、同性婚という権利の問題よりも
同性愛者が一人でも多く自分自身をを受け入れられるようになることの方が
目先の問題です。


さて、「結婚」に戻りますが
こういった縛りの強い制度を利用しなきゃ社会保障を受けれないのか?
という疑問は、男女間でも感じられ始めているように思います。

結婚しないで内縁状態のままにいる男女カップルなどは、今の結婚は
利用できるものじゃないのでしょう。

フランスでは、男女でも結婚よりパートナー制度を利用するカップルが増え
結婚をするカップル数を超えたとか。
それによって少子化も食い止められたといいます。

同性婚とは別として、男女の皆さんもこれからの家族像を自由に発想してみては?
と思うんですよねー






コメント
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