ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

国民投票法案が現実に・・

2007-04-13 01:34:47 | Weblog
本当に決まっていくね。

衆議院憲法調査特別委員会が通った。衆議院は楽勝で可決して、参議院と
今月中に決まってしまうらしい。

俺としては、憲法改正には投票者の過半数ではなくて
選挙権を持つ人すべての過半数として欲しいと思っている。

選挙に行かない人が多ければ、それは国民の意思を聞けて無いとして
改正は出来ないようにして欲しい。

改正したいなら国民に分かりやすく伝える努力が必要で
投票に行ってもらえるようにようにすべきだ。

今の法案では投票率が40~50%であっても
その過半数で改正が決まってしまう。

それは、国民の20~25%の人だけが賛成しても改正できてしまうのだ。
そんなことがあっても良いのか?
2,3割の人だけの意思で国の最高法規を決められてしまう。

憲法だよ、そんな簡単なことであっても良いの?

あまり興味を持って今の動向を眺めている人は少ないようだけど、
本当に恐ろしいことが今決められようとしている。

再確認したい。憲法は国民がお上から授かるものではない。
為政者を縛るために、国民が突きつけるのが憲法だ。

憲法にそぐわない法律を作らせないためのものだ。

時代に沿わなくなったとか、そんな詭弁でまことしやかに改正を目指す安倍首相。
一番に憲法遵守義務を負っている首相が現憲法を軽く扱う。
こんな状況を許してよいのか?

でも全然国民の意識は他人事だ。

衆議院で2/3もの議席を与党で占める今こそ、憲法改正の好機。
国民も他人事の今、そう、今やらずしてということだろう

本当に日本の方向が変わる大きな転機に俺たちは遭遇しているのに、
その感覚が社会には感じられない。

今この国を2分するとすれば、憲法で特に9条のことだろう。
自民党との対立軸を民主党には求めたいのに、その役割を果たしてくれない。

既成政党では国民の意識を吸い上げることが出来ないのだ。
このことが、無党派層を増やしていると思う。

海外の緑の党にあたるのか、第3の党の出現を国民は望んでいるのかもしれない。
なんせ、投票が出来る相手が見当たらないのだと思う。

しかし、これで本当に良いのか?不思議で堪らない・・本当にいいの?
コメント (2)
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