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ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

関西クイアフィルムフェスティバル「誓いますか?/誓います」大阪の人必見だ2

2005-07-22 01:13:12 | Weblog
「誓いますか?/誓います」おすすめ! 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2005より

 遺言書を残さなかったパートナーの突然の死に残された俺たちはどうなってしまうのか?
 
 ゲイ二人で農場を営んでいた何十年も連れ添ってきた彼らだったが、土地名義を持つ方が無くなった為に、まったく家族の付き合いも無かった甥が登場して財産差押え、すべてを奪われる。

 せめてものと二人の思い出の品をトレーラーハウスに隠したが、無法者連中にめちゃくちゃにされていた。

 同性結婚が認められていたならば対応できたこの状況にも法律は手厳しい。
 
 もう一例は警察官のレズビアンカップルが勤務中の事件で伴侶を失う。

 遺族年金は誰のものか?二人の関係をよく知っていたはずの家族なのに僅かな遺族年金をあてにして裁判にまでなってしまう。

 全米メディアはものめずらしさも含めて興味津々に裁判の行方を追いかける。

 勤務先でもカミングアウト済みだった二人は公認のカップルと同僚すべてが認める。
 
 殉職を痛む警察の壮大な葬儀では彼女が一番の席についていた、星条旗を渡されたのも家族ではなく彼女が受け取った。
 
 誰の目にも彼女は一番の大切な人であったし回りも認めていたのだ。

 それはとても素敵な関係を気づいていたに違いなかったのだろうな、と二人の職場での人間関係がしのばれる。

 なのに同性結婚につながる判例となるのを恐れたか無常の判決を言い渡す。

 不慮の死を遂げた彼女の最後の様子を裁判で同僚が話すシーンは二人の固い絆を感じさせるエピソードで、俺は嗚咽が止まらなかった。

 衝撃と空しさ、俺たちの尊厳が踏みにじられている思いに震えが止まらなかった。
 
 後のトークセッションでは同性結婚だけが解決方法ではないのかもしれないこと、ヘテロにも役立つ制度になるだろうパックスやシビルユニオンの紹介、
 国の制度が先であっても民間企業の家族割引などの適用枠を広げさせる運動など、階段を一つ一つ上がって権利を拡張していこうといった赤杉康伸さんの話に興味を持った。
 
 関西クイアフィルムフェスティバルで7/24に上映予定。是非!
 関西Queer Film Festival  http://www.geocities.jp/kansai_queer_film/