ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛者保護に取り組むクラブ活動

2007-04-25 01:38:57 | Weblog
こんなニュースがアメリカから届きました。
こういうことを学生自らが主張していく土壌があることが
アメリカのすばらしいところだと思えます。

問題の多いアメリカですが、こういうところを聞くと
さすがだなあ、かなわないなあと思えるんです。

60人もの部員がいるだなんて。

日本でこのような意識を持った高校生はいるでしょうか?


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[米連邦地裁]同性愛者保護に取り組むクラブ認める仮処分
2007年04月13日19時33分
 【ワシントン大治朋子】米連邦地裁はこのほど、「同性愛者への差別解消」に取り組む高校のクラブを「性的で学校にそぐわない」と禁じたのは違法だとして、フロリダ州オキチョビー郡の教育委員会などに対し、他のクラブと同等の活動を認めるよう仮処分を命じた。クラブ活動を早期に回復する仮処分で、判決は今後言い渡されるが、生徒側が勝訴する可能性が高いという。全米の高校には同様のクラブが3000以上あるが、テキサス、ジョージア、ケンタッキーなど一部の州では学校側と対立。訴訟になるケースも出ている。
 仮処分は6日に出された。同郡のオキチョビー高校は昨年、卒業記念パーティーで同性カップルの参加を禁じた。同性愛の生徒ヤスミン・ゴンザレスさん(18)は「異性愛の生徒たちと一緒に、同性愛者への差別解消に取り組みたい」とクラブ「同性異性愛同盟」を作った。同性愛、異性愛の生徒計60人が入部した。しかし教育委員会側は「性的な行動を触発する」と認めず、校内での活動を禁止。ゴンザレスさんは有力市民団体「全米市民的自由連合(ACLU)」に相談、弁護士が昨年11月、提訴した。
 ACLU側は米連邦法の「同等アクセス法」(84年制定)を根拠に生徒の権利を主張している。同法は連邦政府の補助金を受ける公立校に対し、宗教など学校の授業と直接関係ない生徒のクラブ活動も他のクラブ活動と同等に認めるよう定めている。当時保守派がキリスト教に関するクラブ活動推進のため制定を求めた法だったが、現在は保守派が嫌う同性愛の活動保護の法的根拠に使われる例が目立っている。
 全米の高校生らで作る「異性同性愛同盟ネットワーク」の事務局長、キャロリン・ラウブさん(32)は「保守的な地域ではセックスの話をするクラブなどと誤解され、不当な扱いを受けることが多い」と話す。
コメント
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