各党の性的指向に関する人権政策

選挙を前にして性的指向に関しての人権政策について
各政党ではどのように扱われているか調べてみています。

今のところホームページなどをたどって見つけ出せれたのは２党
他ご存知の方いらっしゃれば教えてください！

民主党は尾辻候補を公認していますし
先日の応援イベントで小沢代表からビデオメッセージも届いてたそうですね
『同性愛者そしてセクシュアル・マイノリティーの代表として国政を担う人が
現れるのは良いことだ、ぜひ尾辻さんを国会へ送って欲しい』という内容の肉声コメントだったそうです。

民主党のホームページを見ますが、決まっているはずだろう党の政策を
探し出せません。見方が悪いのかなあ？
http://www.dpj.or.jp/

●性的指向＝性的意識の対象が異性、同性または両性のいずれに
向かうかを示す概念のことで、異性愛・同性愛・両性愛などを指します。

では、ホームページではっきり政策として公開されている２党の
性的指向や性同一性障がい関連の政策についてご紹介しますね！！

■■共産党
2007年参院選　個別・分野別政策／社会・教育・人権
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2007/07saninseisaku/120-kobetsu.html

以下
「性的人権を守ります」……07年におこなわれたあるアンケート調査によれば、
国内の性的マイノリティは、人口の4％前後（約500万人）に相当すると推定
されています。イギリス政府が06年公表した調査では、性的マイノリティが
人口の6％に当たるとされました。
日本共産党は、性的マイノリティの人権保障につとめます。

性別や性自認、性的指向を理由とした、就労や住宅入居などのあらゆる差別を
なくし、生き方の多様性を認め合える社会をつくります。
公的書類における不必要な性別欄を撤廃するよう求めます。
子どもがいても性別変更が可能となるよう、「性同一性障害特例法」を改正します。
保険適用に性同一性障害をくわえ、治療のできるクリニックの拡充を求めます。

公営住宅、民間賃貸住宅の入居や継続、看護・面接、医療決定の問題など、
同性のカップルがいっしょに暮らすにあたっての不利益を解消するため力をつくします。

■■社民党
統一自治体選挙・参議院選挙２００７選挙政策【PDFファイル】
http://www5.sdp.or.jp/central/topics/07sanin/seisaku/seisaku2007.pdf

112Pから性的指向と性同一性障がいのことが明記されていました。 以下

（９）性的指向
ゲイ・レズビアンなど、性的指向への偏見に基づく差別の撤廃に取り組みます。
同性間のカップルに対しても異性間のカップルに準じた民法上の権利を保障するため
ＰＡＣＳ法（連帯の市民協約/仏）にならった新しい家族制度の創設を目指します。

（10）性同一性障がい
「性同一性障害者特例法」（04年施行）を改正し。「現に婚姻をしていない」、
「現に子がいない」、「生殖腺・外観」、年齢の条件を削除し、適用の範囲を
広げます。行政文書等の不必要な性別の記載をなくすなど制度の見直しを行うと
ともに、偏見や差別を防ぐために啓発に取り組みます。