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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

カスピアン王子の角笛(ネタバレ)

2008-05-25 22:59:10 | 映画
結論から言うと,めちゃめちゃ面白かったです。今年観た映画の中では,間違いなく1番です~。原作が有名ファンタジー小説の映画化って,うまくいかない物が多いですが,これは映画の方がよかったです。(実は,別ブログにも書きましたが,内緒ですけど(笑),原作は,あまり面白いとは思わなかったんですよ。)

トールキンがディズニー嫌いで,LOTRを絶対にディズニーに渡さんと言っていたのは有名ですね。ディズニーがそれを気にしていたのかどうかはわかりませんが,ナルニアの映画化権を取って,復讐を果たしたようにも見えます。第2作としては,少なくても第1印象で比較するなら,ロード・オブ・ザ・リングの第2作,二つの塔,より,こちらの方がよかったです。え?そこまで? 言っちゃいますよ~。

基本的に,原作にかなり忠実でした,が,(^^;),原作のちょっとう~ん?だった所はさりげなく省略またはちょっと改変(笑),で,原作になかった所をちょっと味付けして追加,と,ライオンと魔女の時と,基本的に同じ戦略ですね。でも,今回は,さらに映画として良く出来ていました。原作が短いので,映画として味付けし易そうというのもあるかもしれませんが,制作陣の,ナルニアに対する並々ならぬ愛情と熱意が感じられますね。

今回,スーザンがとてもカッコ良かったです。身のこなしも,声もキマってました。やや原作以上に強かったかなあと思いました。女性キャラクタを原作以上に強くするのは,最近のハリウッド映画の困ったお約束ですが,やっていいキャラクタと,絶対にやってはいけないキャラクタがありますよね。スーザンを思い切り強くして,ルーシーは一緒に戦わせず,控え目にしていましたが,これがとてもよかったです。制作陣はうまく調整しましたね。今回ペベンジー家の主役は,まるでスーザンだったみたいです。(笑)

カスピアン王子は,最初ポスターを見た時,若き日のスネイプ教授か?!(笑)と思うような暗い容姿にびっくりしましたが,よく観れば,叔父に命を狙われ,抑圧の中で生きてきた王子ですから,合っているんですよね。(本の挿絵が可愛すぎ)次回も出演という事で,また楽しみです。

1つ心配なのは,映画と映画の間がちょっと開き過ぎのような気がします。次回作は2年後なんですよね。最終章に到達する頃には,子供達の年齢がかなり行ってしまうのではないでしょうか?。

とりあえず,来月に2回目の鑑賞(水曜日にっ),そして今回も,ただのDVDだけでなく,EE版を買う事に決定しました。ただ,EE版は限定かもしれないので,よくチェックしておかなくては!


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