ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

親類の結婚式で肩身が狭いと嘆くゲイの息子を持った両親

2007-09-18 00:29:17 | Weblog
ゲイの息子を持って、気苦労が多いといつも文句を言っている両親ですが
昨日は、自分の従兄弟の結婚式で、両親は呼ばれて行ってきた。

このようなお祝いを目にすると、自分の息子と比較してなんとも悲しい気分に
なる!と何時も嘆いて俺に悪態を付く母親。

確かに、結婚式のような祝福パラダイスのような場所ならなおさらでしょう。
人としてこうで無いといけない!そのような圧力も感じる儀式であるし
堪らないものだったでしょう。

俺なんかも、世間の幸せ像にのっかかって、無邪気?でいるのを見せ付けられる
あの儀式は、なんともいごこちが悪く、たまらない気分になります。
自分にだってとても素敵な彼氏がいるけど、世間は祝福してくれない。

親としては、いろいろ期待し夢見た幸せもあったでしょう
そのような親としての幸せを、かなえてくれそうに無い道を外した生き方をして
いる息子・・・結婚式の間中、なぜ自分の息子は普通じゃないのか?世間並みの
幸せを求められないのか!そのようなことを思いながら、なんとも肩身の狭い思
いで耐えてきたのでしょう。

このように心穏やかではいられない結婚式で、両親がどのような気持ちいたか?
と思うと、なんとも申し訳ない気持ちにはなります。

しかし、それでも、人の幸せは人それぞれなのだから!と、なんとか容赦して
もらわなくちゃなりません。
そうでなければ私たち家族は幸せになれないのですから。

今日は、その心労へのねぎらいと言うか、何とか致し方ない息子の想いを
伝えるべく、両親を昼の食事に誘って行ってました。

孫の顔を見せたわけじゃないので、お祖父さんお祖母さんと扱うのもどうか?
だけど今日は敬老の日でもありました。

偏見や悪態を自分にぶちまけ付き合いかねることを言い出すことの多い母親ですが、
自分ももっと大きな器で両親と向き合わなくちゃなりません、やわらかくいられるように
自分も自分をしっかり持たなくてはなりません・・。

少しは気分を変えてくれたかなあ
コメント
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